イベント
「Identity V」日本最強はZETA DIVISIONの手に。”2022 夏季 IdentityV Japan League”決勝大会レポート
本稿では,会場で激戦が繰り広げられた決勝戦の模様と,リーグ戦全体の表彰式の様子をレポートする。
「Identity V」公式サイト
「IdentityV Japan League」(以下,IJL)は,2019年にスタートしたIdentity V Championshipに連なる「Identity V」の公式大会だ。今年からプロリーグ化したIJLの2022夏季シーズンには,AXIZ WAVE,Crest Gaming,DAWN,FENNEL,REJECT,SCARZ,ZETA DIVISIONの7チームが参戦。リーグ戦最終日となるプレイオフDay6には,前々日,前日に行われたプレイオフトーナメントを勝ちあがったDAWN,SCARZ,ZETA DIVISIONの選手,コーチが会場に集結し,IJL初代王座の座をかけ戦いを繰り広げた。
ZETA DIVISION対SCARZの組み合わせとなった決勝戦は,プレイオフトーナメントを無敗で駆け上がってきたZETA DIVISIONが,SCARZのサバイバー全員が生存する4逃げを決められて1回戦を落とす波乱の展開でスタートする。
しかしレギュラーシーズンから安定感のある戦いを見せていたZETA DIVISIONは,2回戦でハンター側,サバイバー側,どちらでも勝利してポイント差をつめつつ,勝敗も1勝1敗のタイに持ち込むと,3回戦も続けて勝利。優勝へ王手をかけた。
流れを引き寄せたかに思えたZETA DIVISIONだったが,4回戦はSCARZが逆襲。SCARZはサバイバー側で臨んだ4回戦前半で,1回戦と同様の4逃げを決めてポイント差で大きく上回ると,ハンター側の後半戦は引き分けで手を打ち,確実に2勝目をゲット。圧倒的優位な状況で5回戦にZETA DIVISIONを引き込んだ。
5回戦を引き分け以上でやりすごせば優勝できるSCARZは,ハンター側でのプレイの5回戦前半でZETA DIVISIONのサバイバーを二人倒し,勝ちに等しいドローを獲得。これで勝負あったかに思われたが,ZETA DIVISIONがハンター側に回った後半戦,ZETA_alf選手がスーパープレイを連発。SCARZのサバイバー達を次々と葬り去り,4吊りを達成して逆転勝利。シーズン中は高い安定感,プレイオフでは劇的な展開で勝ちをもぎ取ったZETA DIVISIONが,IJL初の”夏の王者”の栄冠を手にした。
また,この日はシーズン全体で優秀な成績,活躍を見せた選手やチーム,スタッフへの表彰式も行われた。受賞者は以下のとおりだ(敬称略)。
- 最優秀演繹選手賞 サバイバー部門:ZETA_Kznk
- 最優秀演繹選手賞 ハンター部門:ZETA_alf
- 最優秀新人賞 サバイバー部門:RC_Alphar
- 最優秀新人賞 ハンター部門:AXZ_Rose
- もっとも影響力を持つプロチーム:ZETA DIVISION
- 最優秀運営チーム賞:REJECT
- 優秀マネージャー賞:SkyCrawlers
- 優秀コーチ賞:ZETA_Latty
- 優秀キャスター賞:もしうさ
- 優秀クリエーター賞 絵師部門:ゆっく@luvmilkshakes
- 優秀クリエーター賞 文章創作部門:つなまよ@mayo0813
- 優秀クリエーター賞 動画創作部門:さけおにぎり@Onigiri_union
最優秀演繹選手賞 サバイバー部門を獲得したZETA_Kznk選手 |
ハンター部門の最優秀演繹選手賞に選ばれたZETA_alf選手は,決勝戦のMVPにも輝いた |
なお,決勝戦を含めた2022夏季IJLの試合は,「Identity V」の公式YouTubeチャンネルで視聴が可能となっている。試合のより細かいディティールや予選からの流れを知りたい人は,そちらもチェックしてほしい。
「Identity V」公式サイト
- 関連タイトル:
Identity V
- 関連タイトル:
Identity V
- 関連タイトル:
Identity V
- この記事のURL:
キーワード
Privacy Policy, Terms and Conditions (C)1997-2018 NetEase, Inc.All Rights Reserved
(C)2018 NetEaseInc.All Rights Reserved
(C)2018 NetEaseInc. All Rights Reserved