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[TGS 2018]新作ゲーム「コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ」が今冬配信。DMM GAMESステージではFLOWが新曲&主題歌ライブを披露
本作は,2006年に放送されたTVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」を原作とする,DMM GAMESで配信予定のアクションRPGだ。プラットフォームはPC,スマートフォン(iOS / Android)で,今冬の配信予定となることがステージで明かされた。
コードギアスシリーズは絶対遵守の力により,他人を強制的に従わせる能力を持った少年「ルルーシュ」の野望を描いたピカレスクロマンとして,最初の放送から12年経っても冷めない人気を博している。
ステージには,C.C.(シーツー)役のゆかなさん,紅月カレン役の小清水亜美さん,C.C.の衣装を着た公式コスプレイヤーのえなこさん,そしてDMM GAMES ゲームプロデューサーの水俣和也氏と,ゲームディレクターの松岡啓介氏が登壇した。
まずアニメの思い出について聞かれた声優陣は,収録現場が“独特な戦場感”であったと口にする。具体的な内容は語られなかったが,今でも思い出してしまうほどの熱量をかけていたという。えなこさんもアニメの大ファンらしく,好きなエピソードをしきりに語っていた。
アニメの話題がひと段落ついたところで,いよいよロストストーリーズの話題に移った。
本作は“原作の魅力を生かして密度を増す”をコンセプトに,プレイヤー自身が主人公となって,コードギアスの世界でオリジナルストーリーを体験していくものらしい。主人公は「男」「女」がそれぞれ存在し,いずれのキャラクターデザインも「しらび」氏が担当している。なお,ボイスキャストの選定は目下検討中とのことだ。
ゲーム内には当然,コードギアスでお馴染みのキャラクター達が登場する。ビジュアルイラストにはとくに力を注いでいるらしく,ローンチ時に100枚以上のイラストを実装できるよう,現在制作を進めているという。「アニメで1回しか出ていない衣装」なども可能なかぎり拾っていくとのことなので,C.C.ファンは歓喜するかもしれない。
しかし,ゲームとして,より重要視しているのはアクション面だという。ゲーム内では機動兵器「ナイトメアフレーム」(以下,KMF)の挙動に注力しているらしい。
本作のKMFはデフォルメ化されているものの,松岡氏は「スラッシュハーケン」(ワイヤー式アンカー)などを用いて,コードギアス特有のアクションを活かしたいと語る。また登場するKMFに関しても,「ランスロット・アルビオン」や「紅蓮聖天八極式」といった,作中の新世代機も登場させる予定だという。
新作の紹介はここで終わりとなり,最後に水俣氏から今冬となっている配信時期について「桜の花が咲くころにはリリースしたい」と語られた。まだまだ知りたいことが多いのに……と,観客やメディア陣が若干の消化不良を感じていたところ,ディスプレイ上でゼロがサプライズプレゼントを用意していると宣言した。
それはなんと,“コードギアスの主題歌と言ったらこのバンド”の「FLOW」によるライブだったのだ。
まずは,TVアニメ第2期「コードギアス 反逆のルルーシュR2」第2クールのオープニングテーマ「WORLD END」でスタート。元々,ステージ上に機器が設置されていたので,薄々感づいていた人もいたかもしれないが,DMM GAMESのステージ自体が“こういうセット”だと思っていた人には,それこそ本当にサプライズとなったことだろう。
実際,彼らが壇上に現れたときの観客からの歓声(男性・女性問わず)と言ったら,TGS 2018中でも有数の“大興奮”であったのは間違いない。そう言ってしまっても差し支えないほどの熱狂が生まれていたのだ。
1曲目を終えると,ボーカルのKEIGOさんが「10年以上の月日が経って,またコードギアスと関われるなんて,本当に光栄です」と口にする。デビュー15年めを迎え,昨今は“アニソン縛りライブツアー”なるものを実施していたり,来年1月に武道館ワンマンライブを控えていたりと,これまで以上に精力的な活動を続けているFLOWにとっても,コードギアスとの関りは感慨深いものになるという。
さらに続けて,新作のロストメモリーズでもテーマソングを担当することになったと明かされ,その場で新曲「PENDULUM」がお披露目されることに。作品に感謝を込め,コードギアスの世界観で作り上げたというその楽曲は,コードギアスのファン(とFLOWのファン)には必聴の出来であった。
しかし,こうなると“あともう1曲”を欲しがるのがファン心理というもの。コードギアスのファンという意味では同士であるFLOWも同じ気持ちだったのか,「(コードギアスのライブなのに)これを歌わなきゃ帰れません!」と会場の期待に呼応する。最後はもちろん,TVアニメ第1期 第1クールのオープニングテーマ「COLORS」しかない。
ステージの周囲でどれだけの観客がFLOWに湧いていたのかは,人の波が桁外れだったため確認することはできなかった。TGS 2018の最終日に巻き起こされたブラックリベリオンは,さすがコードギアスと賛美を送りたくなるほどの熱量だった。
ライブ終了とともに,ディスプレイ上にまたしてもゼロからの入電が。なんでも今後は“百万のキセキ 再び”をスローガンに,「事前登録100万人の達成」「100万DLの達成」のための大規模プロモーションを実施していくという。
昨今の弱肉強食なソーシャルゲームの世界で,これほど正面突破な目標を宣言するケースは珍しい。ゲーム業界にしても,謙虚さを美徳として支持を増すのがスタンダードとなってきている。それだけに,この宣言はなかなかどうして,興味を惹かれてしまいそうだ。
非常に満足度が高いステージイベントだったが,ゲーム内容の情報がそれほど得られなかったのは少々残念だ。ただ,DMM GAMESの最終日のイベントは,そんな残念さも吹き飛ぶほど,熱く素晴らしいものだったのは間違いないだろう。
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