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プロ選手,凄腕小・中学生,マスクマン(?)がタッグバトル! 「『ぷよぷよeスポーツ』プロアマタッグ 2on2トーナメント」レポート
このイベントは,「ぷよぷよeスポーツ」の公式大会としては初となるタッグマッチ形式の大会だ。メインステージで行われた決勝トーナメントでは,プロプレイヤーを中心に選出された招待選手と,当日予選のスコアアタックを勝ち抜いた小・中学生のプレイヤーがペアを組み,2試合先取制のシングルエリミネーションを戦った。
決勝トーナメントの初戦が始まる前,実況・解説を担当する飛車ちゅう選手は「タッグマッチは小さめの連鎖でも決め手になりやすい」と述べていた。その言葉どおり,ペアのどちらかが早めに2〜5連鎖を組んで攻撃を仕掛け,序盤から両チームにおじゃまぷよが行き交う展開となり,スピーディにラウンドを取り合う試合が続いた。
その一方,試合の合間に設けられた20秒の相談タイムを使い,先手を取られたペアが反撃に転じるといった,タッグマッチならではの光景も随所に見受けられた。
そんな決勝トーナメントを勝ち上がったのは,初代「ぷよぷよ」で名を馳せたレジェンドプレイヤーのテルル選手と,解説のmomoken選手にシルエットが“激似”のマスクマン1選手のペア。これに対するは,全国都道府県対抗eスポーツ選手権やレディースカップで結果を残しているサヤナ選手と,プロプレイヤーのような腕前を持つマスクマン2選手によるタッグチームだ。
奇しくも,マスクマンを擁するチーム同士の対決となった決勝戦。さっそくペースを握ったのは,マスクマン2選手&サヤナ選手だった。マスクマン1選手の先制攻撃を受けながらも,足並みを揃えた4連鎖×2で反撃し,最初の攻めでマスクマン1選手を沈めると,テルル選手にも追撃を緩めず,先手を取る。
しかし,続くラウンドはマスクマン1選手が逆襲を見せる。1人だけ全消しに成功し,マスクマン2選手とサヤナ選手に大量のおじゃまぷよを送り込み,ほぼ反撃の余地を与えずに勝利。マスクマン1選手は続く第3セットでも全消しを決め,テルル選手の連鎖と合わせた火力の高い攻撃で相手チームを圧倒し,第1セットを獲得する。
第2セットは,両チームの連鎖が飛び交う展開となった。第1ラウンドは最初のやり取りで発生したおじゃまぷよに耐えたマスクマン1選手が反撃の5連鎖を決め,優勝へ王手をかける。しかし,第2ラウンドは逆に,マスクマン1選手の先制攻撃をマスクマン2選手が2連鎖でいなすと,サヤナ選手の5連鎖,マスクマン2選手の本線(4連鎖)の追い打ちで相手チームを同時にKO。逆転勝利への望みをつないだ。
まさに互角の勝負となった戦いに決着をつけたのはテルル選手だった。最終ラウンド,4色18個のぷよを同時に消す火力の高い2連鎖でサヤナ選手を倒すと,マスクマン1選手との波状攻撃で,粘るマスクマン2選手も撃破。この結果,「ぷよぷよeスポーツ」初の2on2公式大会は,マスクマン1選手&テルル選手が栄冠に輝いた。
なお,YouTubeのぷよぷよ公式チャンネルにて,今大会の決勝トーナメントの模様が公開されている。各試合の戦いを見たい人は,ぜひ視聴してほしい。
「DreamHack Japan 2023」公式サイト
「Puyo Puyo Champions / ぷよぷよeスポーツ」公式サイト
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