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  • 発売日:2019/10/08
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印刷2019/10/11 20:00

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【PR】ゼクスへの愛情あふれる作り込みと,細部まで行き渡るサポート機能で快適なプレイフィールを実現した「Z/X Code OverBoost」を紹介

 ブロッコリーは,トレーディングカードゲーム「Z/X -Zillions of enemy X-」を原作としたスマートフォン向けRPG「Z/X Code OverBoost」(ゼクス コード オーバーブースト。iOS / Android)の配信を開始した。

 「Z/X」シリーズのファンは発表から一年以上待ち続けていた作品であり,現在はアニメも放送中ということもあって,本作に期待を寄せているファンは多いだろう。筆者も垂直跳びを練習しながら待ち続けていたクチである。そして今,ついにGlorious Landing(栄光ある着地)の瞬間がやってきたわけだ。

 というわけで本稿では,筆者が本作に触れてみてのプレイフィールとともに,数々の人気ゼクスとゼクス使いたちが登場してド派手な戦いをくり広げる「Z/X Code OverBoost」の魅力をお伝えしていく。なお本作のジャンルはカードゲームではなく,“RPG”となっている。

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「Z/X Code OverBoost」公式サイト

「Z/X Code OverBoost」ダウンロードページ

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 まずは,本作の世界観の下地となるTCG版「Z/X」をおさらいしていこう。あくまで原作のお話なので,Code OverBoostの話が気になる人は読み飛ばしてしまっても構わない。

 物語が展開されるのは現代の日本だ。ある時,各地に“可能性軸の異なる5つの未来”に繋がるゲート「ブラックポイント」が突如として出現。その中からは,独自の進化を遂げた未来人類「ゼクス」が現れ,自らの世界を“正史”とするための戦争が勃発する。

 しかし,ゼクスがブラックポイントから遠く離れるためには,パートナーとして現代の人間「ゼクス使い」が必要となる。侵略者との不思議な共存関係のもと,それぞれの思惑が入り乱れる戦いが展開されるのがTCG版「Z/X」の世界だ。

TCG版「Z/X」の物語は,イベント投票や大会の結果によって変化する仕組みが採用されている。今までの物語や,各キャラクターの歩んできた軌跡については公式サイトで確認しよう
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 さて,本題に移ろう。「Z/X Code OverBoost」の世界は,そんな5つの世界(未来)が休戦協定を結んだパラレルワールド。物語の舞台となるのは,各世界の技術提供によって創設された「九頭竜学園」だ。

 プレイヤー(主人公)は,九頭竜学園に入学した生徒……だったのだが,何の手違いか“教師”として学校に招かれてしまう。プレイヤーは学生兼教師として,呼吸をするかのごとく引き起こされる問題の数々を解消していくことになる。

プレイヤーにゲームの基礎を教えてくれる「リルフィ」は,プレイヤーのナビゲーターであると同時に主人公のパートナーゼクスでもある
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 本作の物語は,あくまで世界観の基礎をTCG版「Z/X」と共有しているだけなので,原作を知らない人でも問題なく物語を楽しめる。もちろん,原作を知る人ほどニヤリを通り越してニヤニヤし続けられる要素が山ほど用意されているので,Z/X初心者も熟練者も安心してプレイしてほしい。

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 また,この世界観は月刊Vジャンプ(集英社)で藤真拓哉氏が連載しているコミカライズ作品を原作とするアニメ「Z/X Code reunion」に近い構造になっている。ゲームにはアニメ版オリジナルの登場キャラクターも本作に登場するので,そちらのファンも期待しておこう。

九頭竜学園の校長は,青の世界のアドミニストレータことベガさん。合理的ゴリ押しによりプレイヤーを生徒兼教師という役職に押し込んだ張本人
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教頭先生はベガと同じアドミニストレータのポラリスさん。原作ではベガと対立する立場にあったキャラクターだが,本作では協力関係にあるようだ
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 では,ここからはゲームの内容について紹介していく。本作の基本的なプレイサイクルは,一般的なスマートフォン向けRPGの文脈を踏襲したもので,時間回復するリソースを消費してクエストに挑み,物語を楽しみながら仲間のゼクスを成長させていく形式が採用されている。

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 バトルが楽しめるコンテンツは,ストーリーを読む「メインクエスト」のほかに,プレイヤー同士で戦ってレートを競う「ランクマッチ」や,ゼクスが入手できる「鈴鹿御前獲得クエスト」などが用意されている。いずれも遊べば遊ぶほど豪華な報酬が得られる仕様なので,自分の好きな遊び方に合わせたコンテンツをプレイしよう。また,「レイド」や「エンドレスバトル」などといったコンテンツも準備されているようだ。

メインクエストではストーリーが楽しめるほか,バトルで高評価を得ることで追加の報酬が獲得できる
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 ゲームに触れてまず驚いたのは,ちびキャラの姿で戦うゼクスたちの作り込みっぷりだ。ひとりひとりのデフォルメの感覚が絶妙で,複雑な機構を持つ青の世界のロボットたちや,以前から筆者の中で「どう動いているのか分からない」と評判だった白の世界のガーディアンも自然なアクションを見せてくれる。

 原作では1枚絵とテキスト情報のみで想像を膨らませるしかなかったゼクスたちが,ゲームでは声がつき,縦横無尽に動き回っている……。それだけでも,公式サイトでストーリーやキャラクターコラムを読み漁っていたファンにとっては最高のご褒美と言えるだろう。

例として,赤の世界のゼクス「キャノンシェル」は戦車に乗って戦ってくれるだけでなく,しっかり生身のアニメーションも用意されている。しゅほうはっしゃー!
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学校の校庭にゼクスたちを配置すると,ちびキャラたちが歩き回る様子が観賞できる。一緒に戦いをくり返して親密度を上げたゼクスからはアイテムをもらうことも可能だ
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 ゼクスの主な入手手段は召喚(いわゆるガチャ)で,10連召喚を回すためにはR結晶が1500個必要となる。各種キャンペーンやイベント,クエスト報酬などで入手できるR結晶や召喚チケットを含めると,筆者はメインクエストを第4章まで進めたあたりで,10連召喚を2回,単発を20回ほど実行できた。

 また,ゲーム開始時点でUR「リゲル」がもらえるので,序盤はリゲルを中心に召喚で獲得したゼクスで戦力を整えるのがオススメ。手持ちのゼクスを入れ替えながら戦い方を覚えつつ,自分だけの編成を作り上げていこう。

ゼクスの召喚は「ブラックポイントルーム」でガチャガチャッと(リルフィ談)行える。どうやらこの学園には独自のブラックポイントが存在するらしい
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登場するゼクスたちのレアリティは,TCG版「Z/X」とはけっこう異なる。かなりの大出世を果たしているゼクスもいるので,原作を知っている人はそのあたりにも注目
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ゼクスの特徴を活かしたチーム編成が勝利の鍵
パートナーとの「オーバーブースト」で一発逆転も!


 続いて,バトルシステムの詳細についても触れていく。本作のバトルは基本的に自動で進行し,事前にチーム編成したゼクスが敵を攻撃してくれる。バトルのアニメーションを高速再生できる倍速機能「SPEED」や,各種スキルを自動で発動してくれる「AUTO」といった機能はひととおり揃っているので,一度システムを理解してしまえば快適にプレイできる。

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 チームは最大で5体のゼクスと,それを率いるリーダー(ゼクス使い)で構成される。ゼクスを配置できるバトルフィールドには「前衛」「中衛」「後衛」の3種類が存在し,ゼクスごとに配置できる位置が異なる点に要注意だ。

チームのプリセットは5つまで作成できる。まずは各属性に特化したチームを1つずつ作成しておくのがオススメ
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ゼクスはそれぞれの出自に合わせて「赤」「緑」「青」「白」「黒」「無」のいずれかの属性を持っている。赤緑青は3すくみ,白黒は相剋関係にあるので,挑戦するクエストに合わせてチームの編成を調整すべし
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リーダーにも属性が設定されており,パッシブスキルで同じ属性のゼクスを強化してくれる。また,リーダースキルでバトルを直接支援することも可能で,同じ属性を持つリーダーでもスキルの内容で差別化がはかられている
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 なお,チーム編成には上限コストが存在し,コストを超える編成はできない仕様になっている。とはいえ,上限自体は最初からかなり余裕を持って設定されているので,それほど不自由は感じなかった。高レアリティなゼクスは比較的高コストに設定されている傾向にあるので,高レアリティなゼクスばかりを並べられないようにする配慮だろう。

クエストのステージ情報から「クリアチーム」をタップすると,これまでに同じクエストをクリアした他プレイヤーの編成が一覧で確認できる。なかなか突破できないときは,この機能を活用してチーム構築の参考にしよう
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クリア済みのクエストで「スキップチケット」を使えば,バトルをすっ飛ばしてクリア報酬が得られる。新たなゼクスやリーダーの育成,報酬の回収など,役立つ場面は非常に多い
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ゲームがある程度進行すると,ゼクスを配置できる位置が限定されるかわりに,それぞれのマスに特殊効果が設定される「陣形」が獲得できる。手持ちのゼクスと相談して,戦略に噛み合う陣形を選択すべし
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 また,ゼクスは「メモリ」と呼ばれる装備品で強化することも可能だ。単純にステータスを強化できるだけでなく,特定の状態異常への耐性を高めたり,致死ダメージから一度だけ復活したりと,その効果はさまざま。強敵に挑戦する際には,相手の能力に合わせたメモリを装備するのも重要になる。

メモリ自体にもレベルの概念が存在し,アイテムを使って能力を向上させたり,レベル上限を引き上げたりできる
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 バトルでダメージの応酬が発生すると,ゼクスはTP(タクティカルポイント)を入手してゲージが溜まっていく。それがマックスになったとき,TPをすべて消費して発動できるのが「オーバードライブ」だ。いずれもゼクスの個性を象徴するような能力を持っているので,新たなゼクスを獲得したらまずはオーバードライブの効果をチェックしてみよう。

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オーバードライブには攻撃だけでなく,支援や妨害に特化したものも存在する。レイドボスなどの強敵と戦う際には防御系のオーバードライブも重要になるので,各属性の「防御役」「攻撃役」「妨害役」をそれぞれ用意しておくとスムーズに編成できる
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オーバードライブのカットイン表示は設定で切り替えられる。表示方法を「1日1回」に変更すれば各キャラクターのカットインが毎日初回分だけ表示されるので「カットインは見たいけど毎回見るのはちょっと……」という人も安心だ
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 さらに,メインクエストをある程度進めると「オーバーブースト」が発動可能になる。これは,リーダーと強い結びつきを持つゼクス(パートナーゼクス)がチーム内に存在するときにのみ使用できる能力で,発動後は一定時間リーダーとゼクスが“合体”して能力が向上する。効果はいずれも極めて強力なので,チーム編成の際にはパートナーゼクスを優先して組み込みたい。

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オーバーブースト中は,オーバードライブも強力なものに変化する。TPが溜まったあとはすぐに使用せず,オーバーブーストが可能になるまで待つのも手だ
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 ゼクスは戦闘を重ねてレベルを上げるだけでなく,素材を消費して「覚醒」させたり,複数のゼクスを消費して「進化」を行ったりすることでも強くなっていく。なかなか突破できない強敵が現れたときは編成の調整に加えて,これらの機能を使って基礎能力を高めるのも大切だ。

アイテムを使って「強化」を行えば,ゼクスに経験値が与えられる。新しく入手したゼクスを第一線に投入したいときに便利だ
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「覚醒」を行う際には,パネルの中から項目を選んで開放する
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複数の同じゼクスが手元にある場合は,それを消費することで「進化ポイント」が貯まる。最大まで累積すると「進化」が発生して“星”が増え,星を5つ揃えればレアリティが上昇する仕組みだ。同名のゼクスであればレアリティが異なっていても進化ポイントは貯められるので,低レアリティのゼクスも無駄にはならない
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 ゲームに触れられない時間帯は「特訓」を活用しよう。ここではゼクスを一定時間派遣し,一定時間後に経験値やアイテムなどの報酬が得られる。特訓に出しているゼクスも通常通り使用可能なので,特訓させられているゼクスはちょっと大変だが常時特訓に出しておくのが高効率だ。

特訓は最低でも3時間の長さがあり,それほど頻繁に回収を要求されないのはありがたいところ。特訓に出せるチーム数は一度に5人までで,挑戦可能な回数が限られているものを先にこなすのがオススメだ
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 しばらく触れてみての感想だが,編成からクエストに挑戦するまでの導線や,バトルの快適性を高める各種機能などが丁寧に作り込まれている印象を受けた。スキップやオート機能の搭載はもちろん,それらの機能のON/OFFをバトル前に調整できる点など,細かな配慮が行き届いているためにストレスなくストーリーやバトルが楽しめる。

 そうした配慮のおかげで,本作で初めて「Z/X」関連コンテンツに触れる人は完全新作アプリとして,原作を知る人は超高品質なキャラクターコンテンツを楽しむ作品として成立している。現時点では実装されていないゼクスやゼクス使いも大量にいるので,いち原作ファンとしても今後の展開に期待せざるを得ない。

レアリティとコスト,能力のバランスも細かく調整されている。例としてSR「阿那婆達多」はコスト10,R「牡丹」はコスト5だが,レベルアップ時の成長率を考慮しても格差はそれほど大きくない。先述したとおりチームにはコスト制限があるため,低レアリティのゼクスも工夫次第で使い続けられそうだ
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