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文明を築いていくストラテジーゲーム「HUMANKIND」の最新トレイラーが公開。発見や発明で得られる“名声”が勝利条件に大きく関与
フランスのパリを拠点に,「Endless Space」や「Endless Legend」といった探索,拡張,開発,そして敵のせん滅を重視する,いわゆる4Xゲーム(※)の開発を行ってきたことで知られるAmplitude Studios。最新作となる「HUMANKIND」は,青銅器から中世,現代まで6つの時代を通して自分の文明を育てていくという,「シヴィライゼーション」を彷彿させる作品だ。
※探検(explore),拡張(expand),開発(exploit),殲滅(exterminate)の4要素を備えたゲーム
ただし,バビロンやギリシャ,日本といった文明の“金型”は用意されているものの,時代の進化によって独自の味付けを加えていくことが可能で,最終的に作成できる文明は100万パターンを超えるという大きな特徴を持っている。
今回のビデオダイアリーで紹介されているのは,発見や発明を通して得られる“名声”というポイントで,これは,時に他国と戦いながら文明の進化を目的とする本作の勝利条件に影響するようだ。また,新しい時代に突入することで獲得できる“Era Star”といったポイントもある。これは,次の時代に移った際に,人口増加率や,戦争時のユニットの生存率,税収といった項目に投資することができるもののようだ。
本作が面白いのは,新しい時代に突入する際に,その時代の特性を持つ史実に近い文明パターンの中から,幾つかを選択できるようになっているという点だろう。プレイヤーは,地域に関わらず新しい文明を選べるので,エジプトからクメール,そしてバイキングへと進化を遂げていくことも可能だ。
また,文明を変えるのではなく,過去の文明そのものを新しい時代に進化させるという文明持ち越しのシステムも用意されている。これによってプレイヤーの個性やプレイスタイルをしっかりと反映させた進化を楽しめるというわけだ。
今回のトレイラーには“エンブレム”という特定の時代を象徴するユニットや施設なども登場しており,これらはその機能を残したまま次の時代にも利用できるとのこと。
ビジュアル面でも,古い施設が新しいランドマークとともに残されるといった趣向が見られ,このあたりが他の作品との大きな差別化に一役買いそうだ。
SEGA系の海外作品は日本語化されることがあまりないのが残念なところで,本作の公式Steamストアページでも,サポート言語に日本語は含まれていない。
ただ,文明建設を楽しむストラテジーゲームは日本でも人気のあるジャンルだけに,今後の続報には期待しておきたい。
「HUMANKIND」公式サイト
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HUMANKIND
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