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スポーツをテーマにした「人生ゲーム スポーツ」の先行体験&トークイベントをレポート
本イベントでは,ラグビーワールドカップ2019日本大会のアンバサダーの大畑大介さん,日本柔道界を牽引してきた篠原信一さん,サッカー日本代表でキャプテンを務めた中澤佑二さん,現役パルクール選手の泉ひかりさんがゲストとして登壇し,本作を先行体験しつつアスリートならではのトークを披露した。
「人生ゲーム スポーツ」は,1968年に第1作が発売されて以来,初めてスポーツをテーマにした「人生ゲーム」となる。プレイヤーはアスリートとしての人生を歩み,さまざまなスポーツを経験しながらお金を稼いでいく。最終的にもっとも稼いだプレイヤーが勝者だ。
登壇したタカラトミー 人生ゲームブランドプロデューサーの池田 源氏によると,本作はすべての世代の人にゲームを通じてスポーツの楽しさを知ってほしいという理由で企画されたとのこと。
「人生ゲーム スポーツ」に登場する競技はテニスなどのメジャーなものから,カバディのような名前は知っているけれどもルールはよく分からないレアスポーツ,そしてeスポーツといった新しいものまで全100種目以上。これだけの種目を揃えた理由として池田氏は,本作を遊んだ人が今後どんなスポーツをやりたいのか考えるきっかけにしてほしいからだと説明した。
また「人生ゲーム スポーツ」には,従来の「職業」に代わり,スピードやスタミナなどのスポーツに必要な8つの「才能」が登場する。各プレイヤーは,ゲームスタート時に最初に回すルーレットで自身の才能を決めて,そのあとゲーム内で「スポーツカード」を引くたびに才能と照らし合わせ,合致すればスポーツカードを入手できる。
さらに「人生ゲーム スポーツ」のマス目には,スポーツに関するさまざまなネタが記されている。これには本格的な競技でなくとも,温泉での卓球や雪合戦など日常の多くの場面にスポーツが存在していることに,気づいてほしいという気持ちを込めているそうだ。
加えて,プレイヤーの誰かが地区大会や全国大会などの大会マスに止まると,サブステージを使ってプレイヤー全員でミニゲームを行うことになる。このミニゲームは,コインを弾いて遠くに飛ばす100メートル走や,予想する決まり手にコインを置いていく相撲など,全16種類あり,大会ごとに順位に応じて金・銀・銅のトロフィーを獲得できる。
会場では,ゲストの4名が「人生ゲーム スポーツ」のマス目に書かれたスポーツネタをテーマにトークを繰り広げるコーナーも設けられた。
「激しい試合で記憶が飛び,次の日街の中で我に返る」というネタについては篠原さんが「絞め技で落とされたあと記憶が飛び,気づいたときには自宅で家族と話していた」とコメント。また大畑さんも,「試合中,頭を打ってそのあとの記憶がないことがあった。あとで自分のプレイをビデオで見たら,記憶に残っていない部分のほうがいいプレイをしていた」と話していた。
また「練習中に大きなケガ」というネタで,中澤さんが「試合中は危ないところには近づかないようにしていたので,大きなケガはしなかった」と話すと,泉さんが「危険を事前に回避する考え方は,パルクールに近い」とコメントしていた。
イベントの最後には,ゲストの4名が「人生ゲーム スポーツ」について改めて感想を述べた。中澤さんは「『人生ゲーム』自体はこれまでもちょこちょこプレイしてきたが,今回はスポーツがテーマなので事務所のスタッフと遊んでみたい」とコメント。また泉さんは「久しぶりに『人生ゲーム』を触ったが,皆で遊ぶゲームは楽しい。皆さんがスポーツで身体を動かすきっかけになってくれたら嬉しい」と語った。
篠原さんは「今度の正月は,ぜひ家族で『人生ゲーム スポーツ』を楽しんでほしい」とする。そして大畑さんが「最近は隣人とコミュニケーションを取る機会も少なくなっているが,『人生ゲーム スポーツ』があれば皆で盛り上がれる。コミュニケーションツールとして,またスポーツを知る入り口として楽しんでほしい」と述べて,イベントは締めくくられた。
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