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[TGS 2020]サイボーグ忍者が駆ける「Ghostrunner」のゲームプレイが公開。一撃必殺のメカニクスが光るハイスピードアクション
本作は,サイバーパンクの世界観をベースにした一人称視点のメレーアクションゲームである。物語の舞台となるのは,天変地異による世界崩壊後,人類最後の隠れ家となっている「ダーマタワー」と呼ばれる場所だ。プレイヤーは,ハイテクブレードを装備したサイボーグ忍者となり,敵対的なサイボーグ達を斬り倒しながら,ダーマタワーの最上階を目指していく。
まず注目したいのは,本作の舞台であるダーマタワーだ。タワーの内部は都市空間となっており,乱立された高層ビルとネオンの看板が幻想的な雰囲気を作り出している。ゲームエンジンにはUnreal Engine 4が使用されており,グラフィックスの水準は高い。ネオンきらめくダーマタワー内部は,歩いているだけでもサイバーパンク好きのお腹を満たしてくれそうだ。
アクションの軸となっているのは「パルクール」で,壁を走ったり長距離をジャンプしたりしてステージを駆け抜けていく。また,左手には電磁性のワイヤーフックのようなものが仕込まれており,これをオブジェクトに引っかけて立体的に移動することも可能なようだ。そうして移動しながら,見つけた敵に襲いかかり,一撃で切り伏せていくのが,本作のプレイスタイルとなる。
そしてもう1つ見逃せないのが,「一撃必殺」のメカニクスだ。本作でプレイヤーが握っているのは「単分子のカタナ」らしく,これを一太刀でも浴びせれば敵を一瞬にして両断できる。この一撃必殺とパルクールが組み合わさることで,ゲームに小気味よいテンポが生まれているわけだ。ただし,この一撃必殺のメカニクスはプレイヤーにも適用されるため,ゲームの難度そのものは結構高い様子だ。
事実,こちらがカタナなのに対して敵は普通に銃を使ってくるので,いくら反射神経の良い人でもこれを避けるのは難しいだろう。もちろん,そのままでは理不尽にゲームが難しくなるだけなので,本作にはあるギミックがプレイヤーに用意されている。それは「スローモーション」だ。これを使えば瞬間的に時間の流れを遅くできるので,うまく利用すれば敵の攻撃を避けたり弾いたりといった超人的なアクションも,現実味を帯びてくる。
番組内でのプレイを見る限り,何度も失敗を繰り返しながらプレイヤー自身のスキルを磨いていくのが,本作をプレイするうえでの醍醐味となりそうだ。
そんな「Ghostrunner」は,PC版とXbox One版が日本時間10月28日にリリース予定であり,PS4版,Switch版についても近日中に発売日がアナウンスされるそうだ。また,新たなカタナのアニメーションの追加や,操作性およびグラフィックスが向上した最新のデモ版が,Steamで日本時間9月30日にリリース予定となっているので,この記事で興味の沸いた人はダウンロードして遊んでみよう。
「Ghostrunner」公式サイト
4Gamerの「東京ゲームショウ2020 オンライン」特設サイト
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