連載
ブラックジャックで宇宙に挑め。スマホ向けRPG「Void Tyrant」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第2153回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,宇宙を股にかけるカードバトルに臨む,スマホ向けRPG「Void Tyrant」(iOS / Android)を紹介しよう。ブラックジャックによく似たルールを習得し,思考と選択と大いなる運に左右されるバトルを楽しもう。
「Void Tyrant」ダウンロードページ
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プレイヤーは画面上をタップしてマップを進む。1人称視点のダンジョンRPGのようなものだ。マップ上ではモンスターも出現するので,それらの困難に打ち勝ちながら,星系の制覇を目指していく。
そして特徴的なバトルでは,トランプの代表的なカードゲーム“ブラックジャック”のような駆け引きが繰り広げられていく。
戦闘中は画面左下のデッキからカードをドローし,カードに描かれた数字をアタックゲージに加算する。これを自分と相手とで交互に行い,最終的に数字が高いほうが“相手の数字の差分だけ攻撃”できる。
とはいえ,そこにブラックジャックらしい天井が設けられている。「2を引かないと攻撃されるけど,3以上を引いてもバストで攻撃される」など,心理的な障壁が横たわるのだ。加えて,アイテムや魔法,スキルも存在するなど,RPGらしい戦略性も織り交ぜられている。
チュートリアルを終えると,ヒーローキャラクターを雇用し,本格的な冒険を始める。ヒーローにはそれぞれ固有スキルがあるので,プレイスタイルに合ったものを選びたいところだが,基本は冒険ごとのランダム生成キャラクターとなる。ケースバイケースの心持ちが大事だ。
独創的なカードバトルや収集要素により,じっくり遊んでいける本作。日本語化されていないのは難点だが,一風変わったカードバトルゲームを体験したいなら,ダウンロードして損はないだろう。
著者紹介:瑞嶋カツヒロ
Wikipediaに記事があることを密かに誇りに思ってしまうおじさん。好きなものは銃(ドンパチ)・病原菌(ゾンビ)・鉄(巨大ロボ)。思春期にTFCに傾倒したのが運の尽き,"キャプチャー・ザ・フラッグ"こそ最高のゲームモードと考えるようになった。早くVRで魔法少女になりたい。
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(C)2019 Armor Games Inc.
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