「ヘブンバーンズレッド」1周年記念ストア，内覧会をレポート。メインビジュアルを忠実に再現した等身大＆1/7フィギュアの出来栄えをチェック

　WFSがサービス中の「ヘブンバーンズレッド」（iOS / Android / PC）が1周年を迎える2023年2月10日から3月22日まで，渋谷PARCO 5Fにて“ヘブンバーンズレッド 1st Anniversary POP-UP STORE”が開催となる。本稿では，それに先駆けて実施されたプレス向け内覧会の模様をお届けししよう。

「ヘブンバーンズレッド」公式サイト

　店舗に入ると，さっそくメインビジュアルを再現した「茅森月歌 等身大フィギュア」と「茅森月歌 1/7 スケールフィギュア」が出迎えてくれる。
　これら2種類のフィギュアは，先日に開催されたリアルイベント「ヘブンバーンズレッド1st Anniversary Party！」で発表されたものだ。等身大フィギュアは今回で2回目の展示で，1/7スケールのフィギュアは展示の開始に合わせて予約受付がスタートする。
　まずは等身大フィギュアをチェックしてみよう。さすが等身大だけあって存在感は抜群だ。公式サイトに掲載されたメインビジュアルと見比べてみると，服のシワや細かなパーツなどもしっかりと再現されているのが分かる。

等身大フィギュア

メインビジュアル

　表情や髪の毛の造形などは，イラストともゲーム内の3Dモデルとも少し違った，フィギュアならではの解釈が含まれているように感じられた。透けて見えていた左目が，髪の切れ間からのぞく形で再現されている。いろいろな角度で眺めてみたが，どこから見ても格好いい。


　イラストでは水に浸かっていた足元も，靴まで見えるように調整が加えられている。波紋は光沢のあるカラーで再現され，舞う花弁は水面に散らされるなど，細かな部分にもメインビジュアルの要素を取り入れられているのが分かる。


　続いては，1/7スケールフィギュアを見ていこう。等身大フィギュアをそのまま縮小したような形で，ところどころに色合いと質感の違いが見られる。メインビジュアルでは確認できない，背面の装飾までバッチリと作り込まれていた。


　等身大との大きな違いとして，一部の装飾品や武器，台座などにクリアパーツが用いられている点が挙げられる。小さな花弁もしっかりと作り込まれているので，会場で鑑賞するときにはそういった細かな部分を等身大と見比べてみるのも面白いだろう。


　これらのフィギュアは，パルコ直営のアートフィギュア事業「1/ ONE SLASH」（ワンスラッシュ）が手掛けたもので，1/7スケールフィギュアはONLINE PARCOで販売される。価格は2万9700円（税込）で，2024年8月以降に順次発送される予定だ。予約の受付期間は5月8日までなので，参考にしたい人は会場に足を運んでみよう。

　なお，会場で案内をしてくれたスタッフに等身大フィギュアの今後について聞いてみたところ「予定は未定だが，何かしらの形で展示する機会を考えたい」といった返答を得られた。もしかしたら，今後も東京以外の場所で等身大フィギュアに出会える機会があるかもしれない。

ONLINE PARCO「ヘブンバーンズレッド　茅森月歌 1/7スケールフィギュア」商品ページ

　フィギュアの展示だけでなく，会場にはゲーム内イラストを用いたオリジナル商品の物販も用意されている。棚にはグッズがぎっしりと並び，その中には1周年記念イベントでも紹介された最新グッズも含まれているようだ。


　物販コーナーの隣では，メインビジュアルをアルミマウントに印刷した特別仕様アートの受注生産受付も行われている。A3サイズで3万8500円からという，なかなかの高額商品なので，実物を確認したい人は会場でチェックしてみよう。

「ヘブンバーンズレッド」公式サイト