プレイレポート
「Call of Duty: Warzone」のインプレッションをお届け。「CoD」らしいテンポの良さが魅力な,最大150人同時参加のバトルロイヤル
CoD: WarzoneはCoD: MWのプレイモードの1つという位置づけだが,スタンドアロン版も配信されている。基本的にはどちらも内容は同じだ。
CoD: Warzoneに用意されているモードは,「BATTLE ROYALE」と「PLUNDER」の2つ。それぞれ触ってきたので,順に紹介していこう。
なお,前述のとおりCoD: Warzoneは基本プレイ無料のタイトルとなっており,スタンドアロンのPC版はBattle.net(Blizzard Shopのリンクは「こちら」),PS4版はPlayStation Store(リンク),Xbox One版はMicrosoftストア(リンク)でそれぞれダウンロードできる。今回筆者が試したのはPC版だ。
プレイヤー達を運ぶ輸送機。マッチ開始時に挿入されるムービーはなかなかにかっこいい |
最後の1チームを目指して戦う「BATTLE ROYALE」モード
BATTLE ROYALEは最後の1チームになるまで戦いを繰り広げるという,昨今おなじみのモードだ。本モードでは最大3人でスクアッドを組み,戦場へと繰り出す。自分達を除いた49チームすべてが敵というわけだ。
開幕時はバトルロイヤルゲームの一つ「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(PC / PS4 / Xbox One / iOS / Android)などと同様に,プレイヤーはマップ上空を飛ぶ輸送機から,好きな場所へ自由に降下していくスタイルである。初期の武器として拳銃を装備している。プレイヤーは落下地点から戦いを開始し,移動しながら武器やアイテムなどの物資を集めて戦い抜いていく――というのがゲームの流れとなる。
多くのランドマークが用意されたマップ |
物資はむき出しのまま落ちていることもあるが,マップの各所には「サプライボックス」が設置されており,その中から武器や弾薬,キルストリークなどを入手できる。主な物資の供給源は,このサプライボックスとなるだろう。
主な物資の入手ルートになるサプライボックス。近くにあると独特の音が鳴るのですぐ分かる |
本作でユニークなのが,1度倒されても復活できる(かもしれない)システムだ。プレイヤーは倒されると「強制収容所」へと飛ばされ,そこで1対1の戦いに挑むことになる。そこで相手のプレイヤーを倒すとリスポーンできるという仕組みなのだ。
強制収容所へ送られるのは1マッチ中1回のみだが,復活する手段はほかにも用意されている。それがもう一つのユニークなシステム「購入ステーション」を利用する方法である。
倒されると強制収容所へ送られ,1対1の戦いに挑む。ここで負けると基地に送り返されるとか。どういう世界観なんだろうか |
マップには物資のほかキャッシュ(お金)も落ちており,それを拾い集めることで購入ステーションを利用できる。購入ステーションでは,アーマープレートや弾薬といった基本的な物資が購入できるほか,さらに「ロードアウト」の装備を呼び寄せるなど,特殊なサービスも利用可能。その中に味方を復活させるアイテムがある。
友達とプレイを始めて早々に1人だけやられてしまい,残り時間はずっと眺めているだけ,という悲しい出来事が往々にして起こるバトルロイヤルゲームだけに,復活するチャンスがあるのは嬉しい。
マップの各所に設置されている購入ステーション。資金があれば物資の補給などを行って,戦いを有利に進められるだろう |
バトルに勝利すると最後はヘリが迎えに来る。エンドロールが流れる映画っぽい演出は見もの |
マップに散らばるお金を集めてトップを目指す「PLUNDER」モード
CoD: Warzoneに用意されているもう一つのモード・PLUNDER。こちらは,制限時間内で一番多くのゲーム内のお金を集めたチームが勝利するという,BATTLE ROYALEとは一味違ったモードで,最大参加人数は102人。リスポーンが可能で,ロードアウトの装備を持っていける。
お金を集める手段は,基本的には物資を集める方法と同じで,街中に落ちているものを拾ったり,サプライボックスから入手したりできるほか,出てくるほか,「コントラクト」(アイテムなどを獲得できるタスクのようなもの)を受注して達成することでも手に入る。
BATTLE ROYALEとは違い,キャッシュ預入地点が追加されている |
そして大体予想はつくと思うが,お金は,別のチームを倒して奪い取るのもありだ。お金を最も所有している上位3チームはマップに居場所が表示されてしまうため,一攫千金狙いのライバルチームが襲い掛かってくることだろう。
マッチ中に倒されてしまうと,お金を落としてしまうが,「デポジットバルーン」というアイテムか,特定の地点にある回収ポイントで,お金を回収して保管することができ,奪われる心配がなくなる。これをうまく利用するのが勝利の鍵となりそうだ。
150人という大人数と「CoD: MW」のゲームシステムが作り出すテンポの良さ
本作はほかのバトルロイヤルゲームと比べてもかなりテンポが良い印象だ。150人ものプレイヤーがいるため,そこかしこで戦闘が起きる。キルストリークでUAVを呼び出せたりするため敵を見つけやすく,体力の回復もアイテムを使用しないためテンポよく戦える。個人的には戦いを避けて,上位を狙うというのもバトルロイヤルの魅力だと思うが,息もつかせぬ戦いの連続というのも,これはこれでありだと感じた。
プレイ時に「ベータ」と表示されていたので,本作はまだβ版ということなのだろう。これからさまざまな要素も追加されるはずで,スタンドアロン版もリリースされたことから,長期的なサービスも視野に入っているのかもしれない。
ともあれFree-to-Playのタイトルなので,興味を持った人は一度体験してみてほしい。
Blizzard Shopの「Call of Duty: Warzone」ページ
PlayStation Storeの「Call of Duty: Warzone」(コール オブ デューティ ウォーゾーン)ページ
Microsoft Storeの「Call of Duty: Warzone」ページ
「Call of Duty: Warzone」公式サイト
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