スクウェア・エニックスは本日(2020年9月27日),東京ゲームショウ2020 オンラインで公式生放送
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ゲームプロジェクト 秋の特別生放送!」 を配信した。
※画像は配信映像をキャプチャしたものです
この番組では,10月3日に始まるTVアニメ
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」 の放映に合わせてリリースされるアーケードゲーム「
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド 」と,スマホゲーム
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 −魂の絆−」 (
iOS /
Android )の最新情報を開発スタッフとゲストが紹介した。本稿ではその模様をお届けする。
左から,「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ゲームプロジェクト」総合プロデューサーの市村龍太郎氏,ダイ役の種﨑敦美さん,マァム役の小松未可子さん
左から,Vジャンプ編集部のサイトーブイ氏,コスプレイヤーのえなこさん
最初に紹介されたのは,「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド」だ。ゲームセンターでプレイできるカードゲームで,100円で1枚カードを手に入れ,それらを使ってカードバトルを楽しめる。4Gamerでは,その先行プレイレポートも掲載しているので,そちらも合わせて目を通してほしい。
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2020/09/27 19:00
放送では,第1弾カードに含まれる
「ドラゴンレア(DR)」「ギガレア(GR)」 のカードが披露された。「ダイの大冒険」でおなじみのキャラクターや,「ドラゴンクエスト」シリーズに登場したモンスター,そして歴戦の勇者達などがカードで登場する。もちろんこれらを使うことで,ゲーム内にそのキャラクターが登場する仕組みだ。
カードの中で最もレアなドラゴンレアのカード
こちらはギガレアのカード
「ドラゴンクエスト」シリーズから,歴戦の勇者達もカードとなって参戦する
カードのレイアウトは,かつての
「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」 のデザインを継承している。これは本作のプロデューサーである
中山 聖氏 (タカラトミーアーツ)が,同作のプロデューサーだった
市村龍太郎氏 に同じレイアウトで作らせてほしいと懇願して実現したそうだ。絵柄は「ダイの大冒険」のキャラクターと,「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターで,左側にある剣のデザインが異なる部分も注目点となっている。
第1弾で登場予定の,ほぼすべてのカードがこちら
マァム役の小松さんがゲームに挑戦。中央のおどるほうせきは,種﨑さんのチョイスだ
攻撃範囲を決めたら,ボタンを連打することでダメージが増える
強敵ハドラー登場! ボスとしてプレイヤーの前に立ちはだかる
自らが演じるマァムの必殺技発動時には,決め声でスタジオを沸かせた
ここで中山氏から,稼働の日程も明らかにされた。
正式稼働日は10月22日 となるが,
一部店舗では10月17日・18日に先行稼働 することも決定。稼働店舗については,公式LINEや公式サイトにて順次公開される予定だ。
正式稼働と先行稼働の日程が決定
早くもイベントの開催も決定した。参加者にはポップのカードとパプニカのナイフ,おためし冒険の書などがプレゼントされる
稼働と同時発売の「冒険の書セット」を購入すると,自分の分身となる「マイ勇者」で戦える。もちろん育成も可能だ
最新情報を発信する公式LINEもスタート
公式Twitterのフォロー&リツイートキャンペーンでは,抽選で100人にスペシャルカードがプレゼントされる
そして後半は「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 −魂の絆−」のコーナーに。iOSとAndroidで2021年に配信予定の「爽快“大爆進”RPG」である。
本作は「ダイの大冒険」の世界を舞台としたスマホゲームで,原作のキャラクター達が3Dモデルでゲームの中に登場する。ゲームのストーリーは2本立てで,ダイ達が主人公となり原作のストーリーを追体験する
「竜の軌跡」 と,プレイヤーキャラクター
「絆の勇者」 を主人公としたオリジナルストーリーを楽しむ
「絆の旅路」 が用意されている。後者は「ダイの大冒険」の原作者である
三条 陸氏 がシナリオを監修し,主人公を導くキャラクター「ピラちゃん」は,同作の作画を手がける
稲田浩司氏 が描き下ろしたものだ。
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』第二弾PV
VIDEO
3Dで構築されたキャラクター達。ゲームでは彼らがこの姿で動き,戦う
「絆の旅路」の開発には,原作者である三条 陸氏と稲田浩司氏が携わっている
「絆の旅路」の主人公となる絆の勇者は,男女どちらでも好みの姿にキャラメイクでき,転職によってゲーム性を広げることも可能だ。
ゲームには「絆」をテーマとしたさまざまな要素が用意されており,キャラクターと一緒に冒険に出ることで「親密度」が上がって,原作にないエピソードが発生したり,バトル時のボイスが変化したり,キャラクターをより強化したりできるという。画像のように,敵キャラクターが仲間になっていく展開もあるそうだ。
また,最大3人が参加できるマルチプレイも搭載。RPGとしてプレイヤー各々の役割をこなすことで,強敵を相手に戦うこともできる。放送ではゲストがマルチプレイのデモンストレーションを披露している。
アバターキャラクターとなる絆の勇者。画面では男性のみが映っているが,もちろん女性も選べる
キャラクターとの絆が,ゲームの重要な要素となることが予想される
マルチプレイでは互いの弱点を補うことで,強敵とも戦える
種﨑さんとえなこさん,そして本作のプロデューサーを務める塩見卓也氏(DeNA)がデモプレイを披露
1人のプレイヤーが2人のキャラクターを入れ替えながら,ベルト状のフィールドで敵と戦っていく
敵の隊列にも注目。前衛のさまようよろいを後衛のホイミスライムが回復してしまうので,後者を先に倒す必要がある
回復役のプレイヤーは仲間のHPに気を配るなど,役割分担が重要となる
必殺のアバンストラッシュ発動時には,種﨑さんがかけ声を決めた
ゲームは現在開発中で,こちらも公式LINEが開設され,最新情報はそちらでも配信される予定だ。新作アニメの放映も迫り,大いに盛り上がる「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」。ゲームでの展開にも,大いに期待したい。
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 −魂の絆−」のLINEアカウントを友だち登録すると,壁紙がプレゼントされる
TVアニメは10月3日からの放映が決定している
原作のカラーページをカラーで収録した「新装彩録版」コミックなど,書籍も刊行開始
マァムのコスプレで登場したえなこさん。ダンジョン風のセットで撮影した写真を披露した