「黒神話：悟空」の売上本数は1800万本を突破し，売上高は約8億ドルに。大型拡張コンテンツの開発も進行中

　Game Scienceが2024年8月20日に発売した「黒神話：悟空」（PC / PS5）は，発売から約2週間で売上本数が1800万本を突破し，現在拡張コンテンツの開発に取り組んでいることが，北米メディアのBloombergが掲載したインタビュー記事で明らかになった。

Black Myth: Wukong has sold 18 million copies in two weeks ? one of the fastest starts the global gaming industry has seen. That record pace has in turn minted millions for its earliest and biggest investor. https://t.co/joEjX5MQGC

— Bloomberg Markets (@markets) September 5, 2024

　黒神話：悟空は，中国古典小説の「西遊記」をベースとしたアクションゲームだ。発売から1日でSteamの同時接続ランキング歴代2位を更新し，発売3日後には売上本数1000万本を突破するなど，注目を集めた作品だ。

Black Myth: Wukong has sold 10 million copies across all platforms.
(Data as of 21:00 Beijing time, August 23, 2024)

Thanks to all players worldwide for your support and love.
Have a great gaming weekend!#BlackMythWukong pic.twitter.com/mp3mk9JxrX

— Black Myth: Wukong (@BlackMythGame) August 23, 2024

　Bloombergは，デベロッパGame Scienceの株主であるHero GamesのDaniel Wu氏へインタビューした記事を9月5日に掲載した。6年にわたる7000万ドル規模の開発の大部分を担ったことなど，今日の成功に至るまでの道のりなどが語られている。

　また，ビデオゲームの市場調査を行っているNiko PartnersのDaniel Ahmad氏は，BloombergのXポストを引用し，黒神話：悟空の売上高は現在約8億ドルにまで達していると報じた。

Just a quick note that the $700m figure quoted in the article is from our estimate dated August 30. It's around $800m now.

— Daniel Ahmad (@ZhugeEX) September 5, 2024

　Bloombergによると，Game Scienceは現在，黒神話：悟空の拡張コンテンツ開発に取り組んでいるそうだ。
　フロム・ソフトウェアが手がけ，2022年に発売された「ELDEN RING」は，2024年に発売した拡張コンテンツ「Shadow of the Erdtree」で売り上げをさらに大きく伸ばしている。


　黒神話：悟空も，同じような2度目の爆発的なヒットを記録するかもしれない。

「黒神話：悟空」公式サイト

「黒神話：悟空」4Gamer特設サイト