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[TGS 2021]「真・三國無双8 Empires」の実機プレイが披露。何度でも楽しめる“攻城戦”をフィーチャー
本稿では,ここで披露された,鈴木亮浩ゼネラルプロデューサーの解説による実機プレイの模様をお伝えしよう。
[TGS 2021]「真・三國無双8 Empires」の発売日は2021年12月23日。真・三國無双シリーズ20周年の記念作品
コーエーテクモゲームスは,タクティカルアクション「真・三國無双8 Empires」を2021年12月23日に発売すると発表した。「攻城戦」や「作戦秘計」による新たな戦闘スタイルを特徴とした,真・三國無双シリーズ20周年記念作品だ。※2021年10月2日21:10,プレスリリース情報を追加
「真・三國無双 Empires」シリーズが何かを改めて紹介しておくと,2004年の「真・三國無双3 Empires」から,ナンバリングタイトルごとに発売されているシリーズだ。「真・三國無双」らしい一騎当千の爽快なアクションに加えて,“国取り”のシミュレーション要素も楽しめるのが特徴で,本作は7年ぶりの新作となる。
本作には,「真・三國無双8」の無双武将94名,汎用武将約700名がプレイアブルで登場し,さまざまな立場で武将たちの人間ドラマが描かれる。「真・三國無双8」は,広いフィールドを駆け回れるのが特徴だったが,本作は「攻城戦」をフィーチャーした戦闘が採用されている。城周辺のエリアが戦場になって,城を奪い合うのだ。
もちろん,「Empires」シリーズの特徴である内政も健在で,本作では武将の個性を見極めた采配と,信頼関係の構築が政略の鍵を握るという。
実機プレイでは,本作のキモとなる攻城戦が披露された。今回のプレイキャラは趙雲……と見せかけて,実は「Empires」シリーズの特徴である「エディットモード」で作成したオリジナル武将だ。本作のエディットモードは,「仁王2」の仕組みをベースに,衣装の重ね着機能などを追加し,より細かくエディットできるようになった。この趙雲も,スタッフが「趙雲が歳を取ったらこんな感じ」と想像し,さらに早期購入特典の衣装「趙雲セット」を使って作ったものだ。
従来の「Empires」シリーズの戦闘は,兵站をつなげながら陣を取って,前線を押し上げていくスタイルだったが,本作は攻城戦ということで,まったく異なるものとなった。
本作で戦場となるのは城(今回は長安)の一角と,その周辺の地域だ。敵味方の部隊は,この戦場の各地に配置されており,攻防を繰り広げる。当然,最初は城門が開いていないので,城には突入できず,いかにしてこれを開くかが最初のハードルとなる。
そのための最もオーソドックスな方法が,攻城兵器である衝車を使って,城門を破壊することだ。城の周りにある特定の拠点を占拠すると,自軍が衝車を使えるようになる。
衝車は自動で城門へ向かっていくが,敵はこれを妨害してくるので,ぜひとも守り通したい。ただ,プレイヤーとしてはほかにもやりたいことがあり,戦況を見極めて動くのが大事になるようだ。
やりたいことの例を挙げると,分かりやすいのが本作の新要素「作戦秘計」のためのミッションである。「作戦秘計」は,戦闘開始前にどのような秘計を使うか選択しておくと,味方の作戦としてミッションが発生し,これをクリアできれば戦闘が有利になる効果が得られるというもの。実機プレイで紹介された「暴風招来」は,敵にダメージを与える竜巻が永続で各地に発生するという,かなり強力そうなものだった
ただ,この暴風招来のミッションを完遂するには,発動に必要な妖術兵長を止めに来る敵を撃破しなければならない。この場所が衝車の護衛ルートから外れていると,どちらを優先すべきか悩むというわけだ。
また,作戦秘計を使うのは自軍だけではない。今回は敵が「虎戦車建造」の秘計を発動しようとして,逆にプレイヤーが止めに行かなければならないというシーンも見られた。
このように戦場でやるべきことは多いが,本作では自分より身分が低い武将に対して,個別で指示を出せる。自分で回りきれないところは,味方に任せることも可能なのだ。
味方の武将は,「同行」のコマンドを使うことで,リアルタイムで引き連れることもできる。本作では,「歩兵<弓兵<騎兵<歩兵」というように,兵科による3すくみが設定されているのだが,味方の武将と同行している場合,プレイヤーの兵科をその武将のものに変更できる。相性が悪い相手と戦うときは,味方の武将との協力も必要になりそうだ。
衝者が城門に到達すると,ついに開城し「決戦モード」へと移行する。決戦モードでは,城内に敵の総大将が出現するので,これを撃破すれば勝利となる。
城内ともなれば,敵の防衛戦力も大量に配備されているが,今回はかなりうまくプレイしていたようで,城内に入るころには敵の兵力ゲージが0になっていた。自軍と敵軍の兵力の差が大きくなると,敵が弱体化するため,かなり楽に戦えるそうだ。逆に言えば,自軍の兵力が大きく削られた場合,プレイヤーも弱体化するということなので,兵力に気を配りながら戦うことが重要になるだろう。
鈴木氏によれば,本作の戦闘システムは,何度でも楽しめるようになっているという。同時に,「勝っても負けてもいろいろと苦労する」とのことで,苦労しながら楽しんでほしいと話していた。
また鈴木氏は,戦闘システムを大きく変えたため,体験版を何とかして配信したいとコメント。現在は検討しているところだそうだが,続報に期待したいところだ。
「真・三國無双8 Empires」公式サイト
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