サバイバルホラー「Blair Witch: Oculus Quest Edition」がローンチ。通常版はEpic Gamesストアで無料配布中

　Bloober Teamは，1999年のカルトヒット映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を題材にしたサバイバルホラーのVR版となる「Blair Witch: Oculus Quest Edition」を日本語対応で販売開始（リンク）し，そのローンチトレイラーを公開した。


　PCおよびXbox One向けに2019年夏にリリースされている「Blair Witch」は，魔女伝説が残るメリーランド州の静かな森の中で失踪してしまった少年を探して，愛犬ブレットとともに探索活動をする元警官の主人公エリスのストーリーが描かれる。まだカセットテープを使うカムコーダーが主流だった1996年という時代設定で，マップ中に点在する赤いカセットテープは現実世界そのものの時空を調整することができ，青いカセットテープでさらに詳しい状況を把握していく。携帯電話やトランシーバーで外部と連絡し合うこともできるが，やがてはエリス自身も恐怖のどん底に突き落とされていくことになるのだ。


　Oculus QuestおよびOculus Quest 2に対応したVR版では，暗がりばかりの森の中でプレイヤーの目であり耳となってくれる愛犬のブレットに，頭を撫でてたりエサを与えてやったりといったインタラクションが可能になっている。もともと血みどろの死体などのジャンプスケアに頼ったゲームではないが，一人称視点がVRヘッドセットで強調されることで，より心理的な恐怖体験が得られるだろう。


　また，本日からEpic Gamesストア（リンク）で，今週の無料タイトルとして，「Ghostbusters: The Video Game Remastered」（関連記事）とともに，PC向け「Blair Witch」がピックアップされている。新型コロナ ウイルス感染症（COVID-19）による自粛ムードが漂う中，今週末のハロウィーンは家に籠ってブレア・ウィッチに浸ってみるのも良いだろう。

「Blair Witch」公式サイト