ビーバー達の街作りを楽しむ都市建設シム「Timberborn」のアーリーアクセス版が9月15日にリリース

　ポーランドのワルシャワを拠点にするMechanistryは，都市建設シムの新作「Timberborn」（PC）のアーリーアクセス版を，日本語対応で9月15日にリリース開始することを明らかにした。

「Timberborn」公式サイト

　「Timberborn」は，人類が環境破壊によって自滅してしまった世界で，新しい環境に適応して水工学のノウハウを発展させ，知的に進化したビーバー達が，伐採した木材や川の水流を利用した動力で街作りを行っていくという設定のゲームだ。ダムや水門，水路を作り，水力を利用した機関で電気を作って製材したり，人類が残した鉄くずやダイナマイトを使って地形を変化させたり，完全に荒野になってしまっている陸地の奥に進出しては，農地を広げたりする。


　本作には，昼夜のサイクルに加えて雨季と乾季の季節概念があり，洪水や大干ばつに耐えられるような街作りを行っていくのが大きな特徴で，雨季の洪水を抑えるためのダムや治水施設を建設し，乾季にも耐えられるだけの保水能力も備えていく。プレイヤーは2つのビーバー種族でプレイすることが可能で，自然に優しい“フォークテイル”と，働き者集団の“アイロンティース”を選択することができる。ちょこまかと動き回る彼らの姿を見ているだけでも楽しめる作品だ。


　「Tomberborn」はインターフェースが日本語化されることもSteamストアページ（リンク）に明記されており，とっつきにくい都市建設シミュレーションというジャンルの中でも比較的プレイしやすそうな雰囲気を持っている。モニュメントを作り出すなど，さまざまなマイルストーンを達成しながら，ビーバー達の文明を作り上げていこう。