マフィア梶田の二次元が来い！：第569回「ディアブロが支配するポスト・アポカリプスなガレージハウス」

撮影好調の「わしゃがなTV」。マフィア梶田がこだわりを詰め込んだガレージハウスがついに完成しました。詳細は後述にて！

　今年も残り1か月を切りましたね。コロナ禍の影響で2021年は2020年と完全に地続きだった印象で，ひたすら我慢，我慢の日々でした。やるべきことができず，やりたいこともさせてもらえず，この2年間に対して漠然と喪失感を感じている人も多いのではないでしょうか。

　現在，日本における感染者数は落ち着いている傾向にありますが，まだまだ油断できない状況のため，自分は前年に引き続き里帰りを控えるべきか悩んでおります。高齢の祖父母のことを考えますと万が一のリスクも冒したくはないのですが，会えるうちに会っておきたいという気持ちもあり……。

　このように，年越しを迎えるにあたってあまりお祝いムードとは言えないテンションですが，ひとまずポジティブに考えるなら「今年も生き延びた」。それだけで良しと考えるべきかもしれませんね。とりあえず生きてりゃ，苦難の中からでも楽しいことを探すことができますから。読者の皆さんも，どうか残り少ない2021年を健康にお過ごしください！



　「RADIO 4Gamer Tap（仮）」の第182回では，Blizzard Entertainmentの「ディアブロ II リザレクテッド」（PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch）を特集。ゲストとして“ディアブロ日本公式パートナー”のFeiさんをお招きし，ゲームの魅力を解説していただきつつ実際にプレイしてきました。

　ハクスラの金字塔として半ば伝説化している「ディアブロ II」が，ついにリマスター化。新旧ファンから注目されている本作，今あらためてプレイしても時間を忘れて夢中になってしまう納得の面白さですね。
　「ディアブロ III」からシリーズに手を出した自分からすると，少しばかり難度が高くも感じますが，コレはコレで遊び応えがあって好印象です。繰り返しの戦闘とアイテム入手で着実に強くなれるのがハクスラの魅力なので，たっぷりと時間をかけて遊びたいタイトルですね。

「ディアブロ II リザレクテッド」公式サイト

　フリー“なんでも”ライター・マフィア梶田と，声優・中村悠一がお届けするYouTubeチャンネル「わしゃがなTV」。直近の更新では，スタジオを飛び出してマフィア梶田のガレージハウスを大公開しました。



　以前から存在を匂わせていた“梶田ベース”ですが，ようやく動画が撮影できるレベルまで漕ぎ着けまして。コレが満を持しての初披露となりますが，おそらく皆様が想像していたよりも本格的な仕上がりで驚いてくれたんじゃないかと。



　動画内でも紹介しておりますが，このガレージハウスの内装はインテリアコーディネーターと相談しながら作業を進めておりまして，大半の家具は「L.A. DEPO（エル・エー デポ）」というアメリカンヴィンテージショップで手配してもらった商品です。



　自分の所持しているアメ車に合わせて比較的ベタに仕上げたガレージ部分はともかく，2階の居住スペースは「ポスト・アポカリプスのオタク部屋」という難しい要求に対して大満足の解答を出してくれました。もはやベースというより，シェルターのようなイメージですね。
　これは担当してくれた方が映画美術を学んでおり，そのセンスを遺憾なく発揮してくれた結果です。あとから私物の「Fallout」グッズを配置したのは自分ですが，これ以上ないくらい完璧なマッチングになったと自負しております。



　そもそもこのガレージハウス，実は元々の内装が都会的で高級感のある風合いでして。ぶっちゃけ，懐古趣味な俺の好みには合わなかったんですよ。……だからといって，原状回復のことを考えると賃貸の壁や床を勝手に張り替えるわけにもいかないわけで。


　そこで，ヴィンテージ品やジャンク品をやり過ぎなくらい配置しまくり，徹底的にモダンな空気感を潰しました。スタジオとしての実用性も考えて後回しにしましたが，ゆくゆくは便器やエアコンもなんらかの方法でドレスアップしたいところですね。
　ただ，コンセプトに大きく影響している「Fallout」が“レトロ・フューチャー”な世界観ですから，意外と近代的な家電とチャンポンでも違和感ないのかもしれません。




　まさにリアルで「どうぶつの森」をやったようなものですが，お察しの通り結構な予算がかかりました。まぁ，今後のことを考えると必要な投資ではあるのですが，それ以上に「人生を趣味に捧げる」ことを覚悟している身としては中途半端を許せなかったんですよね。
　趣味を仕事にして稼いだお金なのだから，また趣味に注ぎ込むのは当然の流れだと考えています。安定のための貯蓄や老後の安心とはトレードオフになりますが，どうせ人生なんて長い暇潰しですわな。人間いつ死ぬか分からないからこそ，今この瞬間の享楽を追い求める。刹那主義が性に合っています。


　というわけで，しばらくはこのスタジオにて撮影した動画が次々とアップされますのでお楽しみに。「わしゃがなTV」以外での使い道も検討中ですので，そちらも実現したら応援いただけますと幸いです！