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印刷2021/07/09 12:00

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【PR】“力の入れ具合”が違う新世代TD系RPG「タイムディフェンダーズ」CBTレポート&開発者インタビューを掲載

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 Vespaのスマートフォン向け新作アプリ「タイムディフェンダーズ」iOS / Android)のクローズドβテストが,2021年5月13日から5月20日にかけて実施された。なお事前登録キャンペーンが7月8日にスタートしている。

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 本作は“未来型戦略RPG”をうたうタワーディフェンス型RPGで,同社の人気作「キングスレイド」で培われたノウハウがぎっしりと詰め込まれた戦略性と爽快感がウリの作品だ。その期待度の高さは,3月に行われたCBT参加申し込み数がたった5日間で定員オーバーに到達し,急きょ追加募集が行われたことからもうかがえる。

 本稿では,実際にクローズドβテストを遊んでみて分かったゲームの内容と,その魅力をお届けしていく。記事の後半には開発者へのメールインタビューも掲載しているので,本作の内容に興味を持った人はぜひ合わせてチェックしてほしい。

「タイムディフェンダーズ」公式サイト

「タイムディフェンダーズ」予約注文ページ

「タイムディフェンダーズ」事前登録ページ


※画面は開発中のものです。


超ハイクオリティなグラフィックスと奥深いシナリオ

3Dキャラクターを最大限生かしたADVパートは必見


 本作の舞台となるのは2034年の東京だ。一見すると平和に見える世界だが,裏では異次元からの侵略者・ディフマンの脅威に晒されており,表沙汰にならない問題が各地で発生している。

 幼少の頃に侵攻に遭遇した少年・ジンも,ディフマンが引き起こした災厄の被害者の1人だ。ディフマンの侵攻に際して発生した時空亀裂に触れたジンは,生体電気を増幅する“異能”と,超人的なレベルの知能を手にすることになる。

 その力を駆使し,独自にディフマンへの研究を進めたジンは“時空亀裂”の発生を予想。自身と同じく侵攻の被害にあった妹・ユリを守るため,8年にわたってディフマンの襲撃に備えていた。

すさまじい知能を持つジンだが,妹以外との会話はあまり得意ではない様子。ただ,自作AIを搭載した自律制御型ドローンPC・ネズに対しては,悪友のように接する姿を見られる
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ユリはかつて襲撃のショックで自失状態に陥っていたが,ある時から謎の魔術に傾倒している。なかなか独特な立ち直り方だが,ジンはあまり気にしていないようだ
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 複数の時空亀裂を発見したジンだったが,そこで自分と同じようにディフマンと戦う謎の組織と出会う。当初は距離感を掴みかねていたジンだが,襲撃の規模が想像以上に大きくなり,彼らに頼らざるを得なくなってしまう。その謎の組織というのが「タイムディフェンダーズ」だ。

 タイムディフェンダーズは,異世界“オルド”で神代の英雄たちの名を継いだ者たちによって構成された組織で,人知れず活動を行っていたのだという。ジンは紆余曲折ありながらも,そんなタイムディフェンダーズの所属隊員となり,この世界と妹を守るための戦いに身を投じることになる……というのが,本編の導入だ。

神と呼ばれる存在が住まうオルドの神族を中心とする,時空連続体を維持するために戦う組織。それがタイムディフェンダーズだ
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 遊び始めて驚いたのは,シナリオの演出に“立ち絵”を一切使用しておらず,すべて3Dキャラクターによるアニメーションで表現されている点だ。

 てっきり最初は,どこかのタイミングで普通のアドベンチャーゲーム風の画面になると思っていて「オープニングとはいえ力が入ってるなぁ!」などと考えていたのだが,会話中のクオリティがずっと高いままなので驚いてしまった。

 タップすれば通常のアドベンチャーゲームのように任意のタイミングで会話を送れるうえ,キャラクターのアニメーションもしっかりとそれに合わせて動く。ハイクオリティなスマホ向けゲームを「コンシューマゲームを遊んでいるような感覚」と形容することがあるが,本作のアドベンチャーパートは並のコンシューマ向け作品より高クオリティと言えるだろう。

 とはいえ,ゲーム部分はしっかりとスマホに最適化されており「クエストに挑戦してキャラクターを強化し,強化したキャラクターでより高度なクエストを……」といった基本的なプレイサイクルは踏襲している。スマホアプリに馴染んできたゲームファンならば自然にゲームに入り込めるはずだ。

ADVパートはカメラワークやポーズを工夫し,単調にならないように調整されている。よく見ると背景は一枚絵なのだが,3Dキャラクターはそれに沿った動きをするので気にならない。静止画ではなかなか伝わりにくいので,ぜひ正式リリース時にその目で確認してほしい
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 ジンと共に戦う英雄をオルドから呼び出すにはガチャを用いることになるが,最初の10連ガチャは最大30回引き直せる。なお,今回はクローズドβテストということで仕様が変わる可能性もあるが,序盤に入手できる報酬でけっこうな数のガチャが引けるので,ゲームを進めるには十分な仲間を揃えられるだろう。

 個人的な注目ポイントは,SSR英雄が登場したときの演出の豪華さだ。一見しただけで「なるほど,こういうキャラクターなのか」と理解させてくれるので,“推しキャラ”を選びやすいのもうれしいところ。

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クラスの特性を生かした戦略がモノを言う

戦略性抜群のタワーディフェンス型バトル


 本作のバトルは,事前に編成した英雄(ユニット)をフィールドに配置して,複数の経路から目標地点に向かう敵ユニットを迎撃するという,タワーディフェンス形式となっている。

速度は2倍まで速められ,じっくりと考えたいときには一時停止もできる
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 配置を行う際には時間経過でたまるコストを消費しなければならず,バトル開始からすぐに強力な英雄を戦わせるということは不可。バトルに持ち込める英雄は最大で12人なので,出現する敵や戦場に合った英雄を選択しよう。

 また,英雄はマップ上で配置可能な“枠”に配置することになる。枠には近接枠と遠隔枠があり,英雄が所属するクラスによって配置できる枠が異なる。

 重要なのは,近接枠に配置可能な英雄が持つ“ブロック数”の概念だ。これは一度に足止めできる敵の数を示す数値で,高いほど多くの敵と同時に戦える。低コスト&高ブロックの英雄で序盤をしのぎ,のちに高コストの英雄を参戦させて戦力を整えるのがバトルの基本だ。

次に出現する敵の種類はフィールドの端に表示されるので,配置する英雄を決める際の参考にしよう
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 本作のバトルの魅力は,なんといってもプレイヤーが取れる戦略の豊富さだろう。バトルで出現する敵ユニットには,遠距離攻撃が可能な英雄でなければ攻撃できない飛行する敵や,体力は低いが大量に出現する敵,超高速で移動する敵など,それぞれに個性があって対処法も異なる。

 例えば移動の速い敵が多く出現した場合,プレイヤーは「ブロック数を重視しよう」と考えてどっしりと構えるか,「いくつかの敵は取り逃すのを前提にして,後方に英雄を待機しておこう」とクレバーに戦うか,といった選択をすることになる。自分で導き出した戦略がしっかりハマッたときの爽快感は格別だ。

クエストには出現する敵の種類や行動パターンといった情報が記載されているので,対策を練るためにもしっかりと確認しておこう
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各クエストには3種類の目標が設定されていて,それぞれを達成することで特別な報酬を得られる。まずはクリアを目指し,可能なら目標の達成を狙ってみるというのがオススメ
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 それぞれの英雄が持つ特性も非常にユニークで,それが本作のバトルをより奥深いものにしている。特性の中でも重要なのが,配置から一定時間後に使用できる「アクティブスキル」と,自動的に常時発動する「パッシブスキル」だ。

 強力な敵を手早く処理したいときに攻撃スキルで敵を一網打尽にするのはもちろん,1人ではしのぎきれないが,2人の英雄を投入するのは過剰になる局面を切り抜けたり,複数の英雄を回復して戦線を維持したりと,スキルを活用することで勝機が広がる。

アクティブスキルは再発動をするまでにクールタイムを挟む必要があるが,発動自体にはコストを必要としない。強力な敵が出現したときに「発動できません」では困るので,使いどころは見極めよう
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 英雄は能力やスキルの傾向によって八つのクラスに分類されているので,編成を考える際の参考にしよう。ただし,これらの分類はあくまで“傾向”を指す要素なので,使いどころは個々の英雄の能力を確認して考えるのが重要だ。

近接枠
アサルト 攻撃力とブロック数のバランスが良いクラス。コストも比較的低めに設定されている英雄が多く,さまざまな場面で活躍してくれる。
ストライカー より攻撃に特化したクラスで,通常攻撃で複数の敵にダメージを与えられる。何らかの方法で敵を足止めすれば,大群を一網打尽にできる可能性を秘めている。
ガーディアン ブロック数と防御力が高いクラスで,大量の敵を一手に引き受けられる。そのぶん攻撃力は低めなので,遠距離からの攻撃が可能なクラスと併用して運用しよう。
遠隔枠
レンジャー 地上,空中の敵に物理攻撃を行えるクラス。攻撃速度が速めなので,高速で走る低体力の敵も討ち漏らしにくい。
エスパー 地上,空中双方に対して,防御力無視の攻撃を行えるクラス。攻撃の威力が高いぶん攻撃間隔は長めで,コストも高めに設定されていることが多い。出現する敵をよく見て,効果的なタイミングで投入しよう。
どちらでも配置可能
ヒーラー 味方の回復を得意とするクラス。直接戦闘は得意ではないので,近接枠に配置するときはガーディアンなどと併用したい。
サポーター バフやデバフの扱いに長けるクラスバフ役ならば味方の英雄を,デバフ役ならば敵を,なるべく多く(攻撃やスキルの)範囲内に納めるような配置を心がけよう。
特殊
スペシャリスト それぞれが特徴的な能力を持つクラス。自身や敵を移動させたり,特殊なデバフを付与したりと,英雄ごとに個性がある。

通常攻撃が複数攻撃になっている英雄も存在するが,強力なスキルを持つ英雄の多くは配置コストも高く設定されているため,常に配置するのが正解とは限らない
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攻撃には“物理攻撃”や“エネルギー攻撃”といった属性が設定されているが,いわゆるジャンケン的な属性相性は存在しない。各属性が固有の特性を持っているので,出現する敵のステータスや能力に応じて使い分けよう
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 システム面だけでなく,ステージの美しさにも注目してほしい。タワーディフェンス系のゲームではマップを抽象的な形式で表現していることが多いのだが,本作のバトルでは「コンビニの店内」や「閑静な住宅街」などが“見た目そのまま”の姿でマップとして登場し,現実感のある戦いを演出してくれている。

 となると視認性が気になるところだが,バトル中は敵の進行ルートに光の線が表示され,ユニットを選択すれば配置できるポイントがハイライトされる。ビジュアルの美しさとプレイアビリティがしっかりと両立されている。

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特殊なゲームモード「護送モード」では,宝石を奪う敵を止めなければならない。メインストーリーでも少し捻った勝利条件が用意されている場面や,ボスが登場するシーンもあり,ゲーム全体にメリハリをもたらしている
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 バトルで敵をなかなか倒せなくなってきたら,本作に用意された成長要素にも目を向けてみよう。戦闘を重ねてレベルを上げる以外の部分で英雄を成長させる方法は,大きく分けて「スキル」「超越」「刻印」「覚醒」の4種類が存在する。

 いずれも強化の方向性が異なり,スキルは各種スキルの効果上昇,超越は“超越スキル”の習得と強化,刻印は配置コストと再配置時間の減少,覚醒は各種スキルの強化とスキルレベルの上限開放につながっている。

アイテムを使って経験値を注ぎ込み,一気に成長させることも可能だ。経験を確保するためのアイテムはクエストのクリア報酬として入手できる
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アイテムを消費することで通常攻撃,アクティブスキル,パッシブスキルを個別に強化できる。前線に立って戦う英雄は通常攻撃を,スキルの効果に期待する英雄はアクティブスキルを強化するなど,運用方法に合わせて強化しよう
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ガチャで重複した場合は“エゴの欠片”となり,一定値までたまると刻印レベルを上げられる。配置コストや再配置時間が重くなるが,ステータス自体は変化しない
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レベルの上限を開放する「超越」にはクロノスコアが必要になる。1段階の超越で戦闘中に1回だけ使える「超越スキル」が解禁され,より上位の超越に成功すると超越スキルが強化される仕組みだ
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覚醒はそれなりの量の資源を要求されるが,スキルレベルを上げるには多少の手間がかかるので,より高みを目指すために必要な強化段階という印象
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 これらの強化を行うために必要な素材は,クエストの報酬として入手できるのだが,本作ではスキップチケットによる自動周回機能が用意されているので,特定の素材が必要になったらガッツリと回してやろう。

 本作のスキップチケット機能はかなり気前がいい。報酬として入手できる枚数が多いだけでなく,一度にまとめて使用できる枚数が最大100枚と多く設定されている。その中でレベル上げ用の素材もミッチリと入手できるので,素材集めはストレスなく行うことが可能だ。

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ゲームをある程度進めると,覚醒素材を集めるための特殊モード「覚醒訓練」も登場する。素材を目的に周回をするのであれば,チケットをこちらに回すのもアリ
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施設建設の要素も用意されており,事前に施設を建てておけば定期的に資源を獲得できるほか,特定の属性を持つ敵との戦闘が有利になるバフを得られる
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 CBTで判明した内容は以上となる。ハイクオリティなグラフィックスと,緻密に計算されたゲームバランスは,多くのゲーマーに「お,これは」と思わせる魅力を持っていた。初心者向けのチュートリアルも手厚く用意されており,新世代のスマホ向けゲームを体感してみたい人にこそ遊んでみてほしい一本だ。

登場キャラクターのプロフィールが細かく作り込まれているのも注目ポイント。CBT時点では未実装だったが,より詳細な背景設定の項目も用意されているようだ
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CBTやDiscordサーバー設置の手応えは?

「タイムディフェンダーズ」事業総括者にインタビュー


 プレイレポートのほか,4Gamerでは「タイムディフェンダーズ」の事業総括者にメールインタビューする機会も得られたので,その内容を本稿の締めとして掲載しよう。配信を楽しみに待つ人はぜひこちらも合わせてチェックしてほしい。

4Gamer:
 CBT期間中にはDiscordサーバーも設置されていましたが,テストプレイヤーと交流した感想はいかがですか。

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「TIME DEFENDERS」のクローズドβテストが開始。Discordを用いた“ユーザーコミュニケーションイベント”を開催予定

「TIME DEFENDERS」のクローズドβテストが開始。Discordを用いた“ユーザーコミュニケーションイベント”を開催予定

 Vespaは本日(2021年5月13日),今夏に配信を予定しているスマートフォン向けゲームアプリ「TIME DEFENDERS」クローズドβテストを開始した。実施期間は5月20日12:00まで。記念イベントの“ユーザーコミュニケーションイベント”は,5月14日に予定されている。

[2021/05/13 14:20]

「タイムディフェンダーズ」事業総括 Luke氏(以下,Luke氏):
 予想よりも多くの方々がDiscordのライブイベントに参加し,さまざまなご意見やアイデアをいただきました。
 いただいた貴重なご意見がきちんと反映された形でリリースできるように,現在も開発を進めています。

Luke氏
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4Gamer:
 5月17日にDiscordで寄せられた意見への対応が発表され,5月18日に修正アップデートが行われましたが,こうしたCBT中の迅速な対応は事前に予定していたのでしょうか。

Luke氏:
 はい。クローズドβテスト企画段階から,皆さんの意見をすぐに反映していく方針でした。実際にDiscordライブイベントでは多くのご意見をいただき驚きましたが,可能な限り反映できるように努力しました。
 Discordでの皆さんとのコミュニケーションは,リリース後も継続する予定ですので,ご期待に添えるよう頑張ります。

4Gamer:
 プレイヤーにとても寄り添った姿勢の運営を目指されている理由をお聞かせください。

Luke氏:
 私たちの運用ポリシーの一つは,まさに「皆さんと一緒に作り上げていくゲーム」です。「タイムディフェンダーズ」は高い戦略性や,ゲームバランスが非常に重要なゲームなので,皆さんから貴重なご意見をいただき,それをもとにゲームを作り上げていくことが大事だと考えているためです。
 もちろん,まだ足りない部分がたくさんあり,ご期待に添えないところもあると思いますが,クローズドβテストで挙がったご意見を反映させてリリースしても,それで終わりではありません。どんなに小さな意見に対しても聞き逃さず,皆さんの意見を一番近くで聞く運営を継続したいと思っています。

4Gamer:
 タワーディフェンス系ゲームとしてはマップのビジュアルもかなり凝っていますが,こうしたデザインを行うにあたって,注力した点などはありますか。

Luke氏:
 おっしゃるとおり,「タイムディフェンダーズ」はすべてのマップが異なるコンセプト/デザインになっています。ディフェンスゲームは一つの画面を比較的に長く見続けるというジャンル的特性があるので,戦闘マップのクオリティは厳しくチェックしています。
 デザインのクオリティ以外にも,敵の移動経路やそれに伴う味方の配置位置など,より戦略性を楽しめるように徹底的にチェックしており,ステージごとのユニークなギミックもこだわったポイントです。

4Gamer:
 マップの視認性に関して,「英雄の配置位置が確認しづらい」「カメラアングルが悪くマップを把握しにくい」「キャラが小さい」などの改善を求める声が,Discordでは見受けられました。これらはどのように受け止めていますか。

Luke氏:
 すべてのマップの配置やカメラ位置は,独自のチェック過程を経て決定しますが,このようなフィードバックを受けたという点では,もっとユーザー目線で深く考えるべきだと反省しました。
 まず皆さんからのご意見が多かった「視認性」の部分を優先的に対応し,ほかのご意見も可能な限り多く改善できるように開発を進行しています。

4Gamer:
 ステージの難度に関しても多くの意見があり,とくにチャプター2などの序盤の段階で急に難度が高まったと感じたプレイヤーが多かったようです。こちらはいかがでしょうか。

Luke氏:
 「タイムディフェンダーズ」の特徴である戦略性をゲーム序盤から体験できるよう,バランスを調整しましたが,皆さんのご意見を確認し,クローズドβテスト期間中に3回にわたって難度と報酬のバランス修正を行いました。戦略性を楽しめる難度でありながらも,快適にプレイできるよう,現在もバランス調整をしています。

4Gamer:
 改善を求む声だけではなく,「絶妙に難しく,ごり押しが通用しないところが面白い」「チーム編成やスキルの使い方で戦術が広がって面白かった」といったポジティブな意見も多数挙がっていました。「タイムディフェンダーズ」はマニュアル操作が基本となるゲームですが,初心者向けの機能などは用意または拡充される予定でしょうか。

Luke氏:
 はい,戦略性が求められるバランスや手動プレイが楽しいというご意見も多くいただきました。おっしゃるとおり,オートプレイではなく,自分でじっくりと考えてゲームをプレイすることが好きな方や,プレイヤースキルが試されるようなゲームが好きという方にも,「タイムディフェンダーズ」を楽しんでいただけるのではないかと思っています。
 その一方で,「ディフェンスゲームは初心者」という方でも楽しんでいただけるように,適度なAutoプレイ機能のほか,ゲーム性がきちんと学習できるように序盤のバランスやチュートリアルの調整も行っています。ゲーム内にはほかのユーザーの攻略動画が見られるリプレイ機能もありますので,より幅広い層に「タイムディフェンダーズ」を遊んでもらえるとうれしいです。

4Gamer:
 英雄に関しては,育成の難度も話題になっていました。中でもプレイヤーレベルが英雄の育成キャップになる点や,スキップチケットがないと周回でアイテムを集めるのが大変という意見が目立ちましたが,そういった意見についてはいかがでしょうか。

Luke氏:
 プレイヤーレベルに応じて英雄最大レベルが解除されるシステムは,本ゲームの成長バランスの根幹になるため,修正が正直難しいところではあります。
 しかし,スキップチケットと時空粒子(英雄育成アイテム)の不足はクローズドβテスト期間中に把握し,深刻な問題だったので,獲得量上昇修正を急きょ行いました。
 リリース時には,序盤〜中盤のプレイ時点の成長ストレスを軽減できる方向にバランスを修正予定です。またスキップチケットがなくても一度クリアしたステージはオートで周回できる機能も,開発と議論中です。

4Gamer:
 ほかにも「育成アイテムで特定の素材が欲しいと思わなかった」という意見もありました。これはアイテムのクリエイティブが似ているということも要因としてありそうですが,改善案は見えていますか。

Luke氏:
 同意見です。補足しますと,デザイン的な差別化はもちろん,性能面の違いをユーザーの皆さんが体感できなかった点がより問題だと思っています。アンケート結果でも多くの意見があったので,どうしたら改善できるかを開発チームと深く議論し,修正対応をしております。

4Gamer:
 ADVパートも注目を集めましたが,物語は正式リリース時点でどこまで実装される予定でしょうか。フルボイスでの実装を予定されていましたが,間に合うのかと心配される声もありました。

Luke氏:
 クローズドβテストまでに準備できず,申し訳ございません。リリース時には,1〜7章メインのADVパート,全面フルボイスが適用される予定です。どうぞ楽しみにお待ちください!

4Gamer:
 シンプルな戦闘形式だけではなく,護送ミッションのようなコンテンツも用意されていましたが,正式リリース時に向けてどのような新コンテンツを準備中ですか。

Luke氏:
 護送ミッションのようなサイドミッションコンテンツとして,ボスモンスターとの1対1の戦闘を楽しめる「亀裂コンテンツ」を追加予定です。目標をクリアすると,さまざまな報酬が獲得できる「リリース記念イベントミッション」も準備しておりますので,ご期待ください。

4Gamer:
 ありがとうございました。最後に,日本で配信を楽しみに待つ人に向けて,コメントをいただきたいです。

Luke氏:
 まず,「タイムディフェンダーズ」に多くのご意見をいただき,ありがとうございます。
 始めにお話しをしたように,本ゲームは「皆さんと一緒に作りあげていくゲーム」を目指しています。

 クローズドβテストでの皆さんのご意見を受け,本記事やクローズドβテストレポートで改善方針をお伝えしましたが,まだ足りない部分はあるかと思います。今後も改善進捗や方針は,皆さんに随時お伝えしていく予定ですので,また少しお時間をいただきますが,どうか見守っていただけるとうれしいです。

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[2021/05/27 13:26]

 リリースに向けて,より成長した開発陣と運営チームで,次世代のゲーム体験をお届けできるようにします。これからも引き続きよろしくお願いいたします。

※メールインタビューの質問と回答は2021年7月2日のものです。

 本稿の内容は以上となる。なお冒頭でもお伝えしたとおり,「タイムディフェンダーズ」は事前登録キャンペーンをスタートしている。AppStoreとGooglePlay,そして公式Twitter(@TDFS_JP)の事前登録者数に応じてもれなく報酬がプレゼントされるので,こちらもお見逃しなく。報酬の詳細は公式サイトで確認可能だ。

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