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“ナイトトラップ”の魂を受け継ぐ新作実写ホラーゲーム「GHOSTS」がKickstarterに登場。夜10時にしかプレイできないリアルタイム要素も
本作の舞台となるのは,ロンドンのとある心霊スポットだ。プレイヤーは生放送の心霊番組「GHOSTS」のプロデューサーとなり,出演者の女の子5名の心拍数モニターを見ながら,ロケ地のあちこちに設置されたカメラの映像を切り替えながら,番組を盛り上げて行くこととなる。しかしこの地には,顔を見ただけで死ぬという「THE LONG LADY」の都市伝説があり,出演者達はその恐怖に直面することになる……という筋書きとなっている。
しかし本作が最もユニークなのは,夜の10:00にしかプレイできないという点だろう。物語はまさにリアルタイムに進行し,トイレで少し離席した隙に出演者が死んでしまうこともありえるのだとか。
Kickstarterのプロジェクトページには,インスピレーションを受けた作品として,1992年にメガCD用として発売され,さまざまな点で話題を呼んだ伝説的作品「ナイトトラップ」をはじめ,「ファンタズム(原題:Phantasmagoria)」「The 7th Guest」「Double Switch」といった,1990年代のそうそうたる実写ゲームも挙げられている。そうした実写ゲームを現代に甦らせようという本作の試みがどんな形に結実するのか。今後が楽しみなタイトルだ。
Access Accepted第434回:怪作「ナイトトラップ」は復活できるのか
日本語版も発売されたので,覚えている人もいるかもしれないが,1992年にセガがリリースした「ナイトトラップ」は,実写映像をゲームに取り込むFMV(フルモーションビデオ)というテクニックを使った作品で,ツッコミどころもいっぱいあり,いろいろな意味で話題作。今週は,そんなゲームが現在,復活に向けて動いているという話を紹介したい。
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- PC
- ライター:奥谷海人
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