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「バトルフィールド 2042」,新モード「バトルフィールド・ポータル」を紹介。1942やBC2,BF3のマップや兵器,勢力が登場し,ルールを自由に設定できる
本作を開発したDICE LA改めRipple Effect Studiosのスタジオ・クリエイティブ・ディレクターThomas “Tompen” Andersson氏に新モードの気になる部分も聞いてきたので,ぜひチェックしてほしい。
バトルフィールド・ポータルは,ユーザーが自由にルールを設定できる新モードだ。「バトルフィールド 1942」「バトルフィールド バッドカンパニー2」「バトルフィールド 3」のマップや兵士,武器が登場し,BF1942対BF3といったシリーズ作品の垣根を越えた戦いもできるという。
マップはBF2042の7種類に加え,BF1942から「バルジの戦い」と「エルアラメイン」,BC2から「ARICA HARBOR」と「VALPARAISO」,BF3から「Caspian Border」と「Noshahr Canals」が登場する。
各マップはオリジナルを再現しつつも,破壊表現などが追加されているとのことだ。
バルジの戦い |
エルアラメイン |
Arica Harbor |
Valparaiso |
Caspian Border |
Noshahr Canals |
バトルフィールド・ポータルで楽しめるのは,公式で用意されたルールの「オフィシャルエクスペリエンス」と,ユーザーがルールを設定する「コミュニティエクスペリエンス」だ。
コミュニティエクスペリエンスは,Webベースで制作された「バトルフィールドビルダー」で簡単に設定できるようだ。
設定内容は多岐にわたり,登場するマップ,勢力,武器,ゲームモード,フレンドリーファイアの有無,スプリントや伏せの使用の可否など,かなり細かく設定できる。兵科ごとに使用可能な武器を制限でき,ショットガンVSスナイパーライフルといった特殊なルールも設定可能だ。
そのゲームへの参加人数はもちろん,チームの比率も変更でき,極端に言えば1人対127人ということもできる。
また,「ロジックエディタ」を使うと,さらに細かくルールを作ることもできるという。例えばオリジナルのガンマスターモード(相手を倒していくと,どんどん武器が切り替わるモード)を作る場合,次の武器に行く条件や,勝利条件なども細かく調整できる。
制作したコミュニティエクスペリエンスはグローバルに公開され,人気があれば公式にピックアップされることもあるとのこと。
バトルフィールド・ポータルは,BF2042で配信されるコンテンツと共に拡充されていくようだ。現時点ではシーズン4までの配信が決定しており,シーズン1はローンチから開始する。1942,BC2,BF3以外のシリーズ作品の追加に関して言及はなかったが,その可能性は十分あるだろう。
また,オープンβテストは9月に実施予定とのこと。こちらも続報を楽しみにしておこう。
「バトルフィールド 2042」公式サイト
それでは,以下に本作のスタジオ・クリエイティブ・ディレクターであるThomas “Tompen” Andersson氏のミニインタビューをお届けする。
4Gamer:
よろしくお願いします。
バトルフィールド・ポータルをなぜ作ろうと思ったのでしょうか。
Thomas “Tompen” Andersson氏:(以下,Andersson氏)
長年,バトルフィールドのコミュニティには,自分たちでエクスペリエンスを作りたいという意見がありました。
私たちとしても,チームが提供するものだけを楽しんでもらうのではなく,プレイヤーにもエクスペリエンスを作ってもらいたいとずっと考えていました。
それをバトルフィールド・ポータルという形で届けることができるので,とても興奮しています。
4Gamer:
BF3以前はMODコミュニティも盛んでしたよね。BF3以後,MODコミュニティはほぼ消滅してしまいましたが,そういった希望は多かったと思います。
Andersson氏:
バトルフィールド・ポータルは,そうした人たちを含めて,すべてのプレイヤーへのラブレターであると考えています。クリエイティビティを発揮してもらって,今までとは違う,エクスペリエンスを作って楽しんでもらいたいです。
4Gamer:
制作したエクスペリエンスは特別な操作を必要とせず,プレイできるのでしょうか。
Andersson氏:
もちろん,そうです。エクスペリエンスは簡単に検索できるようになっていますし,エキサイティングなものにはチームがスポットライトを当てたりもしますよ。
4Gamer:
作成したエクスペリエンスをフレンドだけでも遊べるのでしょうか。
Andersson氏:
もちろん,フレンドだけでプレイすること可能です。作ったエクスペリエンスはコードが発行されるので,それを共有することもできますよ。
4Gamer:
エア・スーペリオリティのようなドッグファイトだけの設定などはできますか。
Andersson氏:
ローンチ時点では兵器だけを登場させるようなことはできません。今後,できるようになるかもしれませんが,今は何とも言えません。
4Gamer:
BF1942はイギリス,ドイツ,アメリカ,ソ連,日本,また拡張コンテンツを含めるとイタリアなどが登場しました。バトルフィールド・ポータルにはどの勢力が登場するのでしょうか。
Andersson氏:
現時点ではバルジの戦いとエルアラメインに登場するアメリカ,イギリス,ドイツが登場します。BF1942以外も選んだマップに準拠した勢力が出てくる形ですね。
4Gamer:
日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
Andersson氏:
日本のファンの人にBF2042とバトルフィールド・ポータルをプレイしてもらって,気に入ってもらえると嬉しいです。魅力的なエクスペリエンスを作ってもらえることを楽しみにしています。
4Gamer:
ありがとうございました。
BATTLEFIELD 2042 に搭載される全く新しいコミュニティ主導の体験
「バトルフィールド・ ポータル」を EA PLAY LIVE にて発表
バトルフィールド・ポータル」では、Battlefield 1942、 Battlefield Bad Company 2、Battlefield 3 のクラシックな戦いを再構築し、Battlefield 2042 で予測不可能な戦闘を発見、作成、共有が可能
Battlefield 2042 は、2021 年 9 月にオープンベータ版をローンチ予定
2021 年 7 月 22 日に開催された EA Play Live にて Electronic Arts とロサンゼルスに拠点を置く Christian Grass 率いる Ripple Effect Studios は、Battlefield 2042 に搭載される次の魅力的な体験、Battlefield™ ポータルを発表しました。「バトルフィールド・ポータル」は、自らの戦場を構築し、ルールを決めることのできるツールにより、あらゆる選択肢から想像力溢れる体験を創り出し、他の人々ともシェア可能な、Battlefield シリーズでは初めてとなるコミュニティ主導のプラットフォームです。「バトルフィールド・ポータル」は Battlefield 2042 の中心的な 3 つの体験の一つとして発売時から使用可能です。「ポータル」に加えて、プレイヤーは、人気の「コンクエスト」と「ブレークスルー」の次世代モードを含む「全面戦争」や、ローンチ間近に発表される、全く新しい予測不能の分隊プレイ「ハザードゾーン」へのアクセスも可能です。
「バトルフィールド・ポータル」では、「設定」「カスタムモード」「ロジックエディター」を含む強力な作成ツールを使用することができます。それにより、ただ作成するだけではなく、Battlefield 1942、Battlefield Bad Company 2、Battlefield 3 での象徴的な人気マップや、Battlefield 2042 に登場する戦場で、様々な武器、ビークル、道具などを使用して、想像を超える戦いを発見し共有することが可能です。
これらのクリエイティブなツールが、過去のバトルフィールドを超える体験をもたらします。1942 年と2042 年の異なる年代での戦いや、ナイフ vs 除細動による戦い、さらにはハードコアなチームデスマッチなども可能です。「バトルフィールド・ポータル」は、プレイヤーの創造力を掻き立て、戦いのルールをプレイヤーの手に委ねます。
Ripple Effect Studios のシニア・デザインディレクターである Justin Wiebe は、「バトルフィールド・ポータル」について、「我々の熱心な長年のファンへのラブレターのようなもの」と話します。「コミュニティに、彼ら自身の印象的なバトルフィールド体験をしてもらうためのツールを揃えました。それと同時に、ベテランプレイヤーたちにも、そして、初めてプレイする人々にも楽しんでもらえるよう、過去の象徴的な Battlefield も復活させています。」
「バトルフィールド 2042」公式サイト
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