プレイレポート
[プレイレポ]ソウルライク「Lies of P」の体験版を先行プレイ。高難度なだけではなく,作りこまれた世界観やストーリーも魅力となりそうだ
本作は,童話「ピノッキオの冒険」を原作としたタイトルで,フランスのベル・エポック時代にインスパイアされた都市「クラット」を舞台に,機械仕掛けの操り人形である主人公のP(ピノッキオ)が人間になるための旅路が描かれる。
今回,PS5用の体験版を配信に先駆けてプレイしたので,インプレッションを交えて概要を紹介しよう。
かつて美しく華やかだった都市クラットは,暴走した操り人形や蔓延する伝染病によって,人間性を失った地獄のような場所に変わり果ててしまった。そんな中,駅で目覚めたPは,人間になるための過酷な旅に挑むこととなる。
バトルやキャラクタービルド,武器のカスタマイズ,通貨と経験値双方の役割を果たす「エルゴ」の獲得およびロストといった,ソウルライクアクションである本作の基本システムは,過去に掲載したプレイレポートから大きな変更はない。今回のプレイレポートでは,あらためて気付かされたポイントに焦点を当てて紹介していく。
[G-STAR 2022]「Lies of P」の試遊レポートをお届け。ソウルライクとしてのリスペクトが大いに感じられる,見逃せないタイトルだ
NEOWIZが2023年に発売予定のアクションRPG「Lies of P」が,G-STAR 2022の同社ブースで出展されている。童話「ピノッキオ」を原作とした,“ソウルライク”な作品で,高難度のバトルが楽しめる。会場でさっそく遊んでみたので,プレイレポートと印象などをお届けしよう。
[プレイレポ]期待のソウルライク「Lies of P」のシステム面に着目。大きな特徴となる「Weapon Combination」や「Legion Arm」の実態は?
NEOWIZが2023年8月に発売予定のアクションRPG「Lies of P」。本作は童話「ピノッキオ」を原作とした作品で,主人公のP(ピノッキオ)が人間になるための旅路が描かれる。今回,イベントなどで出展された試遊版を,たっぷりとプレイしてきたので,本稿ではシステム面の紹介を中心にお届けしよう。
本作のバトルは,武器を構えて敵の攻撃をガードすることに成功しても,ある程度ダメージを負ってしまうのだが,即座に反撃することでHPを一定量回復できる「ガードリゲイン」という要素が採用されている。そのため,敵の攻撃に対応するにあたっては,タイミングが難しいジャストガードにチャレンジして敵の武器を破壊するなどのメリットを狙うか,無難に一旦ガードしてから反撃を試みるか,それとも回避するかといった,複数の選択肢が存在している。
ボスバトルの手前のエリアには「召喚の亀裂」があり,探索中に獲得した「星の破片」を使うと「亡霊」を召喚できる。亡霊は,ボスバトルで一緒に戦ってくれる心強い味方となる。
なお,仮にボスバトルで倒されても,それまでに獲得したエルゴはこの手前のエリアで回収できる。エルゴを無駄にロストすることなく,ボスに再チャレンジできるのは地味にうれしいところだ。
体験版では,基本的な操作やバトルを学ぶチュートリアル的な第1章と,本格的な探索が始まる第2章をプレイできる。第1章のボスを倒し,本作の大きな特徴となる左手の「リージョンアーム」の交換や,武器の強化などができる本拠地「ホテル・クラット」にたどり着いてからが本番だ。
探索では,Pの強化アイテムや消費アイテムなどを獲得できるほか,NPCとのイベントが発生することもある。今回遭遇したNPCは,条件を満たすことでPが嘘をつくかどうか選択を迫られた。この嘘の積み重ねでエンディングが変わるということは事前に明かされているが,それ以外に何かあるのかは,この時点でもまだ分からない。
今回の体験版は,要所要所でストーリーの断片が示され,Pやその創造主であるゼペットが,この世界でどんな位置付けになっているのかが何となく理解できるような構成となっていた。
ソウルライクアクションRPGは高難度の部分ばかりが強調されがちだが,この体験版をプレイしてみると世界観や設定なども作り込まれており,RPGとしてもしっかり楽しめる仕上がりになっているのではないかと期待させられる。本作に興味を持った人は,ぜひ体験版をプレイしてその内容を確認してほしい。
「Lies of P」公式サイト
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