連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第592回「沖縄で白猫とゴルフをするために手術箇所を増やした男」
実はマフィア梶田の右腕にかかっているデバフは偽関節だけでなく,上腕骨外側上顆炎……通称「テニス肘」まで患っているんですよ。ただ,もちろんテニスはやっておらず原因は筋トレ。それも,右手首を庇いながら激しいトレーニングを続け,肘に負担をかけた結果です。
そこで今回の手術は本来だと偽関節の治療が目的だったのですが,あまりにも肘の痛みが続くものですから,物はついでとばかりに同時手術してしまうことにしました。医療関係ってルールに厳しいイメージがあったので,ダメ元で医師に相談したんですけれども……こんな「ラーメンと,ついでに餃子も」みたいなオーダーが通るもんなんですね。一度の手術で2箇所を治療できるなんて,ちょっと得した気分です。いや,実際にはなんも良いことないですが。己をポジティブに騙すのって大事!
ちなみに肘の治癒は手首よりも早く,1か月で動かせるようになるとのこと。不調の完治はともかく,少なくとも今より悪くなることはないはず……。気兼ねなく右腕を振り回せる日を楽しみに,治療に専念していきたいと思います。
「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第207回では,コロプラの新作スマホアプリ「白猫GOLF」(iOS / Android / PC)を特集。ゲストとして開発ディレクターの能勢直樹氏をお招きし,ゲームの魅力を解説いただきつつ実際にプレイしました。
「白猫プロジェクト」(iOS / Android)の人気キャラクター達が,テニスに続いてゴルフでも対戦を繰り広げる本作。フリック入力のタイミングでショットの方向とパワーをコントロールするシステムが特徴で,スマホアプリとは思えないくらい本格的なゴルフの緊張感と爽快感を味わうことができます。
スピンオフのキャラゲーと侮るなかれ,シリーズファンは当然として純粋に面白いゴルフゲームを求めている人にもオススメしたいタイトルです!
「白猫GOLF」公式サイト
「白猫GOLF」ダウンロードページ
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突然ですが,実は沖縄へ行ってきたんですよ。先月の中ごろ,たまたま数日ポッカリとスケジュールの空いたタイミングがありまして……俺は思い付きで旅に出るのが好きなので,すぐに飛行機のチケットを手配してその翌々日には沖縄へと降り立っていました。
久しぶりの骨休め,35歳の誕生月,長年やってきた連載の終了も決まり,その他にも対処すべき問題が山積み……ということで,色々とこれまでのこと,これからのことについてリラックスできる環境で考えを巡らせたいと思ったんですよ。
観光というよりも「自分を休むしかない状況へ追い込む」カンヅメ休暇にしたかったので,思い切って人生トップクラスにラグジュアリーなホテルに宿泊。オーシャンビューかつ屋上にプライベートな露天風呂までついた,豪勢な部屋で過ごしてきました。沖縄の海を眺めながら入る露天風呂,三度の飯より風呂が好きな俺にとっては,体の芯から癒されるような体験でした。嬉しくて1日に3〜4回は風呂に入っていましたね。
……とはいえ,やはりワーカホリックなのか完全に仕事の呪縛から逃れることは叶わずでして。沖縄ならYouTubeや連載の素材撮りができるかもしれないと考え,スタッフであるショーンも同行しました。そうなると必然的にホテル外での撮れ高もほしくなり……結局,控えめではありますがいくつか観光地らしい場所にも足を運びましたね。親戚も合流し,なんだかんだで当初の想定よりも旅行らしい旅行になってしまいました。
「デポアイランド」や「DMMかりゆし水族館」といった観光客が集まるスポットも覗いてきましたが,個人的にもっとも気に入ったのは「栄町市場」。レトロな雰囲気が魅力の商店街・飲み屋街で,この市場をぶらついているあいだは漠然としたイメージの中にある“古き良き時代”にタイムトラベルしたかのような気分が味わえました。
とくに印象的だったのは,地元の子供たちが探検ごっこで商店街の中を駆け回っていた光景でしょうか。ちょっと大人ぶった隊長役の女の子が隊員を整列させて「ちゃんと話している人の目を見なさい!」と説教している光景がなんとも微笑ましかったです。周囲の大人から良い教育を受けているんでしょうね。
また,その一方でとてもヤンチャな少年たちにも遭遇しました。市場の公衆トイレ周辺,自転車にまたがった数人の少年グループがアイスキャンディー片手にたむろっていたんですよ。きっと彼らがナワバリにしているエリアなんでしょうね。最近の子供は物怖じしないというか,トイレから出てきた俺に「怖ッ! こんにちは!」と話しかけてきたので,「自分は悪魔の化身である」と軽く嘘をついたうえで少しのあいだ一緒に遊んできました。
見知らぬ子供とのコミュニケーションなんて,昨今の息苦しい社会ではなかなか経験できないことです。その後,不審者として親に報告されていないことを祈るばかりですが,人情話に出てくるような“昭和のおじさん”になれたみたいで楽しい時間でした。
結局こうして連載のネタにもしているあたり,完全な休暇とは呼べないかもしれませんが,常に仕事のことがアタマから離れない自分にしてはだいぶリフレッシュできた方かと。今後もなにかの拍子に数日空くようなタイミングができたら,思い付きで旅行に出掛けたいものですね。ご時世のこともありますし,次こそはホテルから一歩も出ないカンヅメ休暇を過ごしたい。
……とはいえ,YouTubeも含めて本当に「なにもしていない状態」に自分が耐えられるかどうか。少なくとも,東京では難しい。これはもう完全な仕事依存症でしょうな。やはり日常を離れて“休み慣れ”するためにも,どこか遠くへ出かけるというのは必要な儀式なんだと思います。次はどこに行きましょうかねぇ。