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  • 発売日:2022/03/23
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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マフィア梶田の二次元が来い!:第578回「Ghostwireでマレビトを観察するバディのシン・クロニクル」
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印刷2022/04/15 18:00

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マフィア梶田の二次元が来い!:第578回「Ghostwireでマレビトを観察するバディのシン・クロニクル」

画像集#003のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第578回「Ghostwireでマレビトを観察するバディのシン・クロニクル」

撮影好調の「わしゃがなTV」。「イーグレットツー ミニ」のようなレトロゲーム詰め合わせは時間を忘れてプレイしてしまいますねぇ
画像集#001のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第578回「Ghostwireでマレビトを観察するバディのシン・クロニクル」
 春をスキップして真夏日かと思いきや,翌日には冬並みの寒さまで引き戻される……恐ろしいまでの寒暖差で服装が安定しない今日このごろ。「寒暖差で風邪ひくわ」という言葉を文字通りの意味合いで使うなら今しかない感じですが,みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 マフィア梶田はといえば,先日いきなり発熱しまして。一瞬,「風邪かコロナか!?」という不安がよぎりましたが,真相は筋トレのやりすぎでした……。意外と知られていないのですが,ハードトレーニングを続けていると代謝が暴走して発熱することってよくあるんですよね。もちろん自分もこれが初めてではないのですが,ご時世がご時世ですから不安になっちゃいますよねぇ。みなさまは寒暖差で本当に風邪をひいてしまわぬよう,十分に気を付けてくださいね!


画像集#004のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第578回「Ghostwireでマレビトを観察するバディのシン・クロニクル」

 「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第191回では,セガの「シン・クロニクル」iOS / Android)を特集。ゲストとして総合ディレクターの松永 純氏をお招きし,ゲームの魅力をご紹介いただきつつ実際にプレイしてきました。

 スマホゲームの黎明期からこのジャンルを支えてきた「チェインクロニクル」シリーズの後継作ということで,多くの人から注目されている本作。要所で迫られる“一度きりの選択”が物語の展開を左右するというコンセプトが非常にユニークで,特別なプレイ体験を演出しています。「チェインクロニクル」同様,魅力的なキャラクターが数多く登場しており,我らが岡本信彦氏も出演しておりますのでぜひ触ってみてください!

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「シン・クロニクル」ダウンロードページ

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画像集#005のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第578回「Ghostwireでマレビトを観察するバディのシン・クロニクル」

 Bethesda Softworksが2022年3月25日にリリースした「Ghostwire: Tokyo」PC / PS5)。前回の連載でも本作について語っておりますが,その後ゲームをクリアしまして,今回は予告通り,キャラクターや戦闘面の魅力にフォーカスして語りたいと思います。

 本作の主人公はゲーム開始当初,“般若”と呼ばれる人物が引き起こした,未曾有の霊的テロ事件に巻き込まれた一般人。そこへ突如,「KK」と名乗る霊体に憑依されたことで怪異と戦う能力を手に入れ,利害の一致したKKと共に般若の陰謀を阻止する旅がスタートします。


 ストーリーにおいて最大の見どころとなるのは,一つの体に同居することになった主人公とKKの掛け合いですね。当初はお互いを信用しておらず,いがみ合うことも多いのですが,共に怪異を倒していくうちにそれぞれの抱えた事情に触れ,信頼関係が芽生えてきます。
 不良中年といった趣きのKKに対して,主人公は現代的な若者。一見,噛み合いそうにない2人が次第に“無二の相棒”へと変化していく過程は,バディ物として見応えのある仕上がりになっており,どちらかといえば重苦しいストーリーの清涼剤として機能しています。

画像集#008のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第578回「Ghostwireでマレビトを観察するバディのシン・クロニクル」

 「ジャパニーズ・オカルト」を土台に構成されている本作,多くの人はそのコンセプトからホラーゲームだと勘違いしがちなのですが,実際に遊んでみると思いのほかホラー要素が薄いことに驚かれることでしょう。それもそのはず,主人公の前に立ちはだかる「マレビト」と呼ばれる怪異達は,妖怪や都市伝説をモチーフとしているものの,どこかコミカルで愛嬌のある姿をしています。そのせいか,主人公以外の人間が消えてしまった渋谷にもあまり寂しさを感じません。ショップではキュートな猫又が店主として対応してくれるなど,こちらに友好的な妖怪とも出会えます。

画像集#007のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第578回「Ghostwireでマレビトを観察するバディのシン・クロニクル」

 なかでも首のない女子校生の姿をした「喜奇童子」などは,非戦闘中に集まって談笑(?)していたり,ヒマを持て余して足をプラプラさせていたりと,表情がないにも関わらず感情表現がとても豊か。余裕のあるときにそういったマレビト達の行動を観察してみるのも一興です。
 また,安易に恐怖を煽る“ジャンプスケア”がない点も好印象ですね。逆に言えば,もしそういうホラーゲームとして期待していた場合は,恐怖描写が薄いのが不満になってしまうかもしれません。

画像集#006のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第578回「Ghostwireでマレビトを観察するバディのシン・クロニクル」

 そして特筆すべきは戦闘における演出ですね。主人公は片手,あるいは両手で印を結ぶようにして風,水,火という3属性を利用した“エーテルショット”という超能力と霊的存在にダメージを与えられる弓矢を駆使して戦うのですが,とくにエーテルショットの属性を切り替えながら次々と印を結んでいく戦闘描写について,あえて“和風能力バトル”というジャンルに当てはめるのなら,現状では他の追随を許さぬほどに洗練されています。
 ある程度ダメージを与えるとマレビトの弱点である“コア”を引き抜けるのですが,演出が凝っていてプレイヤーが快感を得られるように計算されているのが見事です。

画像集#009のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第578回「Ghostwireでマレビトを観察するバディのシン・クロニクル」

 プレイ動画だけ観ればシュールに思えるかもしれませんが,この“手応え”は実際に遊んでみなければ味わえないのでもったいない。ボリュームとしてはメインストーリーだけ追いかければ20時間もかからずに終わる内容ですが,前述したようなバディ物としての面白さや,人ならざるもの達の魅力に触れたいのであれば,のんびりとサブクエストに寄り道しながら進めることをオススメします!
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