プレイレポート
無料で遊べる協力アクション「Goonect」プレイレポート。手と手をつないで,ハプニング満載のステージを攻略しよう
声を掛け合いつつ,ハプニング満載のステージを乗り越えろ!
本作は,バンダイナムコスタジオの新人研修の一環として制作された,2人協力プレイ専用のアクションゲーム。青色と黄色の生き物を2人でそれぞれ操作し,「ジャンプ」と「ひっぱり」の2つのアクションを駆使してあちこちにあるハートを回収しながら,山あり谷ありのステージでゴールを目指すというのがゲームの目的だ。
2人(?)は手をつないでおり,その腕がゴムひものように伸びるため,ある程度は離れても大丈夫。しかし,お互いの距離が離れすぎたり,障害物に引っかかったりして腕が伸び切ると,つないだ手が離れてミスになる。また,両方が足場から落ちてもアウトだが,足場にいるほうが「ひっぱり」で落っこちた相棒を引き上げることができる。
基本的なルールは簡単だが,気を抜くと伸びた腕に障害物が引っかかってしまうので,転がってくるボールなどの動く障害物には要注意。また,2つのスイッチをうまく操作しないと先に進めない仕掛けもあるので,息を合わせて行動することが重要だ。
道中には,ジャンプでは越えられないような高い壁や広い崖もある。そんなときは,相棒の頭を足場にして高く飛ぶ「踏み台ジャンプ」や,伸ばした腕を引っ張ってもらい,その勢いで遠くへ飛ぶ「ひっぱりジャンプ」といったテクニックで突破しよう。
ステージには,半分に割れたハート形をした「ハートコイン」が置かれており,これを集めることでクリア時の評価がアップする。ハートコインはそれぞれのプレイヤーが半分ずつ取ることで完成して,1枚のコインになるというのがポイント。つまり,片方のプレイヤーが欲張ってたくさん取っても意味がなく,お互いに同じ個数だけ取っていかなければならないのが面白い。
ステージをクリアすると,「クリアタイム」「ミスした回数」「お互いが近くにいた時間」「完成したハートコインの数」を基準に「なかよし度」が判定される。なかよし度は,「ちぐはぐコンビ」「すっごい平凡」「ズッ友ペア」といった感じで評価されるので,より高い評価を目指して頑張ろう。
本作で面白いのが,先へ進むためにはしっかりと意思疎通しないといけない点。例えば踏み台ジャンプなら,どちらが足場で,どちらが飛ぶのかを決めなければならないが,意思疎通がうまくいかないとお見合い状態になったり,2人がお互いの頭を踏もうとジャンプしたりとうまくいかない。
また,2人が同じ方向に動いて障害物を避けなければならないときも,声を掛け合わないと別々の方向へ走ってしまい,伸びた腕に障害物が引っかかってミスになるなんてことも。本作において,「暗黙の了解」は通用しない。自分が良かれと思ってやったことが,かえって相手をびっくりさせてしまうことも多く,反省することしきりだった。Steamには標準でボイスチャット機能があるので,プレイの際はそれを利用して声を掛け合うのがオススメだ。
2人の間でいろいろなハプニングが起こり,それを一緒に乗り越えていくのが面白い「Goonect」。Steamのアカウントがあれば誰でも無料で楽しめるので,興味を持った人はぜひ友達を誘ってプレイしてみよう。
バンダイナムコスタジオ「ギャースタジオ」公式サイト
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Published by Phoenixx Inc.