プレイレポート
[TGS2023]サイコロ振って,世界に飛び出せ!「桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜」試遊レポート。ブースにはボンビーの姿も!
本作は,今年で35周年を迎える国民的ボードゲーム「桃太郎電鉄」シリーズの最新作。今回は世界を舞台にして,最大4人プレイのすごろくゲームが繰り広げられる。
ロンドン,ローマ,ニューデリー,リオデジャネイロ……世界各国からランダムに選ばれる目的地を目指し,サイコロを振って出た目のぶんだけ進む。今回のマップは平面ではなく球体なので,その地球丸ごとという形状を活かしてルートを選べることも,新しい面白さのひとつだ。
試遊チケットを受け取って入場できるブース内では,海外の定番土産をイメージしたキーホルダーが参加賞としてプレゼントされる。また,試遊の最終決算で総資産1位になると,抽選会場にてスパリゾートハワイアンズのペアチケット,横浜中華街のお食事券などが当たる“次の目的地ルーレット”抽せん権を獲得できる。リアルな“桃鉄”みたいな遊び心のある企画だ。
今回の試遊は,以下の条件で遊ぶ方式だった。
・ゲーム内で6か月間
・プレイヤーは,試遊者と他2名のCOMの計3人
・全員,スタート時の所持金10億円,双発プロペラカード,ジェットカード,刀狩りカード,熱気球カード,秘境探検カード,地球の裏側カードの6枚を持った状態で開始
本作では,進行系カードは飛行機の形(タンクカード)となり,複数回使用可能だ。使い切るとなくなってしまうが,給油駅で使用回数を回復することができる。どうやら給油駅に止まる以外にも回復の方法はあるようだが,試遊ではそこまでを確認することはできなかった。
プロペラカード |
超音速カード |
始めた直後から終盤のパワフルな展開を味わえる設定となっているので,新カードを含め,手持ちのカードをどんどん使って他のプレイヤーを追い込んでいくのがおすすめ。というか,COMの“あかおに社長”はかなり強く,油断しているとすぐに差を付けられてしまう。総資産1位に輝くためには,1ターン目から決して気を抜かないことだ。
これからチャレンジする皆さんが,“次の目的地ルーレット”参加権を得られるよう祈っている。のんびり遊んでいたら2位となり,悔しさに唇をかみしめブースを後にした筆者の屍を超えていってほしい……。
残念ながら今回のプレイでは会えなかったが,今回から登場する新たな貧乏神(ゲストボンビー)にも注目したい。どちらのボンビーもかなり嫌なことをしてくるうえに,デザインもかなり尖っている。出会いたくはないが,パーティプレイでは非常に盛り上がりそうだ。
本作にはほかにも,舞台が“世界”ならではの要素がある。さまざまな土地の地理や歴史を,遊びながら覚えられるという「桃鉄」の良さがワールドワイドになったことで,ガンディー,エジソン,ヘレンケラーなど,世界の偉人が“歴史ヒーロー”として登場するのだ。
また,世界各地で起こるイベントも,買える物件も,当然ながらその国や地域にちなんだものとなっている。「桃鉄で日本の地理を覚えた」というプレイヤーは昔から多くいるが,これからは「桃鉄で世界の地理を覚えた」というプレイヤーがたくさん誕生することだろう。
世界を飛びまわり世界総資産1位を目指す,さらにスケールが大きくなった「桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜」。一般公開日となる9月23日と9月24日に会場へと出向いた際は,ぜひブースに立ち寄ってみよう。
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