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「ポケポケ」,リリース直後から世界のモバイルゲーム市場でヒット。DL数シェアはアメリカ,収益シェアは日本が1位に
2024年10月30日にリリースされたポケポケは,「ポケモンカード」を手軽にコレクションし,バトルできるアプリだ。カードは毎日無料で2パック開封でき,ほかのプレイヤーが当てたカードをランダムで1枚ゲットできる「ゲットチャレンジ」やフレンドとのトレードなどの機能を搭載している。
Sensor Towerのデータによると,2024年10月30日から12月20日までのポケポケの市場別ダウンロード数シェアは,アメリカがトップで18%となっており,次にブラジル(10%),フランス(10%)と続いている。
日本はダウンロード数シェアでは4位となっているが,収益シェアではトップで41%を占めており,2位のアメリカ(23%)とは2倍近い差がある。同期間の市場別平均RPD(1ダウンロードあたりの収益)を見ても日本はトップで,2位の香港に対して2倍近い平均RPDを記録している。
ポケポケはリリース直後から世界的に好スタートとなっており,それは各市場での収益ランキングでも確認できるという。同作の主要市場におけるApp Store収益ランキングは,リリース直後から上位を独占しており,2024年10月30日から12月20日までの集計期間中において,日本とフランスではトップ5圏内,アメリカでもトップ10圏内を維持した。
こうした人気の背景には,ポケモンIPおよび,ポケモンカードゲームの人気に加えて,対戦相手をオンラインで探せることや,カードのデジタル演出,プレイ時の効果音など,モバイルゲームならではのメリットをふんだんに盛り込んでいることが,世界的ヒットにつながっていると,Sensor Towerは分析する。
また,2024年1月1日から12月20日までのポケポケの世界および,日本でのモバイルゲーム別収益シェアを見ると,いずれも60%以上のシェアを占めてトップになっているという。同作が2024年10月30日リリースであることを考えると,驚異的なスピードで収益を上げていることが分かる。リリースから1か月の世界におけるダウンロード数は3300万以上,収益は2億ドル(約316億円)を記録しているとのこと。
ポケモンIPを活用したモバイルゲームとして,位置情報ゲーム「Pokémon GO」,睡眠アプリ「Pokémon Sleep」,チーム戦略バトルゲーム「Pokémon UNITE」などがあるが,これらのタイトルのリリースから1か月の世界における収益/ダウンロード数と比較しても好調ぶりが分かるという。
ポケポケは,2024年10月リリースながら,日本の「2024年Google検索ランキング」のゲームカテゴリでトップなるなど(関連記事),リリース直後から大きなトレンドになっており,2025年は大きな上昇を期待できそうな傾向にあるとSensor Towerは予測している。
※掲載した画像はSensor Towerのブログ(リンク)より。
- 関連タイトル:
Pokémon Trading Card Game Pocket
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© 2024 Pokémon. © 1995-2024 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
© 2024 DeNA Co., Ltd.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
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