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「Mech Arena」新参パイロット奮闘記 第1回:デビュー戦で大勝して喜んでいたら,BOT戦だったのは,チュートリアルあるある
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印刷2024/04/17 16:10

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「Mech Arena」新参パイロット奮闘記 第1回:デビュー戦で大勝して喜んでいたら,BOT戦だったのは,チュートリアルあるある

──巨大メカに乗って繰り広げる,ライバルたちとのアツく激しい戦い。それが「Mech Arena(メカアリーナ)」。激動の物語が今,幕を開ける……!

画像集 No.013のサムネイル画像 / 「Mech Arena」新参パイロット奮闘記 第1回:デビュー戦で大勝して喜んでいたら,BOT戦だったのは,チュートリアルあるある

 Plariumが運営する対戦型メカシューター「Mech Arena」PC / iOS / Android)。突然だが,筆者はこのたび未来世界の住人として,この世界で戦うことになった。

 ライバルとの軋轢,そこから生まれる友情,ときに味わう挫折,その先で勝ち取る栄光などなど……。たぶんこの先,そんなことが盛りだくさんに違いない。

 そんなわけで,新連載「Mech Arena」新参パイロット奮闘記では,筆者が波乱のメカバトルにひとり挑む天才パイロットとして,バチバチにカスタムした自機を乗り回し,トップを目指して突き進んでいく栄光の道筋を,お届けしていく(予定)。

 ……まだプレイを始めてもいないというのに,かなり大きく出てしまった。そもそも「Mech Arena」とはどんなゲームなのだろう。今,まさに本作のアプリケーションをダウンロードしている最中なので,“トップ”とは具体的にどういった状態を指すものなのかすら分かりもしないのに。

 大口を叩いたり.不安がったりしている間にダウンロードも完了したので,爆イケメカパイロットの第一歩として,さっそくチュートリアルを遂行していく。未来の天才も最初は初心者,何事も基礎は大事だ。なお,ゲームの概要を把握したい人は以下のプレイレポートも参考にしてほしい。



「未来の天才(自称),BOTに接待を受ける」の巻


 チュートリアルの前に,自分の性別と戦闘スタイルを選択する。「こちらを選ぶとゲーム内ではこうなる」というような説明は特になく,おそらく,最初に与えられるメカが決まるものと思われる。左の体幹がしっかりしていそうなメカがパワー型,右の一輪車に乗っているようなメカがスピード型と見た。ひとまずここでは「女性」「パワー型」を選択。案の定,左の二足歩行メカでチュートリアルがスタートした。選ばなかったほうの一輪車メカも気になるが,この先プレイを続けていれば,きっと手に入れることもあるだろう。

平時より,筋力でだいたいのことを解決している自分としては,パワー型を選ぶのは自然の流れ!
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このパワータイプメカは,「パラゴン」というらしい。ところで,性別は何のために聞かれたのだろう。未だにわからない
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ひとまず,「敵を照準内におさめてシュート」が基本の戦いかただと覚えておけば良し!
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ひとつひとつ操作を教えてもらいながら,ビーコン(陣地)の制圧方法や敵の倒しかたを学んでいく。操作に煩雑さはなく,すぐに覚えられた。早く実戦で試したい
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ビーコンを制圧する方法は,制圧対象エリアに入って一定時間待つだけと非常に簡単。ただし,それは「敵がそこにいなければ」の話。実際は敵があらゆる手を使って邪魔してくるだろう。早く実戦で駆け引きしてみたい
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敵がビーコンを奪いに来た。「やられる前にやれ」,今のところはそのくらいの認識である。正面でただ打ち合っていたら勝てた。しかしそれは,チュートリアルだからなのだ……。実戦でこうはいくまい。早く,早く実戦に……
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 赤髪のパイロットから指示を受け,スモールステップで基本操作をどんどん習得していく。チュートリアルが非常にわかりやすかったので,早く実際の試合に出て,ほどよい手ごたえを感じたいという気持ちが抑えきれない。ひと通り操作を学んだので,次はいよいよ実戦に挑んでみよう。

 しかし,こういう思い上がった青臭いパイロット候補は,自分の未熟さを理解(わか)らせられてしまうものと相場が決まっている。そんな初出撃でボコボコにされるという未来を想像していたのだが……アレ,割とあっさり勝てちゃうぞ。

 「やはり私は天才パイロット!」と息巻いていたらどうも様子がおかしい。明らかに敵の動きがぎこちないうえに,プレイヤーネームが私以外全員「Player#○○○○」と機械的に割り振られているのだ。

 どうやら「Mech Arena」はいきなり対人戦に叩き込まれるのではなく,一番下のルーキー階級で何度かのBOT戦によって慣れてから,ようやく対人戦となるらしい。なんだ,私が天才だったんじゃなくて,敵が弱かっただけか……。

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 自分以外のメカが全部CPUと分かれば,気が楽だ。敵が見えたら撃って倒し,ビーコンが見えたら乗って制圧。基本ルールは実に分かりやすいが,先ほどと違うのは実際のマップを使い,マップ上に散りばめられたエリアを制圧してポイントを獲得していく「ビーコンクラッシュ」のルールで試合が行われるということだ。

左上のマップでビーコンの位置が分かる。敵とビーコンの取り合いだ。2ラウンド先取した陣営が勝利する
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 チュートリアルとはいえ初の試合となるBOT戦だったが……実は,書くネタが拾えないほど特に山も谷もなく,敵を見つけてターゲットして撃って,目の前にあるビーコンに乗っていたら勝ててしまった。まずは初心者に勝ちの快感を与えてくれるのは優しい。

 だが,この数回にわたるBOT戦で分かったことはいくつもあった。

・敵の横や後ろから攻撃を与えれば大ダメージ
・複数の味方で同時にビーコンのエリアに入れば,制圧スピードが速まる
・基本的に,単騎での突入は危険。仲間の動きを見ながら前線を上げていく

 対人戦ゲームではごく当たり前の内容のように感じられるだろうが,「Mech Arena」においてのエイムの感覚,実戦でどういう立ち回りをしたらいいかという感覚とセットで身につくのはありがたかった。

チュートリアルの流れで「ランサー」を入手。機動性に優れ,ジャンプを使える。索敵能力も優れているらしい。戦闘での動きかたもパラゴンとは違ってくるはず
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 PC版とスマートフォン版はプレイデータを共有し,どちらでも遊べるのだが,携帯しやすくどこでもプレイできるという便利さから,筆者は主にスマートフォンを使っている。
 スマホの小さい画面では敵を狙いにくいのではないかと最初は考えたが,実際にプレイすればエイムアシストが効いているため,まったく気にならなかったことも嬉しい点だ。試合内容はあっさりしていたが,多くのことを得られたと思う。

 プレイの快適さに違いがあるかどうかが気になり,PC版とスマートフォン版,どちらもチュートリアルから対BOT戦を遊んでみたのだが,現時点ではどこにも遊びにくさを感じなかった。だが総合的に見てベストなのは,PC版でコントローラ()を使って遊ぶことかもと,うっすら思わなくもない。

※現在は,Xbox One,Xbox Series X|S,DUALSHOCK 4,DualSenseのコントローラに対応している

アップグレードの方法も教えてもらった。対応する設計図とクレジットがあれば,ボタンひとつで強化できる。分かりやすくてナイスだ
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BOT戦ならなんなくMVPになれる。対戦において「勝ちの感覚」を味わっておくことは,プレイを進めるうえで大事なことだと思うのだ
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 今回はチュートリアルからBOT戦までの流れを解説するだけになったが,階級も昇格したので,次回はいよいよほかのプレイヤーを交えての対人戦だ。待ってろよ,まだ見ぬライバルたち!

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