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開発が放棄された謎のFPSに潜む,不穏な影。ホラーFPS「No Players Online」体験版が日本語に対応。製品版でも日本語がサポートされる
No Players Onlineは,2019年に公開された同名のフリーホラーゲームの精神的後継作となるタイトルだ。開発にはオリジナル版を手掛けたAdam Pype氏とViktor Kraus氏が参加しており,実質的なリメイク作品といえるかもしれない。
ゲームは仮想デスクトップ上で展開され,そこでは1990年代初頭のオンラインコミュニティにアクセスできる。丸みを帯びたモニタや,ダイヤルアップ接続の独特な音,当時のコミュニティの雰囲気までもが細かく再現されており,当時を知る人であれば懐かしさを感じながら物語を楽しめる。
本作の物語は,主人公が「放棄されたマルチプレイFPSのプロトタイプ」の存在を知ることからスタートする。一見すると単に未完成のゲームだが,プレイを続けると異様な現象が発生し始める。プレイヤーは仲間と交流しつつ,奇怪なゲームの謎を解き明かさなければならない。
デモ版に実装されていた日本語については,フォントの問題で一部文字化けが起こっている部分があったものの,内容的にはほぼ違和感がなかった。開発者にフィードバックを提供したい人は,itch.ioやX(旧Twitter)などでコメントを残してあげよう。
「No Players Online」公式サイト
itch.io「No Players Online」詳細ページ
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