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Xbox One X&Xbox One Sの「FreeSync」対応は「今春」に。HDMI 2.1の「Auto Low Latency Mode」にも対応の予定
これは,番組に登場したMicrosoft Gamesの広報担当である“Major Nelson”ことLarry Hryb氏と,AMDのテクニカルマーケティング担当であるAntal Tungler氏が明らかにしたもので,Xbox One XとXbox One SとHDMI接続時のFreeSync(=FreeSync Technology over HDMI)に対応するディスプレイやテレビを組み合わせることで,可変フレームレート表示が可能になるというものだ。
FreeSyncによる可変フレームレート表示に対応することで,ゲーム側のリフレッシュレート変動に合わせてディスプレイ側のリフレッシュレートを変化させることが可能となるので,可変フレームレート表示のゲームでも,映像が分断されたように見える「テアリング」(Tearing,日本では「ティアリング」と呼ばれることもある)や,表示のカクつき「スタッタリング」(Stuttering)のない映像表示を実現できるというわけだ。
ただし,現在市場に出回っているFreeSync対応のPC用液晶ディスプレイは,
なお,Microsoftは同じ番組で,Xbox Oneシリーズ――すべてのXbox Oneか否かは明言されていない――において,ゲームをプレイの表示遅延を低減する「Auto
自動低遅延モードとは,HDMI 2.1で導入された機能のことで,ゲームの動作を認識すると,自動的に対応テレビやディスプレイを低遅延モードに切り替えることができるという。逆にゲーム以外――たとえば「Netflix」のビデオ再生――のコンテンツが動作していることを認識すると,低遅延の表示はオフになるそうだ。
自動低遅延モードを利用するには,自動低遅延モードに対応するXbox Oneシリーズと,同じく対応テレビまたはディスプレイが必要となる。Microsoftによると,2018年後半にSamsung Electronics(以下,Samsung)がリリースするテレビ製品が,自動低遅延モードに対応する予定とのことだ。
Samsung製のテレビは,国内市場で販売されていないのだが,HDMI 2.1の規格に基づく機能というMicrosoftの説明どおりであれば,自動低遅延モードに対応するテレビやディスプレイと組み合わせることで,自動低遅延モードを利用できるようになるかもしれない。
Xbox公式Webサイトの当該プレスリリース(英語)
- 関連タイトル:
Xbox One本体
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FreeSync
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