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[TGS 2019]e-Sportsコーナーで,エレコムが発表前の薄型キーボード「TK-ARMA30」やサラウンド対応ヘッドセットを披露
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印刷2019/09/14 15:56

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[TGS 2019]e-Sportsコーナーで,エレコムが発表前の薄型キーボード「TK-ARMA30」やサラウンド対応ヘッドセットを披露

小さなブースの一角に所狭しと新製品を並べたエレコムコーナー
画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS 2019]e-Sportsコーナーで,エレコムが発表前の薄型キーボード「TK-ARMA30」やサラウンド対応ヘッドセットを披露
 PC周辺機器メーカーとして名高いエレコムは,東京ゲームショウ2019の「e-Sportsコーナー」にあるゲームチーム「1'sBATTLEDOGS」(ワンズバトルドックス)のブースを借りて,ゲーマー向け製品ブランド「ARMA」の新製品や正式発表前の製品を披露していた。注目の製品を簡単に紹介したい。


独自の低背メカニカルキースイッチを採用するキーボードが登場


 まずはゲーマー向けキーボードの新製品「TK-ARMA30」シリーズから見てみよう。
 TK-ARMA30は,最近,製品の増えてきた低背タイプのゲーマー向けキーボードだ。写真のとおり10キーレス仕様であるが,フルキーボード仕様の「TK-ARMA50」シリーズもラインナップの予定とのことだ。

TK-ARMA30
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低背キースイッチは天板より下の基板に取り付けられており,キートップの薄さと合わせて全体の高さを低く抑えている。なお,キーボードバックライトは赤1色とのこと
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キーキャップを外したところ。半透明の土台部分には「ELECOM」の文字があり,スイッチのメーカー名はなかった
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 TK-ARMA30の特徴である薄さは,エレコム独自という低背タイプのメカニカルキースイッチを採用することで実現している。キースイッチの製造元は非公開とのことだが,Cherry軸風の十字軸を左右に支える枠が付いたあまり見かけないタイプのスイッチだった。

 国内メーカー製の日本語配列キーボードであるが,キーレイアウトには目を惹くところがある。[Space]キーがやけに横長なのでよく見ると,[無変換][変換]キーを省略しているのだ。ただ,PCにはつながっていなかったので,日本語入力時に省略したキーの代用をどうするのかは確認できなかった。

キーは日本語配列であるが,[Space]キーが大きく,両サイドにあるはずの[無変換][変換]キーはない
画像集 No.004のサムネイル画像 / [TGS 2019]e-Sportsコーナーで,エレコムが発表前の薄型キーボード「TK-ARMA30」やサラウンド対応ヘッドセットを披露

 全キーロールオーバー対応に加えて,全キーのキー割り当てをカスタマイズ可能で,カスタマイズ内容はキーボード内蔵のフラッシュメモリに保存できるといった具合に,ゲーマー向けキーボードで必要な要素は一通り備えているようだ。
 製品版の発売時期は未定だが,発売が楽しみな製品である。


Switchでも使える7.1chバーチャルサラウンドサウンド対応ヘッドセット


 もう1つ,注目の製品がヘッドセットの「HS-ARMA200V」シリーズだ。本製品は,USB接続タイプのインラインリモコン部分に7.1chバーチャルサラウンドサウンド機能を組み込んで,特別なソフトウェアを使わずにバーチャルサラウンド再生を実現しており,PCだけでなくPlayStation 4やNintendo Switchでも利用できるのが特徴だ。

HS-ARMA200V。写真はホワイトモデルだが,ブラックのモデルもある。なお,サングラスはまったく別の製品だ
画像集 No.013のサムネイル画像 / [TGS 2019]e-Sportsコーナーで,エレコムが発表前の薄型キーボード「TK-ARMA30」やサラウンド対応ヘッドセットを披露

 チタンコートを施した振動板をスピーカードライバーに採用している点や,合皮製と布製という2種類のイヤーパッドが付属するのも特徴であるという。
 ちなみに,HS-ARMA200Vと同じヘッドセット本体を使ったアナログ接続型ヘッドセット「HS-ARMA100」という製品もラインナップの予定で,そちらには布製イヤーパッドだけが付属するとのことだった。

エレコムの「e」を意匠化したシンボルマークがエンクロージャ側面に描かれている(左)。右写真は付属イヤーパッドを並べたもので,左から合皮製,布製となっている
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モノラルのブームマイクは,左エンクロージャから着脱可能だ(左)。付属のUSB接続型インラインリモコン(右)。「VIRTUAL SURROUND」と書かれているのがサラウンドサウンド出力のオン/オフボタンだ。なお,インラインリモコン上側のプラグを外せば,アナログ接続型ヘッドセットとして使うこともできる
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 発売時期は10月後半から11月の予定で,価格はHS-ARMA200Vが1万円前後,HS-ARMA100は8000円前後の予定であるという。

 ゲーマー向けマウスの新製品としては,「M-ARMA50」シリーズが展示されていた。日本人の手に合わせたという小さめのボディでありながら,8ボタン仕様の多ボタンマウスであるのが特徴だ。

M-ARMA50
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スクロールホイール手前に2つ,左側面には3つのボタンを備えており,左右メインボタンやスクロールホイールと合わせて計8ボタン仕様となっている
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 搭載センサーは,PixArt Imaging製の光学モデル「PAW3350B」で,メインボタンのスイッチには,オムロン スイッチアンドデバイス製の高耐久型スイッチを採用するのも特徴であるとのことだ。

こちらはすでに販売中のスマートフォン用グリップ「P-GMGS4B01RD」で,税込の実勢価格は2500円前後。横向きにしたスマートフォンを中央に載せて使い,画面上に貼り付けて[L/R]トリガーボタンで入力できるようにする吸盤式の入力装置も付属する。右はグリップに別売りの画面拡大レンズを組み合わせた状態だ
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エレコムのゲーム関連製品情報ページ


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