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[TGS 2019]e-Sportsコーナーで,エレコムが発表前の薄型キーボード「TK-ARMA30」やサラウンド対応ヘッドセットを披露
独自の低背メカニカルキースイッチを採用するキーボードが登場
まずはゲーマー向けキーボードの新製品「TK-ARMA30」シリーズから見てみよう。
TK-ARMA30は,最近,製品の増えてきた低背タイプのゲーマー向けキーボードだ。写真のとおり10キーレス仕様であるが,フルキーボード仕様の「TK-ARMA50」シリーズもラインナップの予定とのことだ。
国内メーカー製の日本語配列キーボードであるが,キーレイアウトには目を惹くところがある。[Space]キーがやけに横長なのでよく見ると,[無変換][変換]キーを省略しているのだ。ただ,PCにはつながっていなかったので,日本語入力時に省略したキーの代用をどうするのかは確認できなかった。
全キーロールオーバー対応に加えて,全キーのキー割り当てをカスタマイズ可能で,カスタマイズ内容はキーボード内蔵のフラッシュメモリに保存できるといった具合に,ゲーマー向けキーボードで必要な要素は一通り備えているようだ。
製品版の発売時期は未定だが,発売が楽しみな製品である。
Switchでも使える7.1chバーチャルサラウンドサウンド対応ヘッドセット
もう1つ,注目の製品がヘッドセットの「HS-ARMA200V」シリーズだ。本製品は,USB接続タイプのインラインリモコン部分に7.1chバーチャルサラウンドサウンド機能を組み込んで,特別なソフトウェアを使わずにバーチャルサラウンド再生を実現しており,PCだけでなくPlayStation 4やNintendo Switchでも利用できるのが特徴だ。
チタンコートを施した振動板をスピーカードライバーに採用している点や,合皮製と布製という2種類のイヤーパッドが付属するのも特徴であるという。
ちなみに,HS-ARMA200Vと同じヘッドセット本体を使ったアナログ接続型ヘッドセット「HS-ARMA100」という製品もラインナップの予定で,そちらには布製イヤーパッドだけが付属するとのことだった。
発売時期は10月後半から11月の予定で,価格はHS-ARMA200Vが1万円前後,HS-ARMA100は8000円前後の予定であるという。
ゲーマー向けマウスの新製品としては,「M-ARMA50」シリーズが展示されていた。日本人の手に合わせたという小さめのボディでありながら,8ボタン仕様の多ボタンマウスであるのが特徴だ。
搭載センサーは,PixArt Imaging製の光学モデル「PAW3350B」で,メインボタンのスイッチには,オムロン スイッチアンドデバイス製の高耐久型スイッチを採用するのも特徴であるとのことだ。
エレコムのゲーム関連製品情報ページ
4Gamerの東京ゲームショウ2019特設サイト
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