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【PR】PS4のロード時間短縮を謳う256GBのUSBメモリ,ADATA「UE700 PRO」を紹介。その効果のほどをPS4各機で検証する
UE700 PROは,USB 3.2のType-A接続で,256GBの容量を持つフラッシュメモリだ。製品ページでもゲーマー向けであることを強く押し出しており,PCはもちろんPlayStation 4でも使用できる※。
多くのゲームをインストールしてPlayStation 4の容量が足りなくなったとき,ストレージを拡張するには,外付けのHDDやSSDを用いるなどいくつかの方法があるが,もっとも手軽なのがUE700 PROのようなUSBメモリを用いることだろう。
USBメモリだけあって63(W)x23(D)x7(H)mmというサイズは極めてコンパクトであり,初期型PlayStation 4(以下,初代PS4),現行のPlayStation 4(以下,PS4 Slim),そしてPlayStation 4 Pro(以下,PS4 Pro)のいずれの本体のUSBポートであっても物理的な干渉が少ない。また重量も11gと軽量,かつ接続にケーブルを必要としないため,仮に持ち運びするとしてもスマートだ。
※PS4の拡張ストレージとして使用する場合,フォーマット方式が異なるためPCとの共用はできない。
また速度の面でも,UE700 PROはUSB 3.2 Gen1(5Gbps)に対応した最大360MB/秒の読み込みと最大180MB/秒の書き込み性能を有しており,SSDと同等のパフォーマンスであることが謳われている。価格的にもお手頃で,PS4のストレージ不足に悩んでいる人にとっては,かなり魅力的な選択肢と言えるのではないだろうか。
UE700PROの主なスペック
容量 | 256GB |
本体カラー | ブラック |
公称本体サイズ | 63(W) x 23(D) x 7(H)mm |
公称本体重量 | 11g |
最大転送速度 | 360MB/s(読み込み),180MB/s(書き込み) |
論理インタフェース | USB 3.2 Gen1(USB 2.0への下位互換あり) |
物理インタフェース | USB Type A |
対応OS | Windows 7以降,macOS X 10.6以降 |
実勢価格 | 5480円(税込)※2020年3月7日現在 |
保証期間 | 5年間 |
とはいえ,この数値はあくまでも理論上のものであり,実際のパフォーマンスはプレイするソフトや環境などによって変わってくるはず。そこで本稿では,UE700 PROの性能の検証として,PS4,PS4 Slim,PS4 Proの各機種でどのくらいロード時間が変わるかを実際に計測してみることにする。使用したゲームは,パッケージ版の「龍が如く7 光と闇の行方」と「ボーダーランズ3」,そして「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」の3タイトルだ。
「UE700 PRO」製品ページ
エディオンネットショップ内「UE700 PRO」販売ページ
「UE700 PRO」をAmazon.co.jpで購入する
効果のほどをPS4各機で検証
今回のテストでは,3タイトルともゲームの起動にかかる時間を計測することにした。計測にはストップウォッチを用いるため,メニュー画面でゲームを起動するボタンを押した瞬間から,タイトル画面が完全に表示されるまでの時間を3回計測,その平均値をスコアベースとしている。
なお各ゲームタイトルには最新のアップデートを適用し,計測時点での最新版を使用。起動後はタイトル画面が表示されるまでは何も触らず放置するが,「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」に限ってのみ,起動時に長めのムービーが入るため,これをスキップした時間を計測している。
上記の条件で,初代PS4(CUH-1000)とPS4 Slim(CUH-2200),PS4 Pro(CUH-7000)のPS4各機におけるUE700 PROの効果のほどを見てみよう。
「龍が如く7 光と闇の行方」
計測ハード | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
---|---|---|---|---|---|
初代PS4 | 内蔵HDD | 53.29秒 | 54.05秒 | 52.59秒 | 53.31秒 |
UE700 |
47.65秒 | 47.85秒 | 48.15秒 | 47.88秒 | |
短縮率 | 10.18% | ||||
PS4 slim | 内蔵HDD | 53.99秒 | 52.29秒 | 54.55秒 | 53.61秒 |
UE700 |
47.85秒 | 47.85秒 | 48.45秒 | 48.05秒 | |
短縮率 | 10.37% | ||||
PS4 Pro | 内蔵HDD | 50.58秒 | 50.55秒 | 51.58秒 | 50.90秒 |
UE700 |
46.75秒 | 48.15秒 | 47.15秒 | 47.35秒 | |
短縮率 | 6.98% |
2020年1月16日に発売された「龍が如く7 光と闇の行方」。結果はご覧のとおりで,6〜10%の短縮が確認できる。ゲーム本編では随所にロード時間を感じさせない工夫がされている本作だが,起動時に読み込むデータ量はなかなか多いようで,ここの待ち時間が短縮されるのは嬉しいところだ。
「龍が如く7 光と闇の行方」公式サイト
「ボーダーランズ3」
計測ハード | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
---|---|---|---|---|---|
初代PS4 | 内蔵HDD | 120.79秒 | 117.48秒 | 135.03秒 | 124.43秒 |
UE700 |
108.01秒 | 110.08秒 | 107.81秒 | 108.63秒 | |
短縮率 | 12.70% | ||||
PS4 slim | 内蔵HDD | 113.95秒 | 113.65秒 | 112.85秒 | 113.48秒 |
UE700 |
107.91秒 | 107.67秒 | 107.64秒 | 107.74秒 | |
短縮率 | 5.06% | ||||
PS4 Pro | 内蔵HDD | 102.60秒 | 99.50秒 | 99.77秒 | 100.62秒 |
UE700 |
87.62秒 | 88.12秒 | 87.45秒 | 87.73秒 | |
短縮率 | 12.81% |
「ボーダーランズ3」では,3機種ともUE700 PRO使用時に5〜13%弱の短縮が認められた。体感でも「確かに速くなった」と実感できるものだったもので,このスピードに慣れると内蔵HDDに戻したときには不満を覚えるだろう。
「ボーダーランズ3」公式サイト
「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」
計測ハード | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
---|---|---|---|---|---|
初代PS4 | 内蔵HDD | 59.73秒 | 58.39秒 | 60.33秒 | 59.48秒 |
UE700 |
50.25秒 | 50.22秒 | 51.15秒 | 50.54秒 | |
短縮率 | 15.04% | ||||
PS4 slim | 内蔵HDD | 58.39秒 | 58.09秒 | 57.99秒 | 58.16秒 |
UE700 |
50.62秒 | 51.02秒 | 50.95秒 | 50.86秒 | |
短縮率 | 12.54% | ||||
PS4 Pro | 内蔵HDD | 50.78秒 | 51.12秒 | 52.29秒 | 51.40秒 |
UE700 |
45.35秒 | 45.88秒 | 45.15秒 | 45.46秒 | |
短縮率 | 11.55% |
こちらは11%〜15%の時間短縮効果があった。先の2タイトルとは違い,どのハードでも明確な差が生じており,その意味では効果が高いともいえる。UE700 PROの製品ページにも,パフォーマンスは環境やゲームソフトによって異なるとあるとおり,ほかの2例と合わせてそれを裏付ける結果といえる。
「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」公式サイト
PS4を手軽にパワーアップできる頼れる相棒
円熟を迎えたPS4プラットフォームでは,今なお魅力的なタイトルが続々とリリースされ続けており,本体のストレージを圧迫しがちな状況にある。そんな中で,比較的安価かつ手軽に256GBの容量を確保でき,さらにロード時間まで短縮できるUE700 PROは,かなりお得な製品といえる。
コストパフォーマンスが高いだけに,容量が足りなくなるたびに買い足して運用するのも悪くなさそうだが,ただ「PS4で拡張ストレージとして使える外部ストレージは同時には1台のみ」であることには注意しておきたい。使用する外部ストレージを切り替える場合,PS4のメニュー画面から拡張ストレージの停止を行い,接続をやり直す必要がある。そこさえ気を付ければ切り替えながらの運用も可能なので,とりあえずの256GBから初めてみるのも悪くなさそうだ。
PS4プラットフォームを愛するヘビーゲーマーにとって,UE700 PROは手持ちのPS4を手軽にパワーアップできる頼れる相棒となるはずだ。PS4のストレージ不足とロード時間に悩んでいる人は,ぜひ導入を検討してみてはいかがだろうか。
「UE700 PRO」製品ページ
エディオンネットショップ内「UE700 PRO」販売ページ
「UE700 PRO」をAmazon.co.jpで購入する
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