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NVIDIA,次世代GPUを統合した新型SoC「Orin」をベースとする自動運転&ロボット向けプラットフォームを発表
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印刷2019/12/19 15:44

リリース

NVIDIA,次世代GPUを統合した新型SoC「Orin」をベースとする自動運転&ロボット向けプラットフォームを発表

DRIVE AGX Orin
配信元 NVIDIA 配信日 2019/12/19

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

NVIDIA、自律マシン向けの先進の
ソフトウェアデファインドプラットフォーム、
DRIVE AGX Orinを発表

2019年12月18日、中国蘇州 − GTC China −NVIDIA は、自動運転車両およびロボット向けの高度で先進的なソフトウェアデファインドプラットフォーム、NVIDIA DRIVE AGX Orinを発表しました。

画像集 No.001のサムネイル画像 / NVIDIA,次世代GPUを統合した新型SoC「Orin」をベースとする自動運転&ロボット向けプラットフォームを発表

このプラットフォームは、Orinと呼ばれる新しいシステムオンチップ (SoC) がベースとなっています。Orinは、170億個のトランジスタを集積し、4年間の研究開発投資によって生まれました。Orin SoCには、NVIDIAの次世代のGPUアーキテクチャとArm Hercules CPUコア、更に、ディープラーニング用とコンピュータービジョン用の新しいアクセラレーターが実装され、NVIDIAの前世代のXavier SoCの7倍近くの処理能力となる、1秒当たり合計200兆回の演算能力を実現します。

Orinは、自動運転車両やロボットで実行される様々なアプリケーションとディープ ニューラル ネットワークを同時に処理し、また、システムがISO 26262 ASIL-Dのような安全基準を満たすことが出来るように設計されています。

ソフトウェアデファインドプラットフォームとして構築された DRIVE AGX Orinは、レベル2から完全自動運転のレベル5まで拡張可能な、アーキテクチャの互換性があるプラットフォームを実現するために開発されました。これにより、自動車メーカーや関連企業は大規模で複雑なソフトウェア群を開発できます。OrinとXavierはいずれもオープンなCUDAとTensorRT APIならびにライブラリを通じてプログラムできるので、開発者は複数の製品世代にわたって投資を活用できます。

NVIDIAの創業者/CEOであるジェンスン フアン (Jensen Huang) は、次のように述べています。「安全な自動運転車両を作ることは、今の社会で最大のコンピューティング上の課題でしょう。自動運転車両を作るための投資額は指数関数的に膨らんでおり、入り組んだ課題を解決するためには、Orinのようなスケーラブルで、プログラマブルな、ソフトウェアデファインドのAIプラットフォームが欠かせません」

また、Navigant Research の主席リサーチ アナリストのサム アブエルサミド (Sam Abuelsamid) 氏は、次のように話しています。「NVIDIA の運輸業界に対する長期の貢献と革新的なエンドツーエンドのプラットフォームとツールは、巨大なエコシステムを生み出しており、自動運転車両に取り組んでいるほぼすべての企業が、コンピュートスタックにNVIDIAを活用しています。Orinは、この改良の絶えないテクノロジストーリーの次の重要な章に向けての大きな 1 歩になります」

NVIDIA DRIVE AGX Orinファミリーには、単一のアーキテクチャに基づいた多様な構成があり、自動車メーカーが設定している2022年の製品化を見据えたものとなっています。

NVIDIAの当該プレスリリース(英語)

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