業界動向
SIE PlayStation Studios Team ASOBI,スタジオディレクターが新ロゴやチームの成り立ちなどをPS.Blogで紹介
「アストロ」シリーズの開発の担うTeam ASOBIは,ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下,SIE) PlayStation Studiosの(いわく“最も新しい”)内部制作スタジオ。SIE JAPANスタジオが4月1日付けで新組織への改変が行われ,スタッフがTeam ASOBIに再集結すると海外メディアを中心に報じられたことは,SIE JAPANスタジオからの退職者に関する話題が多かった3月の記事でお伝えしたとおりだ。
記事によれば,Team ASOBIのチームが集ったのは2012年であり,そこから拡大を続けたという。2018年に「ASTRO BOT: RESCUE MISSION」,2020年に「ASTRO’s PLAYROOM」をリリース。メンバーの多くは日本人だが,イギリスやドイツ,フランス,スコットランド,韓国,スペインやコロンビアなど,ほかの国や地域のメンバーもいるそうだ。
「私たちの哲学は,『遊び』の真髄である楽しい遊び心を中心に展開しています」とドゥセ氏。Team ASOBIにおいてテクノロジは重要な要素だが,一方で,技術そのものは出発点に過ぎず,技術をゲームの中で生かすには“魔法のような圧倒的な何か”で手を加えないと意味がないとしている。その点で,PS5の純正パッドであるDualSense ワイヤレスコントローラーを使ってあれこれ試すのはとてもやりがいがあり,今も楽しい実験を続けているという。
エントリの冒頭にあるとおり,Team ASOBIのミッションは「プレイステーションならではの魔法,ゲーム体験のイノベーション,あらゆる年代の方にお楽しみいただける色鮮やかなゲームで笑顔をお届けする」こと。アストロシリーズを始め,同スタジオが手がける新たなタイトルに期待しておこう。
PlayStation.Blogの「『アストロ』シリーズを手掛けるTeam ASOBIからのお知らせ」
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