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「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた
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印刷2018/12/29 00:30

企画記事

「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

 ある日,編集部で「Mega Drive 4」(後述)を振り回していたら,編集部のMUがブラジリアンキックを突き出しながら「お前もメガドライブ ミニ(仮称)に収録してほしいタイトルを1本,挙げやがれい」と言ってきた(関連記事)。続く正拳突きをさばきながら聞いてみると,来年の「メガドライブ ミニ(仮称)」発売を前に,収録ラインナップを考えてみるという企画らしい。

 これにあたって「どんなタイトルがあるべきだろうか……」と考えていたら,「そういえばハード面はどうなるのだろう」といった疑問が湧き上がってきた。しかしプラグアンドプレイ(以下,PnP)型のメガドライブを考えるに適したサンプルなんて,そんなにあるわけが……いやいっぱい持ってるわ……(関連記事)。というわけで,これまでにリリースされたPnP型メガドライブをレビューしつつ,「メガドライブ ミニ(仮称)」はどのようなハードになるのかを考えてみたい。

※収録タイトル紹介欄のカッコ内は国内版タイトル。なお,大幅なキャラ替えが行われているもの(例:ぷよぷよ → Dr.Robotnik's Mean Bean Machine)については別個のゲームであるとして省く。


Sega Genesis Flashback


画像(001)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

■収録タイトル
●メガドライブ
Alex Kidd in the Enchanted Castle(アレックスキッド 天空魔城)
Alien Storm(エイリアンストーム)
Altered Beast(獣王記)
Arrow Flash(アローフラッシュ)
Bonanza Bros.(ボナンザブラザーズ)
Chakan: The Forever Man
Columns(コラムス)
Columns III(コラムス3〜対決!コラムスワールド〜)
Comix Zone(コミックスゾーン)
Crack Down(クラックダウン)
Decap Attack
Dr. Robotnik's Mean Bean Machine
ESWAT: City Under Siege(ESWAT)
Eternal Champions(エターナルチャンピオンズ)
Fatal Labyrinth(死の迷宮)
Flicky(フリッキー)
Gain Ground(ゲイングランド)
Golden Axe(ゴールデンアックス)
Golden Axe II(ゴールデンアックスII)
Golden Axe III(ゴールデンアックスIII)
Jewel Master(ジュエルマスター)
Kid Chameleon(カメレオンキッド)
Mortal Kombat(モータルコンバット)
Mortal Kombat II(モータルコンバット2 究極神拳)
Mortal Kombat 3(モータルコンバット3)
Phantasy Star II(ファンタシースターII 還らざる時の終わりに)
Phantasy Star III: Generations of Doom(時の継承者 ファンタシースターIII)
Phantasy Star IV(ファンタシースター 千年紀の終りに)
Ristar(リスター・ザ・シューティングスター)
Shadow Dancer: The Secret of Shinobi(シャドー・ダンサー ザ・シークレット・オブ・シノビ)
Shining Force(シャイニング・フォース)
Shining Force II(シャイニング・フォースII 古えの封印)
Shining in the Darkness(シャイニング&ザ・ダクネス)
Shinobi III: Return of the Ninja Master(ザ・スーパー忍II)
Sonic & Knuckles(ソニック&ナックルズ)
Sonic 3D Blast(ソニック3Dブラスト)
Sonic Spinball(ソニック・スピンボール)
Sonic the Hedgehog(ソニック・ザ・ヘッジホッグ)
Sonic the Hedgehog 2(ソニック・ザ・ヘッジホッグ2)
Super Thunder Blade(スーパーサンダーブレード)
Sword Of Vermilion(ヴァーミリオン)
The Ooze(ジ・ウーズ)
Vectorman 2
Vectorman
Virtua Fighter 2

●マスターシステム
Alex Kidd in High Tech World
Alex Kidd in Miracle World(アレックスキッドのミラクルワールド)
Alex Kidd: The Lost Stars(アレックスキッド ザ・ロストスターズ)
Fantasy Zone(ファンタジーゾーン)
Fantasy Zone: The Maze(オパオパ)
Phantasy Star(ファンタシースター)

●ゲームギア
Baku Baku Animal(ばくばくアニマル世界飼育係選手権)
Sonic Chaos(ソニック&テイルス)
Sonic Drift 2(ソニックドリフト2)
Sonic Triple Trouble(ソニック&テイルス2)
Tails Adventures(テイルスアドベンチャー)

●ボーナスゲーム
Adventure in the Park
Air Hockey
Bomber
Bottle Taps Race
Break the Fireline
Bubbles Master
Cannon
Checker
Chess
Cross the road
Curling 2010
Fight or Lose
Fish Story
Fish Tank Live
Hangman
Hexagonos
Jack's Pea
Jewel Magic
Mahjong Solitaire
Maze 2010
Memory
Mr. Balls
Naval Power
Plumbing Contest
Snake
Snowboarding
Spider
Wall-Breaking
Warehouse Keeper


 まずは現状で最新のPnP型メガドライブである,AtGames製の北米向けハード「Sega Genesis Flashback」を見てみよう。あくまで確証のない噂だが,一部では「メガドライブ ミニ(仮称)」の開発はAtGamesが担当しているのではないかと囁かれている。

 収録ラインナップは,ソニック・ザ・ヘッジホッグやアレックスキッドといった,特定シリーズへのフォーカスが目立つ(マスターシステムやゲームギアのタイトルまで!)。また,ファンタシースターやシャイニング・フォースといったRPGが収録されているのはPnP機としては珍しい。ただ,これらのタイトルに興味が薄い人にとっては,「収録タイトルの偏り」と思えるかもしれない。

ソニックとモータルコンバットはゲームセレクト画面で専用のページが用意されている
画像(017)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

 そのほか,サードパーティ製のタイトルはモータルコンバット以外に存在しないのも残念ではある。それでも,日本国内版ではレア物なコミックスゾーンやジ・ウーズが遊べるのは喜ばしいところ(と言っても,GENESIS版はそれほどレアでないうえ,PnP機では“常連”な2作ではある)。Virtua Fighter 2は日本国内でもWii用バーチャルコンソールの「バーチャファイター2<ジェネシス版>」として配信されたことがあったものの,Wiiポイントの販売は終了してしまったので,なかなか嬉しいセレクトだ。日本でのリリースに紆余曲折があった「ソニック3Dブラスト」も注目したい。

画像(018)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた
 上面のカートリッジスロットは飾りではなく,実機用のカートリッジを挿入可能。なので,たまたま手元にあった「ゼロウイング」のカートリッジを挿してみたが,スプライトが正しく表示されず,マップなどのデータも読み込まれずにゲームが進行しなかった。もしかするとGENESISカートリッジならうまくいくのかもしれないが,残念なところだ。

 付属のコントローラは2.4Ghz帯を使用するワイヤレス仕様で,電源は単4電池。中央にある「REWIND」ボタンは,押すと数秒巻き戻ったところからゲームをリスタートできるという便利な仕様だ。また,前面にある9ピンのポートには,オリジナルのメガドライブ用コントローラおよび互換コントローラを接続できる。

 AtGamesのハードはサウンドが今ひとつなのがおなじみだったが,本機のサウンド周りはそこそこマトモになっている。「決定版」には程遠いが,メガドライブを模した筐体形状やHDMI出力への対応,巻き戻し機能など,「なかなかよく出来ている」と言えるハードではないだろうか。

  • 総合評価:☆☆☆☆
  • 高評価:
  • ソニックやファンタシースターなどのシリーズ作品を徹底収録
    実機用カートリッジを挿入可能
    メガドライブ用コントローラを接続可能
    メガドライブを模した筐体
  • 低評価:
  • 再現性の低いエミュレーション
    収録ラインナップの偏り


SEGA GENESIS CLASSIC GAME CONSOLE


※写真右側
画像(002)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

■収録タイトル
●メガドライブ
Alex Kidd in the Enchanted Castle(アレックスキッド 天空魔城)
Alien Storm(エイリアンストーム)
Altered Beast(獣王記)
Arrow Flash(アローフラッシュ)
Bonanza Bros.(ボナンザブラザーズ)
Chakan: The Forever Man
Columns(コラムス)
Columns III(コラムス3〜対決!コラムスワールド〜)
Comix Zone(コミックスゾーン)
Crack Down(クラックダウン)
Decap Attack
Dr. Robotnik's Mean Bean Machine
ESWAT: City Under Siege(ESWAT)
Eternal Champions(エターナルチャンピオンズ)
Fatal Labyrinth(死の迷宮)
Flicky(フリッキー)
Gain Ground(ゲイングランド)
Golden Axe(ゴールデンアックス)
Golden Axe II(ゴールデンアックスII)
Golden Axe III(ゴールデンアックスIII)
Jewel Master(ジュエルマスター)
Kid Chameleon(カメレオンキッド)
Mortal Kombat(モータルコンバット)
Mortal Kombat II(モータルコンバット2 究極神拳)
Mortal Kombat 3
Phantasy Star II(ファンタシースターII 還らざる時の終わりに)
Phantasy Star III: Generations of Doom(時の継承者 ファンタシースターIII)
Ristar(リスター・ザ・シューティングスター)
Shadow Dancer: The Secret of Shinobi(シャドー・ダンサー ザ・シークレット・オブ・シノビ)
Sonic & Knuckles(ソニック&ナックルズ)
Sonic 3D Blast(ソニック3Dブラスト)
Sonic Spinball(ソニック・スピンボール)
Sonic the Hedgehog(ソニック・ザ・ヘッジホッグ)
Sonic the Hedgehog 2(ソニック・ザ・ヘッジホッグ2)
Sword Of Vermilion(ヴァーミリオン)
The Ooze(ジ・ウーズ)
Vectorman
Vectorman 2

●ボーナスゲーム
Adventure in the Park
Air Hockey
Black Sheep
Bomber
Bottle Taps Race
Brain Switch
Break the Fireline
Bubbles Master
Cannon
Checker
Chess
Cross the road
Curling 2010
Dominant Amber
Fight or Lose
Flash Memory
Hexagonos
hide and Seek
Hidden Agenda
Jack's Pea
Jewel Magic
Jura Formula
Lost World Sudoku
Mahjong Solitaire
Meatloaf Rotation
Mega Brain Switch
Memory
Mirror Mirror
Mr. Balls
Mya Master Mind
Naval Power
Panic Lift
Plumbing Contest
Skeleton Scale
Snake
Spider
T-REX Memory Match
Wall-Breaking
Warehouse Keeper
Whack a wolf
Yawning Triceratops


画像(010)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

 Sega Genesis Flashbackの前世代にあたるAtGamesハードがSEGA GENESIS CLASSIC GAME CONSOLE。本機は複数のバリエーションがあるものの,いずれもおおよそ30ドル前後で販売されている。メガドライブソフトが1本5000円程度の定価だったことを考えると,それで38本+ボーナスゲームが収録されている本機は,「破格の安価」と言っていいだろう。ただ,安いだけのことはあり,出力はアナログだけのうえ,音声はモノラルで,音声出力の再現度も低い。

画像(016)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた
 また,本機も実機用カートリッジが挿入可能だ。これも「ゼロウイング」で試してみたが,本機ではしっかりと動作した。おそらくSega Genesis Flashbackはエミュレータで動いているが,本機はSoC(System-on-a-chip。ここではメガドライブのシステムを集積回路化したものについて言う)で動いているということによる違いだろう。価格と筐体サイズの手軽さは魅力的なので,「手軽なメガドライブ」が欲しい人ならば,本機も有用な選択肢ではないだろうか。

SoCメガドライブの一例
画像(020)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

  • 総合評価:☆☆☆
  • 高評価:
  • 価格が安い
    実機用カートリッジを挿入可能
    メガドライブ用コントローラを接続可能
    筐体が小さい
  • 低評価:
  • 作りが安っぽい
    アナログ出力のみなうえモノラル音声
    音声出力の再現度が低い


Sega Reactor


画像(003)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

■収録タイトル
●メガドライブ
Alex Kidd in the Enchanted Castle(アレックスキッド 天空魔城)
The Ooze(ジ・ウーズ)
Altered Beast(獣王記)
Arrow Flash(アローフラッシュ)
Bonanza bros(ボナンザブラザーズ)
Comix Zone(コミックスゾーン)
Crack Down(クラックダウン)
Dr.Robotnik's Mean Bean Machine
Ecco(エコー,ザ・ドルフィン)
ESWATt:City Under Siege(ESWAT)
Fatal Labyrinth(死の迷宮)
Flicky(フリッキー)
Gain Ground(ゲイングランド)
Golden Axe(ゴールデンアックス)
Jewel Master(ジュエル・マスター)
Kid Chameleon(カメレオンキッド)
Chakan
Shinobi III: Return of the Ninja Master(ザ・スーパー忍ii)
Sonic and Knuckles(ソニック&ナックルズ)
Sonic Spinball(ソニックスピンボール)

●Interactive Sports Game
Tennis
Table tennis
Golf
Fishing
Football
Swimming
Bowling
Boxing
Badminton
Darts
Basketball
Fencing
Curling
Beach volleyball
Sword of warrior
Baseball

●Arcade Game(※このような分類名とされているが,アーケードで稼働していたゲームではない)
Jacks pea
Mahjong
Memory
Warehouse keeper
Air hockey
Spider
Naval power
Mr.balls
Cannon
Fight or lose
Bottle taps race
Checker
Bomber
Hexagonos


 2010年に欧州で販売されたSega Reactorは,これも販売はAtGamesながら,中国・叢林互動科技が「Zone」というゲーム機の一種として開発したものらしい。

 これの準備にはなかなか苦労する。欧州向けなので,コンセントはBFタイプ,映像信号はアナログのPAL方式だ(なのでキャプチャデバイスが対応していなかった……)。

 起動はNTSC/PAL両対応のディスプレイで確認できたものの,試してみるとコントローラが反応しない。詳細は不明だが,欧州の電源は220〜240Vが一般的なので,日本の100〜110Vな電源につないでも,赤外線受光の回路が正しく動作しないのかもしれない。とはいえ,正しく動いたとしても赤外線通信なので,プレイのときは発光部と受光部の間に遮蔽物がないようにしなければならない。個人的にはバンダイの「プレイディア」で困った記憶が強い仕様だ。さらに,本機はゲームパッドの有線接続に対応していない。

 収録タイトルも他のAtGames製PnP機と代り映えしないので,正直言って「微妙」なハードである。とは言え,日本で開発されたメガドライブ用のゲームと,アメリカのAtGamesやブラジルのTectoyがPnP型メガドライブ向けに開発したゲームが,中国製のハードに収録されており,欧州で販売されるという様子には,何かロマンのようなものを感じないだろうか……感じるよね? 感じない?

  • 総合評価:☆☆
  • 高評価:
  • 出自の面白さ
  • 低評価:
  • アナログ出力のみなうえモノラル音声
    赤外線通信のコントローラ


Mega Drive 4


画像(004)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

■収録タイトル
●メガドライブ
Alex kidd(アレックスキッド 天空魔城)
Alien Storm(エイリアンストーム)
Altered beast(獣王記)
Arrow Flash(アローフラッシュ)
Battle Golfer Yui(バトルゴルファー唯)
Bonanza Brothers(ボナンザブラザーズ)
Cadash
Chase H.Q. 2(スーパーH.Q.)
Columuns(コラムス)
Columns III(コラムスIII)
Crack Down(クラックダウン)
Crystal's Pony Tale
Cyber Police ESWAT(ESWAT)
Dangerous seed(デンジャラスシード)
Decap Attack
Ecco the dolphine(エコー・ザ・ドルフィン)
Ecco Jr.(エコーJr.)
Fatal Labyrinth(死の迷宮)
Flicky(フリッキー)
Gain Ground(ゲイングランド)
Golden Axe(ゴールデンアックス)
Golden Axe II(ゴールデンアックスII)
Golden Axe III(ゴールデンアックスIII)
Growl(ルナーク)
Jewel Master(ジュエルマスター)
Kid Chameleon(カメレオンキッド)
Last Battle
Megapanel(メガパネル)
Mystical Fighters(魔王連獅子)
New Zealand Story(ニュージーランドストーリー)
Pac-Attack(パックアタック)
Phelios(フェリオス)
Power Ball(レッスルボール)
Rainbow Island(レインボーアイランド)
Rastan Saga 2(ラスタンサーガ2)
Shadow Dancer: The Secret of Shinobi(シャドー・ダンサー ザ・シークレット・オブ・シノビ)
Shinobi III: Return of the Ninja Master(ザ・スーパー忍II)
Sonic the Hedgehog 3(ソニック・ザ・ヘッジホッグ3)
Space Harrier II(スペースハリアーII)
Super Hang-On(スーパーハングオン)
Super Thunder Blade(スーパーサンダーブレード)
Sword of Vermilion(ヴァーミリオン)
The Ooze(ジ・ウーズ)
Turbo Out Run(ターボアウトラン)
Ultimate Qix(ヴォルフィード)
World Championship Soccer(ワールドカップサッカー)
Wrestle War(レッスルウォー)

●Electronic Arts
Fifa 2008
Need for Speed
Simcity
Sims 2

●専用タイトル
Guitar Idol

●その他
Academia do Saber
Acerte o alvo
Air hockey
Anaconda
Aniversario
Aqueduto
Asa Delta
Ball jack
Batalha Naval
Bill bolha
Bolas e cores
Bolhas
Bombeiros
Canhão
Cava-Cava
Cavalos e peões
Corrida de Tampinhas
Creature Capture
Domine o TerritÓrio
DominÓ
Fábrica de Chocolate
Fantasy Pinball
Fica 1
Fire Mustang
Guerra Dos Monstros
Hexágono
Junte 4
Memória Master
Mina Terrestre
Minerador
Os doze trabalhos de Jongo
Palhaços
Pedreiro Polar
Pense Bem (10 Jogos)
Senha
Sudoku
Tangram


※正しい色味ではない
画像(013)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた
 続いてはTectoyによるブラジル向けの「Mega Drive 4」

 これの準備にも苦労する。コンセントはCタイプ。映像信号はNTSC/PAL両対応のディスプレイでも正常に読み込まれなかったが,NTSC専用のキャプチャデバイスでは色味がおかしいながら取り込めた。ブラジルで普及しているPAL-M規格(PAL準拠だが走査線数・周波数はNTSCと同一)が出力されているから,こうなっているのかもしれない。

 本機最大の特徴が,ギター風コントローラに対応したリズムゲーム「Guitar Idol」をプレイできることだ。ギター風コントローラはメガドライブ仕様の9ピン端子なので,やろうと思えばメガドライブ実機でも使えそうだ。プレイできる楽曲はAerosmith,Alice Cooper,Deep Purple,Red Hot Chili Peppers,The Ramonesなどのものが収録されており,かなり豪華なラインナップとなっている。
 さらに,筐体前面にSDカードの差込口があり,MP3データを内蔵プレイヤーで再生できる。音楽プレイヤーになるPnP機というのは非常にユニークだが,やはりブラジルでは音楽のニーズが高いということだろうか。

 収録タイトルは,定番を外しに行ったような印象を受けるラインナップで,「バトルゴルファー唯」は「そう来たか!」と膝を打つセレクトだ。また,ナムコやタイトーといったサードパーティ製タイトルが多く含まれているのも小躍りしたくなる。英語圏では高い評価を得たが,日本では未発売の「Cadash」(タイトーの「カダッシュ」を移植したもの)が含まれているのも嬉しい。

 Electronic Artsのモバイル版「Need for Speed」「Simcity」などはメガドライブのゲームではないが,携帯電話アプリは配信が終了したら再入手しにくいということや,そもそも配信国が限られていたこと,ソフトラインナップの幅広さが強調されることなどから,高く評価したい。

 このハードが筆者の現環境だとちゃんと遊べないというのは,非常に残念だ。PAL-M対応ディスプレイを用意できたら,ちゃんと映ってくれるのだろうか……。

  • 総合評価:☆☆☆☆
  • 高評価:
  • 幅広い収録タイトル
    MP3プレイヤー機能
    メガドライブ用コントローラを接続可能
    ユニークなギター型コントローラ
  • 低評価:
  • 作りが安っぽい
    アナログ出力のみなうえモノラル音声


Mega Drive Edição Limitada


画像(005)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

■収録タイトル
Alex Kidd in the Enchanted Castle(アレックスキッド 天空魔城)
Alien Storm(エイリアンストーム)
Altered Beast(獣王記)
Arrow Flash(アローフラッシュ)
Bonanza Brothers(ボナンザブラザーズ)
Columns(コラムス)
Collumms III: Revenge of Columns(コラムスIII 対決!コラムスワールド)
Comix Zone(コミックスゾーン)
Crystal's Pony Tale
ESWAT: City Under Siege(ESWAT)
Fatal Labyrinth(死の迷宮)
Flicky(フリッキー)
Gain Ground(ゲイングランド)
Golden Axe(ゴールデンアックス)
Golden Axe 3(ゴールデンアックス3)
Jewel Master(ジュエルマスター)
Kid Chameleon(カメレオンキッド)
Last Battle
World Championship Soccer(ワールドカップサッカー)
Shadow Dancer: The Secret of Shinobi(シャドー・ダンサー ザ・シークレット・オブ・シノビ)
Shinobi III: Return of the Ninja Master(ザ・スーパー忍II)
Sonic the Hedgehog 3(ソニック・ザ・ヘッジホッグ3)


※正しい色味ではない
画像(014)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた
 Tectoyが2017年に発売した「Mega Drive Edição Limitada」もブラジル向けなので,コンセントはCタイプであり,映像信号はPAL-Mの模様だ。ただ,音声出力がステレオになっているのは評価したい。また,前面のイヤホンジャック端子からは輪郭のクッキリとした音が出るので,いい意味で驚かされた。

 収録ソフトは少なめ。筐体はメガドライブそのもののサイズであることや,オリジナルのメガドライブを踏襲したイヤホンジャック搭載などを鑑みると,どちらかと言えば「PnP版メガドライブ」よりは「復刻版メガドライブ」であるという点が重視されているのかもしれない。またTectoyは,ブラジルのみで販売されたメガドライブソフト「Cartucho Turma da Mônica na Terra dos Monstros」も復刻させている。コロンバスサークルの「16ビットリズムランド」など,メガドライブプラットフォーム向けの新作や復刻版を製造しているメーカーは世界に散見されるので,「新たなメガドライブの時代」が始まったら面白いと思うのだが……どうなるだろうか。

  • 総合評価:☆☆☆
  • 高評価:
  • ほぼオリジナルのメガドライブ同様の筐体
    メガドライブ用コントローラを接続可能
    ステレオ出力なうえイヤホンジャック端子からはいい音が出る
  • 低評価:
  • 収録タイトル数の少なさ
    2017年発売のなのにアナログ出力


Genesis 3


画像(006)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

画像(019)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた
 「Genesis 3」は……う,動かない。よく見てみたらACアダプタが60Hzのみ対応だったので,西日本なら動くかもしれないが,時間的都合などにより本機のレビューは割愛したい。ただ,収録ソフトをパッケージ背面で確認すると,「Lion King」「Toy Story」といったディズニー系タイトルをフィーチャーしていることが分かる。ラインナップがユニークなのはもちろん,「Toy Story」はセガサターンがすでに発売されていた時期のタイトルであるためグラフィックスの完成度が非常に高く,さらにスーパーファミコン版にはないステージも搭載されているらしいので,ディズニーファンならずともメガドライバーにとっては嬉しいセレクトだ。


メガドライブ Play TV Vol.1 & Vol.2


画像(007)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた 画像(008)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

■Vol.1 収録タイトル
Sonic the Hedgehog(ソニック・ザ・ヘッジホッグ)
ALTERED BEAST(獣王記)
GOLDEN AXE(ゴールデンアックス)
Dr. Robotnik's Mean Bean Machine
Kid Chameleon(カメレオンキッド)
Flicky(フリッキー)

■Vol.2 収録タイトル
Sonic the Hedgehog 2(ソニック・ザ・ヘッジホッグ2)
Ecco the Dolphin(エコー・ザ・ドルフィン)
The Ooze(ジ・ウーズ)
Columns(コラムス)
Gain Ground(ゲイングランド)
Alex Kidd in the Enchanted Castle(アレックスキッド 天空魔城)


画像(011)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた 画像(012)「メガドライブ ミニ(仮称)」はどんなハードになるのか。既存のPnP型メガドライブをレビューしつつ考えてみた

 現状,唯一の国内正規販売されたメガドライブPnP機「メガドライブ プレイTV」(Radica Games「Sega Genesis Plug n Play」の日本国内版)。6本入って定価3980円(税抜)と,後年のPnP機と比べれば若干の割高感があるものの,発売されたのが2004年というのを考えると仕方ないところ。映像&音声出力もアナログのみだ。

 本体はメガドライブ2を模したデザインなので,「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」よりも10年以上早く生まれていた“ミニチュア系PnP”と言えるかもしれない(再現度は微妙だが)。その一方で,なぜかコントローラは初代メガドライブに準じた3ボタン仕様。珍しいので嬉しくはあるが,操作しにくいゲームパッドなので,喜ぶべきか残念がるべきか悩ましいところだ。

  • 総合評価:☆☆☆
  • 高評価:
  • ミニチュア系PnPの先駆者
    メガドライブ用コントローラを接続可能
    初代メガドライブパッドを採用
    筐体が小さい
  • 低評価:
  • 今見ると割高
    初代メガドライブパッドを採用
    アナログ出力のみ




 といった面々のメガドライブ系PnPは,言ってしまえば基本的に「ダメっ子」揃いで,そもそも日本で動かすには工夫が必要だったりもする。ただ逆に考えてみると,この多彩さこそが「世界各国でさまざまなニーズに応えたメガドライブが製造されてきた」ということを証明しているとも言える。この変幻自在かつ縦横無尽に世界を駆け抜ける自由さこそが,メガドライブの魅力ではないだろうか。

 全盛期から,日本ではアイワのCDラジカセと融合して「CSD-GM1」となったり,北米では携帯型の「Genesis Nomad」となったり,ヨーロッパではAmstrad PCと合体して「Sega PC」になったりしていたメガドライブは,時代が進めばSoCへと姿を変え,さらに昨今「ミニチュア系PnP」ブームの波にも乗って「メガドライブ ミニ(仮称)」となってみたりする。年号が変わっても,まだまだメガドライブの時代は続いていくだろう。

 さて,今回紹介したPnP型メガドライブ群を振り返って,「メガドライブ ミニ(仮称)」を考えてみよう。数々の外部メーカー製PnP型メガドライブおよび「ニンテンドークラシックミニ」や「プレイステーションクラシック」といったPnP機に続き,満を持しての真打ち登場といった体で出てくるのだから,Sega Genesis Flashbackのように人気シリーズを網羅しつつ,Mega Drive 4のようにサードパーティ製タイトルもカバーし,コントローラは2.4GHzのワイヤレスと実機用を併用でき,電源はUSB給電で,外部出力はHDMIに対応している……そんな☆☆☆☆☆の「決定版」的なハードとなるといいのだが,どうなるだろうか。今後の発表に期待したい。
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