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TGS 2022のVR会場にボートレース場がオープン! ゲームのように演出されたVR空間をモーターボートで駆け抜けてきた
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印刷2022/09/12 10:00

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TGS 2022のVR会場にボートレース場がオープン! ゲームのように演出されたVR空間をモーターボートで駆け抜けてきた

 東京ゲームショウ2022のバーチャル会場となる「TOKYO GAME SHOW VR 2022」(以下,TGS VR 2022)に,国内のボートレースを開催する一般財団法人BOAT RACE振興会が初めて参加する。会期中(2022年9月15日〜18日),TGS VR 2022の会場内にはボートレース場「VIRTUAL BOAT RIDE PARK」がオープンし,参加者はゲームのように演出されたVR空間でのボートレースを楽しめるようになっている。
 TGS開幕に先がけ,新アトラクションを体験してきたのでレポートをお届けする。

会場となったSIX WAKE ROPPONGI
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 TGSのバーチャル会場は昨年に続き,2回目の実施となる。リアル会場である幕張メッセ,その地下に存在するというTGS VR 2022会場は,ダンジョンのようになっている巨大な縦穴の中に各社のブースが設置されている。参加者はアバターを制作して,自由に探索できるという。来場者とコミュニケーションを図ることができ,ボイスチャットも可能だ。

幕張メッセの地下に見つかった巨大な空間には「ゲームの地層」が存在していた
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地下深くに伸びたエレベーターを降りると,TGS VR 2022の会場が広がっている
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いくつかの層になったエリアに,各社のブースやギャラリーが存在する
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 BOAT RACE振興会のブースは,会場を入って右手,すぐのところにある。青いアーチ状のトラスが目印だ。洞窟内には3Dモデルで作られたボートをはじめ,ゲームキャラクター風のボートレーサーの壁画などが飾られている。

こちらがバーチャル空間のボートレース場
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洞窟内にはボートレースに関連するオブジェが飾られている
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ゲームキャラ風に描かれたボートレーサー。実在の選手がモデルなのだとか
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アバター用のアイテムが手に入ることも
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 最深部に進んでいくと,幻想的に演出されたボートレース場が存在していた。日本全国には24のボートレース場があるため,ここは25番目のボートレース場になるとのこと。参加者は停泊しているボートに乗り込んで,周回ごとに変わるファンタジックな水上の世界を楽しめる。

幻想的なボートレース場。左にはスタンドが見える。参加者は6号艇に乗ってスタート
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スタート前に案内役のキャストが登場。垢抜けていない感じが逆に可愛い
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1周目は月光が注ぐ夜のボート場。クリスタルのようなオブジェの間をボートが駆け抜ける
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2周目は背景に難破船が見えるリゾート。イルカやクジラが空を飛んでいる
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 オリジナルキャラクターのキャストも登場する。声の出演は中島 愛さんだ。また,空間ナレーションに中野さいまさん,海外ユーザー向け英語ナレーションに森永千才さんを起用し,アニメやゲームファンのツボを突いてくる。

 今回,TGS VR 2022に参加する目的はもちろん,ボートレースの普及だ。ただ,現実の競技に寄せるのではなく,VRアトラクションならではのエンターテイメント性の高い内容になっている。関係者によると,あまりに現実的すぎるとボートレースファンは喜ぶが,初めてボートレースを知るという人には興味を持ってもらえない可能性を懸念したとのこと。「ボートレースはこういうものだ」と押しつけるのではなく,「来場者が立ち寄って楽しいと感じたことをきっかけにして,ボートレースに興味を持ってもらう」という方向性を提示したそうだ。

最後はなんと宇宙空間へ。シューティングゲームのように宇宙船が飛び交い,戦いを繰り広げている
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ゴールするとアバターアイテムがプレゼントされる。どんなアイテムかは,自分の目で確認してほしい
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 VR空間のボートレース場はTGS会期中の期間限定オープンとなるが,今後ともさらにエンターテイメント性を追求し,魅力的なボートレースの登場にも期待したいところだ。
 TGS VR 2022は公式ページで配信されているアプリケーションをダウンロードすれば,誰でも無料で参加できる。対応デバイスはWindows,Meta Quest 2(App Lab/Link機能),Oculus Rift/Rift S,HTC Vive/Vive Proシリーズ,Valve Indexとなっている。また,VRデバイスがなくてもWindows PCのデスクトップモードでの参加も可能だ。詳しくは公式ページを参照してほしい。

TGS VR 2022 公式ページ


※画面は開発中のものです。
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