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「エレベーターアクション」をミニチュアアップライト筐体で楽しめる。「ELEVATOR ACTION Quarter Size Arcade Cabinet」発売
筐体サイズは,高さ44cm×幅16.6cm×奥行22.5cm。筐体に備えられたレバーやボタンは実際に動作し,クレジットを投入する際は筐体前面のコイン投入口をタッチするというのだから,こだわりがディープだ。
「エレベーターアクション」は,1983年にタイトーから発表されたアーケードゲーム。主人公のスパイを操って,高層ビルへ屋上から潜入,各所の書類を奪って地下から脱出する。エレベーターを自由に操作できるのがポイントで,フロアを一気に昇降したり,敵を押しつぶしたりできるのだ。
Numskullの「Quarter Arcade」シリーズでは,ゲームメーカーと公式に提携した1/4スケールのミニチュア筐体をリリースしている。これまでにも「スペースインベーダー」「バブルボブル」「T.M.N.T. 〜スーパー亀忍者〜」を発売しており,「バーガータイム」の予約も受付中だ。
なお,現在は製造停止となっているが,かつては「パックマン」や「ギャラクシアン」といったナムコ系ゲームも販売されていた。
「Quarter Arcade」シリーズ「スペースインベーダー」 |
「Quarter Arcade」シリーズ「バブルボブル」 |
「Quarter Arcade」シリーズ「バーガータイム」 |
こうしたミニチュア筐体は日本でも「EGRET II mini(イーグレットツー ミニ)」(関連記事),「アストロシティミニ」(関連記事),「NEOGEO mini(ネオジオ ミニ)」(関連記事)など,さまざまなタイプが発売されているが,「Quarter Arcade」は海外仕様のアップライト筐体であるのがポイントだ。
アップライト筐体とは,立ったままでプレイするタイプのもので,筐体全体が派手なイラストで飾られているのも特徴。今回の「OFFICIAL TAITO ELEVATOR ACTION Quarter Size Arcade Cabinet」は,いかにもアメリカンコミック的な渋いアートワークになっており,日本版インストカードでデフォルメされたキャラクターが描かれているのとは対照的である。
「エレベーターアクション」は「EGRET II mini」にも収録されているが,こちらはアップライト筐体による当時の雰囲気が伝わってくる品といえるだろう。
「Quarter Arcade」シリーズでは,ゲームセンターに置かれたさまざまな品もミニチュアで再現し,販売されている。暖房用のラジエーターやガムボールの自販機など,こちらも海外っぽい品が揃う。
中でもジュース販売機「Official Quarter Arcade Pepsi USB Hub」「Official Quarter Arcades 7UP USB Hub」は,USBハブとしての機能を持つのに加え,ボタンを押すとミニチュア缶も出てくるのだから面白い。
これらを揃えて自宅に海外っぽいゲームセンターを作ってみるのも楽しそうだ。
「Quarter Arcade」シリーズのアクセサリ。写真左から消火器,ラジエーター,ガムボール自販機 |
ペプシと7upの自販機はUSBハブの機能を持ち,「Quarter Arcade」の筐体をつないでプレイできる |
「OFFICIAL TAITO ELEVATOR ACTION Quarter Size Arcade Cabinet」公式サイト
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