「ファミコン互換機」は,なぜそこにある? 世界初の本格的な非公認ゲーム互換機データベース「アノウソライズン」が伝えるもの
小綺麗な出自ではないが,ゲーム史の裏側で確かに存在し,少なからぬ影響を市場に与えてきた互換機。世界初の非公認互換機データベース「アノウソライズン」(Unauthorizon)を開設したhally氏が,それを研究する意義や,とくにユニークな機種を紹介する。
Chip Tanaka(田中宏和氏)3rdアルバム「Domani」発売記念インタビュー。制作秘話や音楽遍歴,これまでとこれからをまとめて聞いた
Chip Tanakaの3rdアルバム「Domani」が発売された。Chip Tanakaとは,クリーチャーズ代表取締役社長である田中宏和氏が,チップチューンミュージシャンとして活動するときの別名義だ。今回は田中氏の音楽遍歴やChip Tanaka名義で活動を続ける理由などを,3rdアルバムの制作秘話とともに振り返ってもらった。
緊急事態宣言の解除後,初の“大人数の観客入れ”を行ったゲーム音楽ライブ「ゲースキ!2」。まだ制限のある中で開催に挑んだ出演者達の胸中とは
新型コロナウイルス感染症の拡大に対する緊急事態宣言が解除されたものの,未だ数々の制限がある中で開催されたゲーム音楽ライブ「ゲースキ!2」。その模様を,出演者達のコメントも交えつつお届けしよう。
発掘,史上初の純国産ビデオゲーム! HITAC 10で開発され,1973年にお披露目されたゲームと,それが後年に与えた影響とは
一般的に“日本初のビデオゲーム”とされているのは,「エレポン」と「ポントロン」だが,いずれもAtariの「PONG」をコピーしたものでり,真に“日本初”とは言い難い部分がある。では初の純国産ビデオゲームとは何なのか――本稿では,開発者へのインタビューをもってそれに迫る。
タイトーサウンドかく発祥せり。「スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション」発売を記念し亀井道行氏&今村善雄氏にインタビュー
「スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション」の発売を記念し,「スペースインベーダー」のサウンド回路を開発した亀井道行氏と,タイトーのサウンド開発部署を設立した今村善雄氏に,ZUNTATAメンバーを交えてのインタビューを行った。タイトー初期の知られざるエピソードをお届けしよう。
謎多きベテラン作曲家“与猶啓至”氏。魅惑の80年代風シンセサウンド全開の「星霜鋼機ストラニア」でBGMを担当した氏に音楽の魅力と背景を聞く
Xbox 360やアーケードゲームでリリースされたグレフの縦スクロールシューティング「星霜鋼機ストラニア」。本作のBGMを担当した与猶啓至氏は,MSXやX68000といった国産PCの全盛期からゲーム音楽を手がけてきた大ベテランだが,その遍歴はこれまで意外なほど語られてこなかった。本稿では「ストラニア」のBGMの魅力とともに,氏の素顔に迫ってみる。