女流棋士・北尾まどか氏に聞く,知られざる将棋の世界――どうぶつしょうぎ・賞金・コンピュータ,そしてマインドスポーツまで
女流棋士・北尾まどか氏が手がける「どうぶつしょうぎ」が,SPIEL'14に出展されていた。知育玩具として多くのメディアで取り上げられる同作だが,世界ではどう受け止められているのか。また女流棋士としての活動の傍らで,将棋の普及に尽力する氏は,いったいどんな思いでドイツの地に立ったのか。SPIEL'14の会場で話を聞いてみた。
ヘビーネットゲーマーからゲームデザイナーへ。「ラブレター」で日本人初のドイツゲーム賞入賞を果たしたカナイセイジ氏に聞く,原点と未来
代表作「ラブレター」で,日本人初のドイツゲーム賞入賞を果たしたカナイセイジ氏。日本を代表するボードゲームデザイナーとしてその名を知らしめた氏は,今何を思い,これから何を目指そうとしているのか。授賞式後,10月のエッセンで話を聞いてみた。少し時間があいてしまったが,その模様をインタビューとしてお届けしよう。
邪神達が大激突で地球がヤバイ。「クトゥルフ神話TRPG」のSandy Petersen氏が手がけるボードゲーム「Cthulhu Wars」プレイレポート
2014年末にGreen Eye Gamesから発売されるミニチュアボードゲーム「Cthulhu Wars」が,SPIEL’14の同社ブースに出展されていた。同作は,クトゥルフ神話の邪神達が未来の地球で激突するというボードゲームだ。クトゥルフやハスター,ニャルラトホテプといったお馴染みの邪神達によって繰り広げられる大戦争の模様をレポートしていこう。
[SPIEL’14]南アフリカ発の小粋なダイスゲーム「Ancient Terrible Things」を紹介。「インディ・ジョーンズ」ライクな“パルプアドベンチャー”ゲーム
ドイツのエッセンにて2014年10月16日から19日まで開催された「Internationale Spieltage SPIEL’14」。数多くの新作ボードゲームが展示されていたその会場で,さまざまなゲームを実際に遊んでみることができた。本稿では,そんな中から筆者が気になった一作「Ancient Terrible Things」を紹介してみよう。
[SPIEL’14]インディーズTCGから世界を目指す「真空管ドールコレクション」とは何か。ソニー・ミュージックとJHラボに話を聞いてみた
世界中のボードゲームデベロッパが軒を連ねたSPIEL’14だが,中でも異色のブースを構えていたのがインディーズ出身のTCG「真空管ドールコレクション」を展示していたJHラボとソニー・ミュージックエンタテインメントの合同ブースだ。日本の萌えコンテンツで本場ドイツに殴り込みをかける2社にはどんな狙いがあるのか,ブースで話を聞いてみた。
[SPIEL’14]「ルールブックが要らないボードゲーム」を目指す,老舗メーカーの挑戦。「Orongo」「ABLUXXEN」で賑わうRavensburger AGブースレポート
Ravensburger AGと言えば,「カタンの開拓者たち」のKOSMOSと並んで,ドイツゲームのメーカーでは老舗中の老舗だ。そんな同社ブースでは,Reiner Knizia氏の新作「Orongo」や,ドイツゲーム大賞金の羽根賞を受賞した「ABLUXXEN」に加えて,同社イチオシのスマホ連動ゲーム「smartPLAY」も3タイトルが展示されていた。
[SPIEL’14]「シャドウラン」の生みの親が手がける新作ミニチュアゲーム「Golem Arcana」プレイレポート。そのビジュアルとタブレット連動に注目
シアトルのデベロッパHarebrained Schemesが手がける新作ミニチュアボードゲーム「Golem Arcana」のプレイレポートをお届けする。スマホ連動タイトルをあちこちで見かけた今回のSPIEL’14だが,中でもビジュアル面でとくに目を惹く本作は,なんとあの「シャドウラン」の生みの親,Jordan Weisman氏がゲームデザインを手がけたタイトルだった。
[SPIEL’14]あのM:tGがボードゲームに! ついにベールを脱いだ「Magic: The Gathering Strategy Board Game」プレイレポート
TCGの祖にして最高峰である「マジック:ザ・ギャザリング」のボードゲームが発表された2014年10月10日。翌週の開催となった「SPIEL’14」では,同作がさっそくプレアブル可能となっていた。Hasbroブースで行われていたデモプレイに筆者も参加してみたので,そのプレイレポートをお届けしよう。
[SPIEL’14]「カタン」「アンドールの伝説」,そして「街コロ」――老舗ボードゲームメーカーKOSMOSが語るヒットの秘訣とは
ドイツのエッセンにて開催されたボードゲームの祭典「SPIEL’14」から,KOSMOSブースのレポートをお届けしよう。「カタンの開拓者たち」から「アンドールの伝説」まで,ドイツゲームの黎明期から多くの人に愛されるタイトルを生み出し続けるKOSMOS。その秘密はどこにあるのか。同社のプロダクトマネージャーに話を聞いてみた。
[SPIEL’14]ドイツゲーム賞2014表彰式フォトレポート。晴れの舞台に,笑顔のクリエイター達が集結
ドイツ時間の2014年10月15日に開催された,「SPIEL’14」前夜祭の模様をお伝えしよう。ゲームデザイナーやメーカー関係者,プレスなどを招き,着座のディナー形式で行われるこのイベントだが,そのメインは食べ物ではなく,なんといってもドイツゲーム賞の受賞式だ。受賞したデザイナー達が笑顔で登壇し,晴れの舞台を彩った。
[SPIEL’14]古典作品からスマホ連動の最新作までズラリ。開幕前日に行われた関係者向け先行公開をレポート
世界最大級のボードゲーム展示会「SPIEL’14」の開幕前日となるドイツ時間の2014年10月15日,バイヤーやメディアを対象としたプレスカンファレンスおよび新作展示会が,SPIEL’14会場となるMesse Essenのホールを貸し切って行われた。本稿ではその中からとくに目を惹いたタイトルを紹介していこう。
[SPIEL’14]世界最大級のボードゲームの祭典「SPIEL’14」が開幕。世界中のボードゲームファンがドイツ・エッセンに集結
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州,エッセンにあるイベントホール・Messe Essenにて,現地時間の2014年10月16日,ボードゲームの見本市イベント「Internationale Spieltage SPIEL’14」が開幕する。ドイツゲーム賞2014の受賞式など,世界中のボードゲームファンが注目するこのイベントを,現地からレポートする。