西川善司の3DGE:GTC 2016の基調講演でNVIDIA CEOが語った5つのテーマと,そこから見えるNVIDIAの現状と将来
NVIDIA CEOであるJen-Hsun Huang氏によるGTC 2016の基調講演は,Pascal世代のGPU「Tesla P100」が発表されたことで注目を集めた。しかしこの講演は,NVIDIAの短〜中期的な戦略や展望が読み取れる興味深いものでもあった。Huang氏が基調講演で語った5つのテーマを通じて,NVIDIAの戦略を考察してみたい。
[GTC 2016]4眼式カメラと専用ハードでPCいらずの360度ビデオ配信。VideoStitchの360度ビデオ製品が披露された講演をレポート
VR HMDの盛り上がりに合わせて,VRコンテンツの「360度ビデオ」にも注目が集まっている。そんな中で,フランスのVideoStitchは,GTC 2016にて同社のソフトウェア技術を使った360度ビデオのライブ配信ハードウェア「Orah 4i」を発表した。VideoStitchのCEOが説明したOrah 4iの特徴と,360度ビデオの課題についてレポートしよう。
[GTC 2016]NVIDIAの最新VR技術や「Jetson TX1」搭載ロボットに注目集まるGTC展示会場レポート
学術会議であるGTC 2016では,各企業が自社のソリューションを披露する展示エリアもある。そこで本稿では,主催者であるNVIDIAブースで見かけた製品や技術をレポートしよう。VR技術を駆使したNVIDIA新社屋の映像や,Tegra搭載のロボットや調理家電など,興味深いものが盛りだくさんだ。
[GTC 2016]西川善司の3DGE:Teslaとして登場した新世代GPU「Pascal」,その詳細に迫る
GTC 2016で,ついにNVIDIAの新世代GPUアーキテクチャ「Pascal」がそのヴェールを脱いだ。第1弾となるのは「Tesla P100」だが,その仕様から,来たる次世代GeForceの姿を想像することはできるだろうか。不定期連載「西川善司の3Dゲームエクスタシー」,今回は明らかになったPascalアーキテクチャの詳細に迫る。
[GTC 2016]NVIDIAのVR向けライブラリ「VRWorks」は着実に進化していた。実装済みの多彩な機能が説明されたセッションをレポート
NVIDIAが主催するGPU技術関連の学術会議「GTC 2016」が,北米時間4月4日に始まった。注目が集めるテーマの1つは,ここでもやはりVRだ。そこで本稿では,同社のVR対応ライブラリ「VRWorks」を紹介するセッションの概要をレポートしよう。VRWorksが多彩な機能を実装して着実に進化を遂げていることが分かるはずだ。
[GTC 2016]NVIDIA,Pascalアーキテクチャ採用の新世代GPU「Tesla P100」発表。AIとディープラーニングのためのプロセッサ
北米時間2016年4月5日,NVIDIAは,Pascalアーキテクチャを採用する新世代GPU「Tesla P100」を発表した。16nm FinFETプロセス技術を採用して1500億トランジスタを集積し,600mm2というダイサイズに達する新製品は,HBM2メモリ技術を組み合わせ,倍精度浮動小数点演算性能で5.3 TFLOPS,単精度なら10.6 TFLOPSを実現するという。