あの「MX518」が蘇る。最新センサーを搭載した「MX518 Gaming Mouse」が発表

　かつてLogitech（日本ではロジクール）の定番ゲーマー向けマウスだった「MX518」が蘇る。
　本日（2019年2月19日），Logitechは同社のblogで「MX518 Gaming Mouse」を発表し，製品情報ページを公開した。価格は59.99ドルとなっている。

MX518の前身である「MX510 Performance Optical Mouse」までいくと，2004年まで遡る。当時，4Gamerでもレビューを掲載しているが，懐かしの黒背景だ。昔の背景は黒かったんですよ，このサイト

　オリジナルのMX518こと「MX518 Gaming-Grade Optical Mouse」は，2005年に発売された製品だ。今のLogitechのゲーマー向けブランドといえば「Logitech G」（日本ではLogicool G）であり，その前身としては「G-Series」も存在していたが，オリジナルのMX518が登場したのは，さらにその前。当時としては高性能な光学式センサーを搭載し，多くのゲーマーから支持を得た。
　その人気から，後に同製品はGシリーズの第一弾「G3 Optical Mouse」（以下，G3）に名前を変えて販売され，長期間にわたって定番ゲーマー向けマウスとして愛用されてきた。G3の販売終了後は，新センサーを搭載した「MX518 Performance Optical Mouse」が2008年に，後継製品の「Optical Gaming Mouse G400」が2011年に登場している。
　つまり，今回のMX518 Gaming Mouseは，久しぶりの復活となるわけだ。

　本製品のトピックとなるのは，Logitech G/Logicool G独自の第2世代光学センサーである「HERO 16K」を搭載していること。製品情報ページを見る限り，ボディ形状は変わっていないようなので，「最新センサーを採用したMX518」と考えてよさそうだ。
　発売時期は不明だが，MX518やG3を愛用していた人には嬉しいニュースだろう。




●Logitech G MX518の主なスペック

• 基本仕様：光学センサー搭載ワイヤードタイプ
• 搭載センサー：「HERO 16K」
• 主要ボタン数：8個（左右メイン，センタークリック機能付きスクロールホイール，スクロールホイール奥×1，スクロールホイール手前×2，左サイド×2）
• トラッキング速度：400IPS
• 最大加速度：40G
• フレームレート：未公開
• 画像処理能力：未公開
• トラッキング解像度：100〜16000 DPI
• レポートレート（ポーリングレート）：1000Hz
• データ転送フォーマット：16bit/axis
• リフトオフディスタンス：未公開
• オンボードフラッシュメモリ：搭載（5プロファイル）
• LEDイルミネーション：未公開
• 公称本体サイズ：72.9（W）×131（L）×42.9（H）mm
• 公称本体重量：約102g（※ケーブル含まず）
• マウスソール：PTFE
• 公称ケーブル長：約2.1m
• 対応OS：Windows 10，8.x，7
• メーカー想定売価：59.99ドル（税別）
• 保証期間：2年

Logitech GのMX518製品情報ページ（英語）

Logitech G公式Blogの当該ポスト（英語）