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今年も終わるということは,この1年間を振り返る機会も増えるってこと。
要は,12月ってのはその年の賞レースが行われる時期だってこと。
ところで,賞って何なんでしょうね。去年もこの連載で触れた気がするんだけど,私,賞に対してあまり執着がないのよね。賞を与えられた人は凄いんだと思う。そこは否定しないんだけど,世の中って賞を獲るような人達だけで回っているわけではないからね。この話を突きつめると,自分の存在意義の話になるわけだけども,まあ年末だしちょっと話を続けてみようかしらね。
ゲイム業界にも賞ってあるじゃない。いや,繰り返すけど賞自体を否定しているわけじゃないの。賞って,言い換えると“公式に褒めてもらう”ってことだし,褒めてもらえれば誰だって嬉しいわよ。だから,賞をもらった場合は喜んでいいと思うの。
でも,例えばゲイムだったら,賞を獲るためにゲイムを作ることがあるとしたら,それはちょっと違うんじゃないかなって。それって言い換えると,褒められるために仕事をしてるってことだからね。プレイした人に楽しんでもらうため作品を作り,より多くの利益を出すためにゲイムを売るわけでしょ。だからそもそも,賞を獲るために作るゲイムっていうのは,おそらく存在しない。あ,商業用ゲイムの場合よ。アマチュアはまた別。
でね。私が言いたいのは,例えば賞レースで自分の思っていた結果ではなかったときにも,文句を言ったり悔しがったりする必要はないよってこと。賞はあくまで結果であって,もらったらラッキーくらいの気持ちでいるべきなんじゃないかなって,私は思うわけ。だってそもそも,そこが目的じゃないんだから。
まあ確かに,例えば文学賞や演芸の賞のように,賞を獲ることで売り上げが増す可能性が高まる場合は別よ。そこが直接の目的になり得るわけだから。ただ,商業が絡まない純粋な名誉賞の場合は,それを目指すのって,ちょっとプロとしては順序が逆じゃないかと思うわけ。
もう一度繰り返すけど,世の中は賞を獲るような人達だけで成り立っているんじゃないわ。逆に言うと,どんな賞の対象にもならないような,見えない部分を支えてくれている人達で世の中は成り立っているの。むしろ,誰かに表彰してもらえる人のほうが少ない。だから,今年を振り返る時に表彰されるような賞なんて気にしなくていい。私はそう思う。
自分の存在意義は,誰かが決める賞なんぞに振り回されるべきじゃない。褒められるために仕事をしてるわけじゃないでしょ。お金を稼ぐために,社会の歯車になるために,そうやってやりがいを感じるために仕事ってするもんじゃないかしら。
少なくとも私は,賞をもらえないあんたにこそ感謝するわ。おめーがそこにいるから世の中は成り立ってんだ。おめーの代わりはいくらでもいるかもしれねえけど,それでも今はおめーじゃないといけないわけで。誰かの笑顔はあんたで支えられてるし,あんたの笑顔も誰かに支えられてる。仕事とは,そういうもんだ。それはそれとて,働きたくないけど。賞なんて,自分で勝手に思っときゃいいんだ。自分で勝手に認定して感謝しとけばいいんだ。
というわけで,発表しちゃいましょう「男色ゲイム大賞2015」。ここまで長々とそれっぽいことを言ってまいりましたが,実際のところこれがヤりたかっただけなんです。当然,何の栄誉もございません。ただ,私ことゲイレスラー男色ディーノが2015年を振り返り,プレイした中で印象的だったゲイムを紹介する。ただそれだけ。年末だし。今週と,来週でそれをヤってしまおうと思っております。今週は三つの部門。
「2015で一番長い時間プレイしたゲイム」
●「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015」(PlayStation 4 / PlayStation 3 / Xbox One)
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●「プロ野球 ファミスタ リターンズ」(ニンテンドー3DS)
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やっぱり長い時間プレイしたっていうのは,それだけの魅力を持っているゲイムだってことだと思うの,今年はスポーツゲイムの2タイトルを選出。これには理由があってね,やっぱりスポーツゲイムは1プレイが短くてキリがいいから,ついつい毎日プレイしちゃうのよね。
ウイイレに関しては,今は最新作の「ウイニングイレブン 2016」(PlayStation 4 / PlayStation 3)をプレイしているんだけど,ファミスタ リターンズは,毎日プレイを続けているわ。作業感がいい感じなんでしょうね。
来年もきっとスポーツゲイムは長い時間,というか長いスパンでプレイし続けるような気がするわね。
「2015年ベストスピンオフタイトル」
●「妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊」(ニンテンドー3DS)
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これ,要はスピンオフ作品のはずなのに,本編に引けを取らないぐらい面白かったって意味で選んだのね。ピンポイントで恐縮だけど。個人的にはナンバリングよりも好きかも。
絶妙にプレイ感が違うから一概に比べることはできないんだけどね。でも,妖怪ウォッチファンであれば間違いなく楽しめると思うわよ。私に至っては,コンビニで妖怪メダルを買いあさってしまった程度にはハマったわけで。
「2015年で最も衝撃を受けたゲイム」
●「モノカゲクエスト」(ニンテンドー3DS)
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●「龍が如く0 誓いの場所」(PlayStation 4 / PlayStation 3)
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これは、文字通りプレイして衝撃を受けたゲイムよね。ここでも2タイトルを選んでみたんだけど,理由はそれぞれまったく違うというか,対照的な感じ。だいたいどのゲイムをプレイしても凄いって思うんだけど,この2作の衝撃たるや。
モノカゲクエストは,とにかくアイデアが尖っているのよ。RPGとして普通以上に面白いはずなのに,そこがどうでも良くなるくらいに設定が尖っているの。逆手に取るっていうのかしら。「グラフィックスで勝負するつもりはない。それならば手持ちの武器だけでどうやって面白く仕上げるか」っていう作り手の意地を感じたわ。ゲイム機のスペックが上がっているこの時代に,楽しませようとする気持ちとアイデアとセンスで勝負できるあたりに,格好良さを感じたわね。
一方,龍が如く0。もう,天井知らずか,と。これだけシリーズを重ねてるのに,面白さが加速するってすごいことだと思うのよ。面白さが止まらない。ゲイムシステムだけではなく,ストーリーも。だから,新作が楽しみすぎる。来年発売予定の新作も楽しませてもらえそうね。たぶん開発陣は毎回プレッシャーを感じていると思うんだけど,遠慮なくハードル上げて楽しみにさせていただくとするわ。
というわけで,私なりのゲイムアワードをお届けしてみました。「モンスターハンタークロス」をまだプレイできてないというのもあるんだけどな! なので,来週も続きますよ。来週は「2015年で一番ハマったゲイム」をご紹介させていただければ,と。ではまた来週!
今週のハマりゲイム
(文字通りゲイムスロットにハマっているゲイム)
PlayStation 4:「ディアブロ III リーパー オブ ソウルズ アルティメット イービル エディション」「ウイニングイレブン 2016」
PlayStation 3:特殊なDVD ※死亡確認→復活予定
PlayStation Vita:「ネットハイ」
PSP:「サモンナイト5」
Wii U:「Splatoon(スプラトゥーン)」
Wii:「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」
ニンテンドー3DS:「プロ野球 ファミスタ リターンズ」
Xbox 360:「剣の街の異邦人 〜白の王宮〜」
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