4Gamerの1週間を振り返る「Weekly 4Gamer」，2021年8月22日〜8月28日

　東京2020パラリンピック競技大会が開幕し，藤井聡太王位（棋聖との2冠）が第62期王位戦で王位の初防衛に成功し，NASAの小惑星探査機「サイキ」の打ち上げまで残り1年を切ったりした2021年8月22日〜8月28日，4Gamerに掲載された記事は734本でした。あうー，多い！

「GUILTY GEAR -STRIVE-」，ジャック・オーのプレイフィールを紹介。特徴的なシステムをいち早く理解してスタートダッシュを決めよう

　なんといっても，先週はいろいろなイベントがあって，関連記事を多数掲載したというのが記事数に現れているのかもしれません。まず，8月21日にはインディーズゲーム開発者向けのオンラインカンファレンス「Indie Developers Conference 2021」が開催され，続く8月24日には，コンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC 2021」が開幕しました。そして8月26日には，ヨーロッパ最大級だけど今回はオンライン開催となった「gamescom 2021」の「gamescom Opening Night Live 2021」の配信が行われ，新情報が次々に公開されました。わややで。詳しくは，下のほうで紹介していますので，スクロールの手を休めることなくお願いします。

今からでも遅くない「PSO2 ニュージェネシス」スタートガイド（前編）。街の施設や選べるクラスなどの基礎知識をお届け

　また，恒例の大型ビッグ企画「2021年 夏の特大プレゼント」も絶賛掲載中です。PS5やゲーマー向けチェア，各種ゲームソフト，関連グッズなどの豪華賞品が合計552人の読者に贈られる可能性があるんじゃなかろうかというもので，締切は9月13日21：00。先着順ではないので，気づかなかったといううっかりさんも余裕で間に合います。どんどん応募しましょう。なお，光あるところに影あり。特大プレゼント期間中は本記事のプレゼントコーナーはお休みとなっています。分かってください。

　そんなわけで，今回もがんばって，4Gamerと世界のゲーム業界の1週間をランキングトップ10と注目記事で振り返ってみましょう。

※以下，PlayStationはPS，ニンテンドー3DSは3DS，スマートフォンはスマホと略記します。

先週のランキング

【先週のランキング詳細】

【第1位】 ［CEDEC 2021］フランス人開発者が，日本のゲーム業界の常識を斬る。「日本で世界規模の競争力のあるゲーム開発は可能なのか？」聴講レポート	【第2位】 マイクラ×しまむらコラボで「Minecraft」モチーフのクッションやルームマットなどが8月26日12時より予約販売へ
【第3位】 「モンスターハンターライズ」，あの“豪鬼”になりきれる重ね着装備がクリア報酬のCAPCOMコラボ第3弾イベントクエストが8月27日より配信へ	【第4位】 「ステート・オブ・サバイバル」の正式サービスが8月26日に開始。ドラマ「ウォーキング・デッド」とのコラボ決定も明らかに
【第5位】 「スーパーロボット大戦30」インタビュー。30周年を迎えたスパロボのこれまでとこれからをこれからを聞いた	【第6位】 「月姫 -A piece of blue glass moon-」でバッドエンド時のおまけコーナーも新生。40ページの“月姫通信R”がTYPE-MOON公式通販の特典に
【第7位】 「ファイナルファンタジーXIV」とコラボした“からあげクン 光と闇のクリスタル味”と“モーグリのポンポン茶”が8月31日に登場	【第8位】 「Apex Legends」で“シア”の調整を中心とした最新アップデートが配信。戦術アビリティのダメージ削除など全体的に弱体化
【第9位】 ケイブ，「東方Project」新規タイトルの制作に向けたアンケートを実施	【第10位】 リメイク版「Myst」がリリース。アドベンチャーゲームの金字塔が完全3Dになって甦る

見つけたのは，とっておきの景色。夢追う女性画家の謎解きゲーム「Behind the Frame」をプレイ

　というわけで，先週のランキントップ10の第1位を獲得したのは，冒頭にも書いた開発者向けカンファレンス「CEDEC 2021」の聴講レポートで，日本に長く暮らすフランス人ゲーム開発者が日本ゲーム業界の問題点をユーモアたっぷりに指摘するという内容でした。プロ向けの専門的な講演が多く，トップ10入りは珍しいのですが，この講演は誰でも分かりやすく，かつ，ゲーム業界に限らず日本の企業全般にも通じるんじゃないか，ということで読者の注目を集めたようです。なるほどー。未読の人は，ぜひ読んでください。
　「CEDEC 2021」関連では，このほか，「Ghost of Tsushima」（PS5 / PS4）のローカライズで得られた知見の講演や，「動くガンダム」の制作過程を紹介する講演など，興味深い内容の記事を数多く掲載していますので，下のリンクからチェックしてみてください。ヒューマンオーグメンテーションとか，もうSF。

4Gamer「CEDEC 2021」掲載記事一覧

「テイルズ オブ アライズ」の新PVが公開。シンガーソングライター・絢香さんとのタイアップ楽曲“Blue Moon”を使用

　第2位には，衣料品大手のしまむらが，大人気ゲーム「Minecraft」とコラボしたクッションやルームマットの予約販売の告知を行ったというニュースが入りました。なんとなんと，これはまた意表をザクザク突きまくったコラボですね。TNTのダイカットクッションとか，まんまゲームのイメージで，ファンなら欲しくなること間違いなし。クリーパーのルームマットを「こんにゃろ！　こんにゃろ！」と踏んでみるのもいいかもしれません。予約販売は8月26日12：00から9月5日23：00までとのことで，余裕で間に合います。掲載した記事で，どんなアイテムがあるのか，詳しくチェックしてください。

　なお，コラボつながりで書きますと，第7位には，「ファイナルファンタジーXIV」（PC / PS5 / PS4 / Mac）とコラボした「からあげクン 光と闇のクリスタル味」（ペッパータルタルソース味）と「ファイナルファンタジーXIV モーグリのポンポン茶」が8月31日に発売されるという記事がランク入りしています。FFとからあげクンの接点がどのへんにあるのか筆者には分かりませんが，きっとおいしいに違いありません。

「LOST ARK」に新大陸やハンターの上位クラスが登場するアップデートが実装。次期アップデートの情報を含むプロデューサーレターも公開に

　第3位にランクインしたのは，「モンスターハンターライズ」のCAPCOMコラボ第3弾となるイベントクエストが8月27日にスタートしたというお知らせでした。毎週のようにランキングトップ10の上位に顔を出すモンハンライズですが，今回のクリア報酬は「ストリートファイター」シリーズの豪鬼になりきれる重ね着装備ということで，これは見逃せません。見た目やボイスが豪鬼になるのは当然として，投げクナイの攻撃が「豪波動拳」や「斬空波動拳」に変化し，手剣装備時には攻撃がパンチやキックに変化するという，そこまでするか，という凝りよう。
　プレイしているとだんだん，なんのゲームを遊んでいるのか分からなくなってきそうです。

スマホ＆PC向けMMORPG「MIR4」が本日リリース。 開発プロデューサーからのメッセージが公開

　バンダイナムコエンターテインメントの「スーパーロボット大戦」シリーズが30周年を迎えたことを記念して10月28日に発売される「スーパーロボット大戦30」（PC / PS4 / Switch）ですが，それに関連して，シリーズプロデューサーの寺田貴信氏と，「スーパーロボット大戦30」のプロデューサー最上頌平氏に話を聞いたというインタビュー記事が第5位にランクインしました。
　「AUTOバトル」や「タクティカル・エリア・セレクト」といった新システムが搭載されたシリーズ最新作ですが，30年という長い歳月を経て，ゲームやロボットアニメを取り巻く事情が大きく変化した中，新作はどういう作品になるのか，そしてシリーズはどのように進化していくのか，といったことを詳しく語ってもらいました。30年前にはすでに立派な大人だった筆者ですが，参戦タイトルの中には懐かしい作品の名前も見られます。スパロボファンの人はぜひ読んでください。

「神様のような君へ」がPS4/Switch向けに本日発売。新ヒロイン“園村 葉月”が追加となり，操作性が向上

　そして第10位には，Cyan Worldがリメイク版「Myst」（PC / Mac / Xbox One）をついにリリースしたというニュースが入りました。「Myst」かー。1993年にリリースされて大ヒットを記録したアドベンチャーゲームの金字塔「Myst」はその後，さまざまな続編が作られたりアップデート版が登場したりで，ちょっとこんがらがってますが，こちらは1993年のオリジナル版をベースに，完全3Dグラフィックスで一から作り直したという作品とのこと。
　オリジナルは移動するたびに背景のグラフィックスが切り替わるという古めのシステムでしたが，今回は謎めいた「ミスト島」を自由自在に移動できるようになりました。NVIDIAの協力により，リアルタイムレイトレーシングやDLSS（ディープラーニング スーパー サンプリング）といった最新技術が投入されているうえに，VRモードもあるというから驚きです。そうでありながら，雰囲気は昔のままというあたりも嬉しいですね。大きな声では言えませんが，オリジナル版を途中で投げちゃった筆者も，続きをやってみたくなってきました。

先週の注目記事

■唯一無二を目指した「グノーシア」の開発で考えていたこととは。プロデューサー・川勝 徹氏が語ったオンラインセッションをレポート
　上にも書いたように，8月21日にインディーズゲーム開発者向けのオンラインカンファレンス「Indie Developers Conference 2021」が開催されました。というわけで，カンファレンスの内容をお伝えする記事をいくつも4Gamerに掲載しています。
　「グノーシア」（PS Vita / Switch / PC）とは，「1人で遊べる人狼的ゲーム」として話題になり，さまざまなプラットフォームに移植されたタイトルで，講演を担当したのはプロデューサーの川勝 徹氏。記事にある，「アドベンチャーがニッチなジャンルだとしても話題性のある（ように見える）作品を作れば，ユーザーの選択肢が少ない分，アドベンチャーファンを総取りできるかもしれない」と考え「対人戦が苦手な人のための人狼的ゲームを作った」というあたり，インディーズゲームの自由さや面白さが感じられます。
　このほか，「クラフトピア」とコミュニティの関係性を紹介したセションや，お金はないけどUIはキレイにしたいという開発者向けのセッションなどを掲載していますので，気になる人は以下のリンクからチェックしてください。

4Gamer：「Indie Developers Conference 2021」記事一覧

■ハイスピードアリーナシューター「Splitgate」プレイレポート。爽快感と戦術性をあわせ持つFPS
　1047 Gamesが開発したマルチプレイFPS「Splitgate」（PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One）のプレイレポートです。PC版のβリリースは2019年ですが，今年7月にコンシューマ機向けのβ版がリリースされてクロスプレイが実現すると，たちまち大人気タイトルに踊り出してきたとのこと。「gamescom 2021」では，新コンテンツがいろいろ追加される「シーズン0」も発表されています。
　記事では，「ポータル」と同じワープができるポータルガンや，シンプルなルールにも関わらず奥深い戦略が楽しめる本作の特徴などが熱く語られています。いろいろ盛り込んだオンラインFPSが多い中，このスピード感や手軽さは，初めて「Quake」を遊んで興奮したことを思い出させます。基本プレイ料金無料ですので，ピンと来た人はプレイしましょう。



■明日発売の「ソング オブ ホラー」日本語版を先行プレイ。神出鬼没の「怪異」をかわしつつ，事件の真相に迫るホラーゲーム
　EXNOAが8月26日にリリースした「ソング オブ ホラー」の日本語版をプレイしました。DMM GAME PLAYERのPC版のほか，PS4版とXbox One版がありますが，Xbox One版は発売日未定とのこと。スペインのProtocol Gamesが開発した本作は，高名な作家と家族全員が行方不明になったという事件に端を発するホラーアドベンチャーです。作家の屋敷には「それ」と呼ばれる超自然の脅威が巣くっており，見つかったら死あるのみ。とはいえ，プレイヤーキャラクターが死んでもゲームオーバーにはならず，総勢13人のキャラクターをとっかえひっかえして探索を続けていくという，ユニークなシステムが採用されています。暗い雰囲気のグラフィックスと，巧みな演出で，静かな中にも底知れない恐怖感が感じられるとのことで，暑い夏の夜に遊んでみるにはもってこいかもしれません。



■「METAL DOGS」アーリーアクセス版プレイレポート。“メタルマックス”シリーズ異色のスピンオフ作品は，戦闘“犬”が頑張るローグライクACT
　24FrameのPC向け新作アクション「METAL DOGS」のアーリーアクセス版が8月25日，Steamでリリースされました。初登場から30周年を迎えた「メタルマックス」シリーズのスピンオフタイトルで，2018年の「メタルマックスゼノ リボーン」（PS4 / Switch）の後日譚が描かれるのですが，主人公がシリーズではおなじみの戦闘犬ポチというのがビックリポイント。初代「メタルマックス」（1991年）で敵方のバイオニックポチとして登場し，続く「メタルマックス2」（1993年）で味方としてパーティ入りを果たしたポチが，ついに主役を張るわけで，感無量です。主役が犬だといっても，「メタルマックス」世界観を引き継ぎつつ，ナンバリングではできない試みが盛り込まれた作品に仕上がっているとのこと。チュートリアルが丁寧でデスペナもないので，「メタルマックス」を知らない犬好きのプレイヤーでも楽しめそうです。わんわん。



■「Horizon Forbidden West」の発売日が2022年2月18日に決定。アーロイが新たな世界を冒険する“Horizon”シリーズの最新作
　えー，上にも書いたように，日本時間の8月26日早朝，オンラインイベント「gamescom 2021」の開幕を告げる「gamescom Opening Night Live 2021」の配信が行われて，さまざまな新情報が発信されました。ホストを務めるのは，おなじみのゲームジャーナリストGeoff Keighley氏で，gamescomは基本，ドイツのイベントですが，彼はロサンゼルスのスタジオにいたそうで，なんだか国際的。
この記事は，ソニー・インタラクティブエンタテインメントのアクションゲーム「Horizon Forbidden West」（PS5 / PS4）の発売日が2022年2月18日に決定したというお知らせです。前作「Horizon Zero Dawn」の主人公アーロイが禁じられた西部を冒険することになります。


　このほか，Amazon GamesのMMORPG「New World」のオープンβテスト情報とか，Firaxis Gamesの新作「Marvel's Midnight Suns」（PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One / Switch）の制作発表とか，テイルズ オブシリーズのスマホ向け新作「Tales of Luminaria」（iOS / Android）とか，もう情報てんこ盛り。というわけで，未見の人は下のリンクから気になる関連記事を探してください。そうそう，アーロイが「原神」（PC / PS5 / PS4 / Switch / iOS / Android）のコラボキャラとして登場するというニュースも気になりまくりますね。

「gamescom 2021」公式サイト

4Gamer「gamescom 2021」掲載記事一覧

■「ライダーズ リパブリック」ハンズオンレポート。美しく広大なオープンワールドで，スリリングなエクストリームスポーツを楽しめる
　ユービーアイソフトのスポーツゲーム「ライダーズ リパブリック」（PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One）のハンズオンレポートです。広大な自然をバックに，バイクやスノーボード，ロケットウイングなどを使ったいわゆるエクストリームスポーツが楽しめるという本作で，「スポーツの夏」という雰囲気の今日この頃にふさわしい気がしますが，発売は10月28日とのこと。まなじりを決して挑むのではなく，陽気な雰囲気の中，失敗を恐れず気軽に何度でもチャレンジするようなゲーム性で，操作も簡単。マルチプレイモードの「マスレース」は，対応機種にもよりますが，最大で50人が参加できるという豪快なスピード競技で，全員が一斉にコースを下っていく様子は，壮観というか笑っちゃうような雰囲気です。



■「Farming Simulator 22」は栽培・収穫だけでなく，加工・販売を楽しめる“生産チェーン”が登場。メディア向けに行われたライブデモまとめ
　バンダイナムコエンターテインメントが11月22日のリリースを予定している大規模農業シム「Farming Simulator 22」（PC / MAC / Xbox Series X / Xbox One / PS5 / PS4 ※PS5/PS4版は11月25日発売）のライブデモがメディア向けに公開されました。スイスのGIANTS Softwareが2008年にリリースした「Farming Simulator」以来，ほぼ毎年のようにリリースされる農業シミュレーションの最新作です。シリーズ第1弾については，畑を耕して種をまいて刈り入れして売るゲームって，面白いの？　と思って始めたら，妙に面白かったという記憶のある筆者ですが，農業だけでなく畜産業に手を広げられるようになったり，列車が運転できるようになったり，土地が広がったりと，新作のたびに新しい要素が登場して農業ファンを飽きさせません。最新作では，「生産チェーン」が登場したとのことですが，それってどういうものなのでしょうか。



■「Back 4 Blood」β版のファーストインプレッションをプレイムービー付きでお届け。仲間と協力して死地からの脱出を目指す
　Turtle Rock Studiosの新作「Back 4 Blood」（PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One）のβ版をプレイしたというレポートを掲載しました。ご存じのようにTurtle Rock Studiosは，2008年に第1弾がリリースされてヒットを記録した「Left 4 Dead」シリーズで知られるデベロッパで，「Left 4 Dead」の発売直前にValveに買収されてValve Southとなりましたが，その後閉鎖。2010年に復活を果たしました。「Left 4 Dead」のIPはValveが持っているので使えませんが，「Back 4 Blood」は，まさに精神的後継作品と呼ぶにふさわしい内容になっているようです。タイトル，似てるし。筆者もL4Dに熱中したクチなので，ハイレベルなグラフィックスやPvPモードを搭載したという，「Back 4 Blood」に期待しています。合わせて掲載したプレイムービーも楽しんでください。



■Xbox Series X版「Microsoft flight Simulator」のクオリティをチェック。コンシューマ機でもカジュアルにフライトが楽しめる
　7月27日にリリースされたXbox Series X版「Microsoft Flight Simulator」のクオリティをライターの西川善司氏がチェックしました。PC版「Microsoft Flight Simulator」は，グラフィックスやAI，ネットワーク，物理効果など，既存の最新技術を「これでもか！」という具合に詰め込んだコンピュータサイエンス色濃厚なタイトルで，当然，それなりのスペックのPCを要求します。最新とはいえ，果たしてコンシューマ機でそれを再現し得るのか，というところが注目ポイントでしょう。そういうことにしてください。
　結論は記事を参照してほしいところですが，高速でバリバリ撃ちまくるようなタイトルではないことや，高いところに上がっちゃえば遠景しか見えないことなど，本作ならではの特徴をうまく活かして遜色ない仕上がりになっているようです。

フェルマーの最終おたより

　いつもなら，「下の『今週のプレゼント』の応募フォームに『4Gamerへのコメント』という欄があるので……」と書くんですが，知っている人は知っているように，現在「2021年 夏の特大プレゼント」を開催中ということで，こちらのプレゼントはお休みです。そこで今回は，そんな「2021年 夏の特大プレゼント」に寄せられたおたよりの中からピックアップさせてもらいました。

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■お盆玉で3万5千円飛んでいきました。コロナで会えないので少しほっとしてたのですが、お盆玉を貰いに数分間だけ来てしまいました。この制度考えた人を探し出してください。賠償請求したいので。（自営業 ふくちゃん）

　向こうだって年に数回の書き入れ時ということで必死の思いでやってきたのです。くんでやってください。というか，「お盆玉」って言うんですか？

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■細かい話しは上の段の｢4Gamerさんに対する要望｣の欄に書いてしまったので､気の抜けたジョークを書いておきます｡小野妹子が遣隋使から帰ってきた時の挨拶｢ただいもー｣（自由業 ほしの）

　わー，そっくりー！　知らんけど。って，モノマネじゃなかったか。山田君，この人の座布団，全部持ってっちゃって。

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■今一番食べたいものは何？（会社員 まれぼ）

　ソーメンですね。やはりソーメン。ソーメーン！

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■職場でなぜか自分だけお盆休みがなかったので一言ください（会社員 ロニ）

　ふふふ。これから遅れたお盆休みをとろうという筆者です。なので，来週の「Weekly 4Gamer」は別の編集者が担当します。さあ，うやましがってくれてもいいのよ。（上から目線の編集者）

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■蚊取り線香にハマってしまいました。（無職 chibitan）

　あー，そうですよね。目の前でぐるぐる回すと，蚊取り線香のぐるぐるが回って見えるという，あれは楽しいですよね……そういう話ではない？　あれだ，8月20日の「世界蚊の日」を祝して，線香を焚きまくってみたとかですか。（蚊取り線香にどうやってハマっていいのか分からない編集者）

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■9月のTGSが無いとやっぱりヒマだったりします？（会社員 ミナナ）

　TGSで忙しいフリをする必要がなくなるのでヒマかもしれません。それにしても，2021年のおおむね最後を飾る大規模ゲームショウが迫ってきましたね。昨年に引き続き，いつもとはかなり違った形での開催で，筆者の大好きな「写真集」も望み薄ですが，楽しみだなあ。

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■リモートワークの為に12年振りにゲーム用PC自作しました。（会社員 こうとむ）

　ご苦労様です。とはいえ，リモートワークのために「ゲーム用PC」を自作するというあたりがちょっと謎。仕事をしているふりをしてゲームをやろうというコンタンですね。あるいは，業界関係者の方？

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■トイレの度に4Gamer読んでます（ゲーム業界関係 Micube）

　ありがとうございます。でも，トイレ以外でも4Gamerは読める！　今日はそれだけ覚えて帰ってください。

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【次回予告】
　今年こそ「夏の特大プレゼント」にくぬぎちゃんグッズが登場するのではないかと思っていたくぬぎちゃん。いつ声がかかってもいいように，「等身大キャストオフくぬぎちゃんフィギュア“激闘天然水”」の型取りのため全裸になって全身に石膏を塗りたくってしばらく待っていたところ，石膏が完全硬化して小指一本，動かせない状況に。50年ぐらいたてば石膏が経年劣化して脱出できるかもしれないと思いつつ，「ケチらずにシリコンにしておけばよかった」と後悔するくぬぎちゃんだったが……。