「Dota 2」世界大会“The International 10”の新たな開催地はルーマニアのブカレストに決定。同国最大のスタジアムで10月に開催へ

　Valveは本日（2021年7月8日），PC用MOBA「Dota 2」の世界大会「The International 10 - Dota 2チャンピオンシップ」（以下，TI10）を，ルーマニアのブカレストで10月に開催すると発表した。場所はルーマニア国内最大のスタジアム「アレーナ・ナツィオナラ」（Arena Națională。国立競技場）。


　元々TI10はスウェーデンで開催予定となっていたが，同国でTI10がエリートスポーツイベントとして承認されないなどの問題があり，Valveは6月22日時点で，計画通りに開催できない場合に備えて協力してくれるヨーロッパのほかの国との調整を始めているとしていた（公式サイト※外部リンク）。そしてその結果，ルーマニアでの開催が決まったようだ。

　TI10のグループステージは10月7日から10日までで，続くメインステージは10月12日に開始。そして10月17日に，Dota 2世界最強の2チームが，イージスと4001万8195ドル（約44億円）の賞金プールのシェアをかけて戦う。
　なおTI10のチケットの販売に関する詳細は，近日中に発表予定とのことだ。

「Dota 2」公式サイトの「The International - Dota 2チャンピオンシップの新しい開催地と日程の発表」ページ