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Corsairからゲーマー向けヘッドセット5製品が発表に。サラウンド再生対応モデルを拡充
VOID ELITEの北米市場における価格は79.99ドル(税別,約8700円)となっている。
まず,VOID ELITEであるが,デザインは既存のVOIDシリーズ(関連記事,関連記事2)を踏襲したもので,7.1chバーチャルサラウンド再生に対応する点も変わっていない。
大きな違いは,新型の50mmスピーカードライバーを採用する点にあり,再生可能な周波数帯域を,従来のVOID PROシリーズにおける20〜20kHzから20〜30kHzへと,高音側に大きく広げたのが特徴であるという。また,VOID PROシリーズは,サラウンドサウンド再生にDolby Laboratories(以下,Dolby)の技術を採用しているのが特徴の1つであったが,VOID ELITEの製品情報ページにDolbyの文字は一切ないので,別の企業が提供するサラウンドサウンド再生技術を利用している可能性がある。
一方のHS PROシリーズは,独自方式のワイヤレス接続に対応する「HS70 PRO WIRELESS Wireless Gaming Headset」を筆頭に,ワイヤレス1製品,ワイヤード2製品をラインナップしている。それに加えて,製品名にPROが付かないワイヤードヘッドセット「HS45 SURROUND Gaming Headset」も同時に発表となった。
ラインナップの一覧は以下のとおり。
- HS70 PRO WIRELESS Wireless Gaming Headset(以下,HS70 PRO WIRELESS):独自方式2.4GHz帯ワイヤレス接続型,99.99ドル(税別,約1万800円)
- HS60 PRO SURROUND Gaming Headset(以下,HS60 PRO):アナログ接続型,69.99ドル(税別,約7600円)
- HS50 PRO STEREO Gaming Headset(以下,HS50 PRO):アナログ接続型,49.99ドル(税別,約5400円)
- HS45 SURROUND Gaming Headset(以下,HS45):USB&アナログ接続両対応型,49.99ドル(税別,約5400円)
なお,同じCorsairの独自ワイヤレス技術である「Slipstream」の名称は使っていないので,ワイヤレス接続には別の技術を用いているのだろう。
HS60 PROとHS50 PROは,アナログ接続型のヘッドセットで,ヘッドセット本体は同じ仕様のようだ。違いは,HS60 PROには7.1chバーチャルサラウンド再生対応USBサウンドデバイスが付属している点にある。
HS60 PRO |
HS50 PRO |
サラウンドサウンド再生対応で50ドル以下というのは割安感があるので,国内でも適正な価格で登場することを期待したい。
CorsairのVOID ELITE製品情報ページ
CorsairのHS PROシリーズ製品情報ページ
CorsairのHS45製品情報ページ
- 関連タイトル:
Corsair Gaming(旧称:Vengeance Gaming)
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