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「脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」を紹介。頭と手を同時に使う楽しさや,継続が力に変わる感覚が得られる「脳トレ」最新作
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印刷2019/12/27 00:00

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「脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」を紹介。頭と手を同時に使う楽しさや,継続が力に変わる感覚が得られる「脳トレ」最新作

画像集#001のサムネイル/「脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」を紹介。頭と手を同時に使う楽しさや,継続が力に変わる感覚が得られる「脳トレ」最新作
 「脳トレ」という呼び名でおなじみのゲームシリーズ最新作「東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」(以下,Switch版「脳トレ」)が,任天堂より本日(2019年12月27日)発売された。
 価格は,パッケージ版(Switch用タッチペン付き)が3480円でダウンロード版(Switch用タッチペン無し)が2680円(ともに+税)。

 全世界で累計3300万本以上のセールスを達成(2019年9月末時点)しただけでなく,それまでゲーム機に関心がなかったシニア層にまでニンテンドーDSを普及させた「脳トレ」シリーズ。Nintendo Switchという新たなハードに登場したシリーズ最新作はどのように進化したのだろうか?
 発売前に試遊する機会を得たので,本稿にて紹介していこう。

今回の「脳トレ」では本体を縦に使い,タッチペン(スタイラスペン)で「書く」動作を使ったゲームが収録されている
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「東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」公式サイト


 まずは「脳トレ」がどんなものなのか,そしてどんな効果が期待できるのかについて,ゲーム内の説明を交えつつ簡単にお伝えしたい。脳の前頭前野という部位は,創造,記憶,コミュニケーション,自制力などを生み出す源泉だと考えられている。いわゆる「脳トレ」としておなじみの「問題を読み,素早く解き,答えを書く」「文字を声を出して読む」という行為は,この前頭前野を中心に,脳のさまざまな部位の血流を活発にする作用があるというのだ。

 「脳トレ」の効果の根拠となっているのが,本作を監修する川島隆太教授が行った比較対象実験。たとえば小学生を対象にした記憶力のテストでは,前頭前野を活発に働かせた直後だと,記憶力が2割もアップするデータが得られたという。また大人を対象とした実験でも,計算や音読を週に2〜5日行ってもらったところ,行ってない人たちと比べて脳機能の向上が確認された。川島教授は,こうした頭のウォーミングアップや,機能の向上を「脳を鍛えるトレーニング」の効果としている。

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「脳トレ」中は,複雑な計算問題を解いているときよりも,脳の血流量が増えている
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思考と同時に手を動かしたり声を出したりといった脳の複合的な使い方が効果的だという

 また,トレーニングを続けると,日常生活での判断や動作のスピードが向上するなど,トレーニングした事以外にも効果が「転移」することが期待できるという。
 こうした「脳トレ」の効果についてはまだ諸説ある状況なのだが,プレイすると頭がスッキリしたり,継続的な努力で記録を更新していく達成感を味わえることは確か。それらが脳や心に良い影響を与えると言われれば,たしかに納得できるものはある。

 これまでのシリーズ作品とSwitch版「脳トレ」の最大の違いは,「モーションIRカメラ」を使用した手や指の動きを使ったトレーニングが可能になったことだろう。モーションIRカメラを使ったトレーニングは,指示に応じて後出しジャンケンする「後出し勝負テスト」,計算の答えを指で示す「指計算」,手を指定された形にする「指体操」の3種類だ。

Joy-Con(R)に搭載されたモーションIRカメラが,プレイヤーの手の形を認識し,動作を判定する
※画像は「Nintendo LIVE 2019」での体験会のもの(関連記事
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 モーションIRカメラの精度と反応スピードは申し分なく,カメラの有効範囲にしっかり収めさえすれば,手の動きや形を次々に判定してくれる。思考と指の動きを一致させる力は,ゲーマーにとって重要な能力のひとつ。IRカメラを使ったトレーニングは,その力を保つための助けになるはず。
 また,Joy-Conをおすそ分けして,「野鳥数え」「旗上げ」「箱数え」という3つのトレーニングで対戦プレイが可能だ。このあたりもSwitchというハードの特徴を活かした,本作ならではの特徴だろう。

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表示された絵の中から,鳥の数だけカウントしてボタンをカチカチ押す「野鳥数え」
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お手本を記憶して順番にJoy-Conを振る「旗上げ」
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一瞬だけ表示される箱を記憶し,その数を当てる「箱数え」

 できるだけ速く処理を行うことは,トレーニングを効果的に行うために重要なポイント。従来のシリーズでもスコアを競う遊び方はできたが,ふたりで同時にプレイし,その結果を競う形であれば,よりナチュラルにスピードアップしていけるだろう。

画像集#008のサムネイル/「脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」を紹介。頭と手を同時に使う楽しさや,継続が力に変わる感覚が得られる「脳トレ」最新作

 もちろん,タッチペンを使った従来型の「脳トレ」も行える。素早く計算して答えを書く「計算25」,過去の新聞記事を音読する「新聞音読」,ルールに沿ってマスに数字を書き入れる「数独」,直前に表示された画像を選ぶ「直前写真」といったおなじみのもののほか,タイミングよくハードルを跳びながら最大の数字を選ぶ新たなトレーニング「二重課題」が追加されている。

「二重課題」(写真左)は普通のゲーム内にもよくある構造なので,ゲーム好きならすぐ慣れるはず。「直前写真」(写真右)はひっかけ問題に注意
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 これらトレーニングで鍛えた脳機能は,「脳年齢チェック」のメニューで「脳年齢」として測定することが可能だ。脳年齢は8種類の中からランダムで3つ選ばれるテストによって判定。最良の判定結果である「脳年齢20才」を達成することが,本作を続けるうえでの一つの目標となるだろう。

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測定される「脳年齢」は,20代から70代まで,計149人から収集した成績データの近似値から算出される
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「抑制力」「処理速度」「短期記憶」という脳年齢の内訳も表示されるようになり,自分の弱点を把握できる
 
 ちょっと自慢になってしまうが,筆者は試遊期間およそ1週間で脳年齢20才の判定を叩き出すことができた。とはいえ,最高記録は20才だがスコア自体は29才前後で落ち着いている。発売されたあかつきには,20代前半をコンスタントに出すことを目標にしたい。

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 このように,初めての人はもちろん,かつて「脳トレ」シリーズをプレイした人も新鮮に取り組める内容となっている本作。だがその真骨頂は,思わずトレーニングを続けたくなるような「演出」が随所に施されていることだ。
 たとえば,プレイヤーがトレーニングに少し慣れたくらいの頃合いで,ゲーム側から「今日のトレーニングはそろそろ終わりにしましょうか」と勧めてくるあたりは実に巧妙である。
 もちろん,連続して挑戦していることについて休みを促してくれている面もあると思うが,まだ余裕があるタイミングで向こうに一歩引かれると,「いやいや,もう少し続けますよ」と逆にやる気を引き出されてしまう。

「押すなよ」と言われたら逆に背中を押したくなる心理
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 また,紹介したトレーニングも,最初からすべてがオープンになっているわけではなく,日々トレーニングを続けることで少しずつアンロックされていく仕組みになっているところがポイントだ。「継続すること」への報酬があるおかげで「脳トレ」が日々の習慣になっていきやすい。

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 トレーニングの結果判定として乗り物が表示される際,まれに人が乗っていることもあるといった,細かい“遊び”の要素もある。それらを見つけることも,トレーニングを続けていくうえでのお楽しみのひとつ。そして一度トレーニングの習慣が身につくと,自分の記録がグラフとして残っていくことが何よりのご褒美となっていく。このあたりは,健康管理のために運動し,体重や消費カロリーなどを記録していくときの感覚にも近い。

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徒歩級と判定されたときに画面の人をタッチしてみると……という,シリーズファンにはおなじみの小ネタも
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脳年齢が若返り,そして安定していくのを見ると,これをキープしようという新たなやる気も沸いてくる

 新しいデバイスやサービスが普及することで,人間社会はどんどん快適に,そして便利になっていく。脳は以前より楽ができるようになるため,かえって退化していくのでは? というのが川島教授の持論である。時代の移り変わりと共に体を使わなくなった現代人がフィットネスクラブに通うように,脳を使わなくなった現代人がゲームや「脳トレ」で頭の調子を整えることは,おそらく健康管理の一環としても有益ではないだろうか。
 なお,「脳トレ」は,加齢による認知機能低下の抑制にも効果が期待できるとのこと。子供のころゲーム機を買ってくれた両親や祖父母にSwitch本体と本作をプレゼントして,一緒に脳年齢を測定してみるのも楽しそうだ。

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「東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」公式サイト

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    東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング

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