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困難なゲーム開発を描き,“ゲームとは何か”を考えさせるADV「Chasing Light」,Switch版を本日リリース
「Chasing Light」公式サイト
2020年5月にPC版がリリースされている「Chasing Light」は,ゲーム開発を描いたゲームだ。プレイヤーは,ディレクターとして「チェイシング・ライト」というゲーム作りに参加するのだが,制作の過程では,音楽や敵の数,攻撃速度など,重要な決定を数多く下さなくてはならない。スタッフに自分の意思を通すのは難しく,望んだものがあがってこないこともしばしば。さらには,プロデューサーや先輩,投資家などが,思い思いに勝手な意見を述べ立てて言い争いになったりなど,プレイヤーは,理想のゲームと現実との間で葛藤する。
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グラフィックスは,主人公の心の中を表現するかのように非常に抽象的で,プレイを続けていくうち,なぜ自分はゲームを作るのか,ゲームとはどうあるべきなのか,なぜ人はゲームを遊ぶのか,といったことを考えることになる。もっとも,基本的にゲーム画面はシュールではあるが分かりやすく,セリフもときにユーモラスで皮肉が効いているなど,ダークなだけの作品というわけではないようだ。
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先行してリリースされたPC版は数々のゲーム賞にノミネートされるなど,プレイヤーやメディアの評価は非常に高い。比較的短時間で終わる作品なので,興味のある人は「人間と社会の内面を暴く7日間の旅路」に乗り出してみよう。
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Vittgen、シネマティックアドベンチャー
「Chasing Light」Nintendo Switch版発売
‐韓国ゲーム初のインディーズゲーム界のアカデミー賞であるIGFのNuovo Awardファイナリストに選ばれた記念碑的な作品
‐人間の實存に関する問題を扱った哲学的旅
‐ペ・サンヒョン監督「死の入り口で心から作り出した作品。」
‐繊細に設計されたHD振動とリファクタリングにより、品質が向上し、Switchバージョンで以前より進化したプレイ経験を提供。
韓国のメディアエクスペリエンススタジオ株式会社Vittgen(代表取締役社長 ペ・サンヒョン)は自社作品のニンテンドースイッチバージョンを本日(2月2日)発売したと発表した。
はアメリカのIGFと韓国のBIC、GIGDCなど有数のインディーズゲームアワードで成果を出し、その作品性を認められたシリアスゲームだ。 プレイヤーはChasing Lightというゲームを作るゲームの製作陣になって人々に愛されるゲームを作るために孤軍奮闘し、その過程で絶えず墜落し、自分の存在の理由について省察するキャラクターたちの話を一緒に経験することになる。
の監督でもあるペ・サンヒョン代表は「Chasing Lightは私自身が人生に対するすべての意志を失った時、その崖っぷちで作り出した作品。」とし「この作品を作ることで、私は再び人生に戻ることができました。プレイヤーの方々もこの作品を通じてそのような経験ができれば、作家としてこの上なく幸せになるでしょう。」と話した。
ペ・サンヒョン代表の願いのようにスチームで「非常に肯定的」評価を記録し、多くの人々に感動を伝えたはスイッチバージョンだけで経験できるHD振動機能、そしてリファクトリングを通じて向上した品質と共に任天堂オンラインストアでダウンロード版で見ることができる。
ゲームタイトル:Chasing Light
ジャンル:シネマティックアドベンチャーゲーム
発売日:2020年5月5日(Steam),2023年2月2日(Nintendo Switch)
対応機種:Nintendo Switch,Steam(PC,Mac)
ストアページ:
Nintendo eshop:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000043657.html
Steam store:https://store.steampowered.com/app/1247110/Chasing_Light/
価格:Switch版 2000円(税込),Steam版 1250円(税込)
対応言語:日本語、英語、韓国語
- 関連タイトル:
Chasing Light
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- プレイ人数:1人
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- 編集部:松本隆一

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