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リネージュ2
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13周年を迎えた「リネージュ2」の統括プロデューサーに,次期アップデートについて聞いてみた
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印刷2017/07/04 16:00

インタビュー

13周年を迎えた「リネージュ2」の統括プロデューサーに,次期アップデートについて聞いてみた

 2017年6月25日に,運営開始から13周年を迎えたエヌ・シー・ジャパンのMMORPG「リネージュ2」。本作は,韓国を始め,日本やアメリカ,台湾など全世界でサービスを行っているMMORPGの雄であり,いまなお根強い人気を誇っているタイトルだ。

 今回4Gamerでは,エヌ・シー・ジャパンのリネージュ2統括プロデューサー 新井友和氏に,今秋実装予定の次期アップデート内容と運営方針について聞いてみた。



ダイナミックなバトルはPC版「リネージュ2」で楽しんでほしい


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。リネージュ2は,6月25日に13周年を迎えました。まずは率直な感想をお聞かせください。

新井氏:
 ここまでやってこられたのは,リネージュ2を支えてくれているプレイヤーの皆さんのおかげです。いま話題の「リネージュ2 レボリューション」iOS / Android)のリリースも控えていますし,切磋琢磨しながら,これからもリネージュ2というIPを盛り上げたいですね。

4Gamer:
 リネージュ2 レボリューションは,他社でのパブリッシングですよね。

新井氏:
 ええ,勘違いされることもあるのですが(苦笑)。

4Gamer:
 とはいえ,同じ“リネージュ2”IPのタイトルとして,やはり動向が気になっているのでは。

新井氏:
 もちろんです。ですが,それ以上にリネージュ2というIPが世の中に広がるのは素晴らしいことだと思います。スマホ版でリネージュ2を知って,PC版をプレイしてくださるプレイヤーさんもいるでしょう。PCでしか味わえないダイナミックなバトルや,長い歴史の中で作られてきた重厚なシナリオ,ゲームシステムなど,スマホ版にはない面白さを提供できますから,住み分けはできると思います。

4Gamer:
 プレイヤーとしては,自分に生活のサイクルやプレイスタイルに合ったものを遊ぶのが一番でしょうね。

新井氏:
 新しいきっかけで,改めて「リネージュ2」の良さを思い起こして復帰してくださるプレイヤーさんもいると思います。そういったプレイヤーの皆様が,次期アップデートや14年目の「リネージュ2」にさらなる期待感を持っていただけるよう,盛り上がってもらえそうな各種イベントを計画していますので,楽しんでいただければと。

4Gamer:
 ところで,リネージュ2のお話を聞くのは久しぶりですし(前回のインタビューは2012年11月),サービス内容が大きく変化した,2015年4月の「クラシックサーバー」()導入以降のお話についても,少し教えてもらいたいのですが。

※現行のサービス内容を「ライブサービス」として月額課金を継続しながら,サービス開始当初のゲーム内容を再現した「クラシックサービス」を基本プレイ無料でスタート

新井氏:
 そもそもクラシックサーバーは,さまざまな事情でリネージュ2から離れてしまったプレイヤーに,“思い出の詰まったゲーム”をもう一度プレイしてもらうことを基本コンセプトにしたものなんです。

4Gamer:
 初期のリネージュ2というと,レベル上げが大変というか,ハードなゲームでした。最近のゲームをプレイしている人には,ちょっと厳しい印象もありますが,クラシックサーバーに対するプレイヤーの反応はいかがでしょう。

新井氏:
 狩りに特化しており,敵を倒して経験値やお金を入手しながらじっくりとキャラクターを育て,攻城戦に挑むといったシンプルな内容なので,逆にそのシンプルさが受けていますね。良いゲームにはそれなりの特徴があり,流行とは逆行することになっても,その特徴を活かすことが大事なんだと再認識しました。

4Gamer:
 なるほど。プレイヤーは,やはり昔のリネージュ2をプレイしていた人が多いのでしょうか。

新井氏:
 そうですね。サービス開始当初の“クロニクル”時代に熱心にプレイしていた方々が戻ってきてくれたり,ライブサービスでプレイしていた人がクラッシックサービスに移行したり,もしくは両方のサービスを両立してくれていたりといった形がほとんどです。でも,完全新規で配信しながら遊んでくれるプレイヤーさんも予想以上に多かったんですよ。

4Gamer:
 これだけ長く続くMMORPGで,しかも経験値稼ぎが大変なクラシックサービスだと,追いつくのが大変そうです。

新井氏:
 ですから,パーティプレイを活性化させる意味もあるのですが,レベル格差によるペナルティを解除するキャンペーン(2017年8月2日まで実施)などを行っています。うまく活用すれば,あっという間にレベルが上がると思うので,この機会に体験していただけると幸いです。


「クラシックサービス」は新しい「リネージュ2」に進化する?


4Gamer:
 最新のシナリオが楽しめるライブサービスと,古き良きMMORPGの雰囲気を持つクラシックサービスという,内容が異なる2つのサービスを展開しているわけですが,それぞれ,これからどのようなアップデートが行われるのでしょうか。

新井氏:
 ライブサービスは,これまで通り,最新シナリオと新規システムがアップデートされていきます。一方のクラシックサービスは,ライブサービスで蓄えた13年分のアップデートを追いかけるわけではなく,“方向性の異なるリネージュ2”になっていく予定です。

4Gamer:
 後追いではなくて,異なる進化というのは面白いですね。ところで,ライブサービスだと,破滅の女神アップデートの「Awakening」のように,シナリオだけでなくシステムにもおよぶ大きな改編が行われたことがあります。クラシックサービスでは,そうした改編を含むアップデートが適用されないということですか?

新井氏:
 あくまで予定なので,まだ詳しくはお話できません。ライブサービスにはない,クラシックサービスだけのアップデート“も”行われていく……と考えていただければ。

4Gamer:
 どんなアップデートになるのか気になります。では,次期アップデートについて教えてもらえますか。

新井氏:
 はい。クラシックサービスでは,「The First Dragon of Classic ANTARAS」というアップデートを行います。高レベル向けにドラゴンバレーのダンジョンという狩場があるのですが,ここの最深部に「ワールドレイド:アンタラス」が出現します。

4Gamer:
 ワールドレイドということは,大人数で討伐する形式に?

新井氏:
 ええ。入場レベル制限は76以上で,入場最少人数は90人以上,最大300人という大規模戦闘が楽しめます。

4Gamer:
 以前実装された「ワールドレイド:バイウム」も似た条件だったと思いますが,討伐状況はいかがですか?

新井氏:
 なかなか討伐できない状況ですね。というのも,リネージュ2では敵対している血盟に攻撃できるルールがあるので,違う血盟が攻略の障害になるケースがあるんです。

4Gamer:
 あー,ワールドレイド用に布陣しているところを後ろから攻撃されたら,あっという間に崩れてしまいそうです。ある意味,バイウムよりも怖い敵でしょうし,前も後ろも気にして……だと,討伐はさらに大変ですね。

新井氏:
 ただ,ワールドレイドは討伐こそ難しいですが報酬は豪華で,俗にいうボスアクセの性能はとても高いですよ。
 ちなみに,ライブサービスでアンタラスが実装されたときは,年単位で討伐できない期間が続きました。当時はいまほど装備や育成が十分ではなく,情報も出回っていなかったので,かなり苦戦を強いられました。

4Gamer:
 いまは韓国での情報を調べたり,動画で動きをチェックしたりすることもできますよね。それでも討伐に参加するプレイヤー全体に情報を伝達して,さらに動きを徹底させるのは難しいでしょうけれど。

新井氏:
 でも,直接戦うだけでなく,戦うまでの準備段階を含めて一大イベントといった感じで,仲間と綿密に計画を練りながら強敵打倒を目指すのが楽しいんですよ。

4Gamer:
 準備を進めているあいだの戦う前の高揚感みたいなものはありますね。

新井氏:
 アンタラス以外ですと,新規狩場として「セブンサイン狩場」をオープンします。ライブサービスでは,次のアップデートでセブンサイン狩場を閉じるのですが,プレイヤーの皆さんにとって思い出深い狩場ですし,代わりにクラシックサービスで復活する形ですね。

4Gamer:
 それはアンタラス戦に向けた,高レベル狩場になるのでしょうか?

新井氏:
 セブンサイン狩場の敵レベルについては現在調整中ですが,もうひとつ「忘れられた島」という狩場を追加して,こちらが79〜82レベルのハイエンドプレイヤー向けになります。この場所はライブサービスでは,太古の島という名前のエリアで,恐竜が闊歩する危険な場所でした。クラシックサービスでは敵の配置を変えるなどしてリニューアル実装します。

4Gamer:
 調整の具体的な内容を,話せる範囲で構わないので教えてください。

新井氏:
 島の東西で趣を変えていて,西はソロプレイ向けのエリア,東はパーティプレイに合ったモンスターを配置しています。あと,「謎の宝箱」という新要素を追加しました。忘れられた島では,謎の宝箱が30分単位でランダムに出現し,その中から今回実装するAグレード最上級武器が出現することもあります。

4Gamer:
 それは見つけたいですね。でも,PvPができるゲームですし,謎の宝箱をめぐっての縄張り争いなど,カオスな状況になりそうな気もします(笑)。

新井氏:
 そうですね(笑)。そうした混沌とした雰囲気は本作の醍醐味とも言えるので,導入後,どんな状況になるのか楽しみです。

4Gamer:
 では,アップデートの実施時期はいかがでしょうか。

新井氏:
 音声収録の関係もあって正確な時期をお話しできないのですが,今秋にはお届けできると思います。


ライブサーバーでは,別サーバーとの協力が不可欠なワールドレイドが登場


4Gamer:
 続けて,ライブサービスのアップデート予定も教えてください。

新井氏:
 ライブサービスの最新アップデート「EP5.0」は,10年ほど続いた「セブンサインストーリー」が佳境を迎えます。それに伴い,ストーリー上の最後のボスである「エティス バン エティナ」が,新ワールドレイドとして登場します。

4Gamer:
 ラスボス級ですね……ほかのボスと異なる特徴はあるのでしょうか。

新井氏:
 ラスボスという言葉どおり「プレイヤーの高い能力と極限の協力を必要とする,最高難度のワールドボス」であり,すべてのサーバーのプレイヤーが協力して攻略を進めなければならない強大なボスになります。


4Gamer:
 すべてのサーバーのプレイヤーが協力するというのは?

新井氏:
 具体的に説明すると,現行の12のサーバーで一斉にエティス バン エティナ戦が開始されると門番役のモンスターが出現します。これを一番早く倒したサーバーのみが,エティス バン エティナに挑戦できる仕組みです。

4Gamer:
 各サーバーに一体ではなく,すべてのサーバーで一体しか出現しないということは,残ったサーバーはそこで終わり……じゃないですよね。

新井氏:
 挑戦権を得られなかったサーバーでは,エティス バン エティナの代わりに「カイン ヴァン ホルター」が登場し,それを倒すことで報酬が得られます。

4Gamer:
 12個もサーバーがあると,どうしてもサーバー間の格差が出てきて,エティス バン エティナに出会えないサーバーも出てきそうですが,そのあたりはどうお考えですか?

新井氏:
 13年もサービスを続けていることもあり,どうしてもプレイ人数に差が出てしまいます。格差是正のためのキャンペーンやイベントも行っていますが,高い成果は得られていない状況です。実は,プレイヤーさんからの声で一番多いのが「サーバーを統合してくれ」というものだったりします。

4Gamer:
 こればかりは長期間運営しているMMORPGの宿命と言いますか,各サーバーの人口調整などを考えると統合もやむを得ない気がします。

新井氏:
 そうですね。これまでも新サーバーを追加してから統合するとか,ルーキーサーバーを立ち上げて,一定期間の後に統合するとか,アイデアはいろいろ出していましたが,「今あるコミュニティを壊したくない」という意見もあり,サーバーの統合に踏み切ることができていません。

4Gamer:
 とはいえ,エティス バン エティナとまったく戦えないというのを避ける意味でも,何らかの対策は必要になるでしょうね。

新井氏:
 はい。ですから今後も検討は続けていきます。ひとまずは,入場制限のあるエリアの制限緩和など,人数が少なくても楽しめるような措置を行っていきます。


4Gamer:
 少し話がそれましたが,ほかの新要素についても教えてください。

新井氏:
 タンクのシーゲルナイトを「職業別の特色をより強く発揮させる」をコンセプトに改変します。敵のターゲットを取って仲間を守るのが,シーゲルナイト本来の役割ですが,現状だとほかのアタッカーが盾役を引き受けるケースが多いという状況なんです。

4Gamer:
 シーゲルナイトには4種の上位クラスが存在しますが,これらすべてが改変されるのでしょうか。

新井氏:
 ええ。4種のクラスすべてに新しいスキルを追加し,本来の役割を果たせるように調整しました。韓国では紆余曲折があり,何度か調整が繰り返されていますが,日本で導入するときは,調整がすべて終わった最新のものを入れます。
 あと,バッファーであるイースエンチャンターも改変します。コンセプトは「さまざまな場面でより多く活躍」できるようにすることで,こちらも4種のクラスに新スキルが追加されます。バッファーは一見地味な職業に思われるかもしれませんが,プレイしてみると面白みのあるクラスです。かなり強化されるので,今後活躍の場が大きく広がると思います。

4Gamer:
 この機会に触れてみるのもいいかもしれませんね。

新井氏:
 ええ,ぜひプレイしてほしいです。ほかにも血盟システムの改変など,細かなアップデートも行いますが……やはり,アップデートのメインになるのはワールドレイドのエティス バン エティナ関連ですね。初めての仕組みなので,本国では長時間の緊急メンテナンスが入ったこともありましたが,日本で導入する際は,プレイヤーの皆さんにご迷惑が掛からないよう努力します。

4Gamer:
 期待しています。
 さて,次期アップデートについて聞いてきましたが,14年目の運営の方向性としては,どんなテーマで取り組んでいくのでしょうか。

新井氏:
 14年目は「お客様の望む姿を実現させる」方向性で運営を行います。イベントと絡めながら,プレイヤーの皆さんの声を聞き,それをどうやったら実現できるのかを開発と共に協議していきます。これらはリネージュ2に限らず,オンラインゲームでは必要なことですが,あえてそれを大きな軸として,意識して運営や開発を行うということですね。

4Gamer:
 プレイヤーのいろいろな声を聞いて,精査して,認識のズレを修正していくは大事なことですね。

新井氏:
 はい。小規模になるかもしれませんが,オフラインイベントなども行って皆さんの声を直接聞いてみたいです。

4Gamer:
 オフラインイベントというと,2014年以来ですね。ほかに,何か計画されているイベントはありますか?

新井氏:
 ゲーム内のものですが,「オリンピアード」というPvPのシステムを利用した「英雄王座決定戦」というイベントを企画中です。以前,試合の様子を配信しながら英雄王座決定戦というイベントを行ったのですが,これが予想以上に好評でしたので,真の英雄を決める試合を行ってみようかと。

4Gamer:
 生配信は盛り上がるでしょうね。クラス改変でパワーアップしたシーゲルナイトやイースエンチャンターが英雄王座決定戦でどれだけ活躍するのかも見どころになりそうです。
 では,最後に4Gamerの読者に向けてメッセージをお願いします。

新井氏:
 13周年を迎えることができたのは,リネージュ2を支えてくださっているプレイヤーの皆さんとの縁があってのことだと思います。その縁を大事にして,お客様の声を聞き,リネージュ2はこれからも,より良く進化を続けてまいりますので,よろしくお願いします。

4Gamer:
 本日はありがとうございました。


「リネージュ2」公式サイト

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