ブリタニアレポート第3弾。UO入門コース受講生が体験したブリタニアの姿とは？

　さあ，「ヘイ八特講ブリ入コ」のスタートだ。……えーと，「ヘイブン八徳学校の特別講座，ブリタニア入門コース」という名前がやたらに長いので若者っぽく縮めてみたのだが，あまりうまくいかなかったようだ。それはともかく，ブリタニア入門コースとは，10周年を迎えてオメデトウの最古参MMORPG「ウルティマ オンライン」のビギナーに向けてエレクトロニック・アーツが開催する英才教育スクールであり，「こちら」の募集に応募して選ばれし勇者が，GMやベテランプレイヤーからブリタニア生活の手ほどきをバッチリ受けられるという内容の，思わずうまい話にはなにか裏があるんじゃなかろうか，という気がしてしまうスクールなのである。ブリタニア王国の最高学府といっていいだろう。
　ところが，やっぱりうまい話に裏があるのは世の常だ，いひひ。まあその，今回で実をいうと三回目なので，とっくに知っている人は知っているだろうけど，受講した勇者諸君は授業ごとに感想文を提出しなければならないのである。そしてそれを，あまり手を加えることなく「ほぼそのまま」4Gamerに掲載させていただくというダンドリなのだ。ちなみに掲載した写真も，生徒さん達が自ら撮影したもの。

　そんなこんなで，最後の授業となる今回，彼らは「パーティを組んで地下墓地探索」などにチャレンジしたのである。聞くだにおっかない“地下墓地”で彼らは何を見，何を学んだのか？　第一回，第二回と合わせてお読みいただければ，受講者諸君の成長ぶりが分かったり分からなかったりするだろう。どっちよ？　というわけで，涙と感動で本家にも負けない「最後の授業」をぜひお読みいただきたい。

■キャラ名：Hokkunさん

　最後の八徳学校が始まった。
　今回は遅刻せずに，15分前には教室で待機することにした。すると，まもなく先生がお見えになり，私の目の前に座ってきた。面接のようで緊張してしまった。
　そこで，前から気になっていた質問をすることにした。
　他のコンパニオンさんと違い，なぜか黄色いかっこいいローブを着ているのだ。どうやら，カレーローブと言うものらしい。なんてイケローブなんだ！！
　その後も，ちょっと話していたらすぐに授業時間になった。他の生徒さんも教室に入ってきた。
　他の生徒さんは，オスタード？　といわれるような乗り物に乗っていたり，格好がおしゃれになっていたりと自分と大違いで驚愕した。
　最後の授業はパーティーを組んでの墓地探索だ。
　墓地の場所は，トランメルのブリテインにあるらしい。一回だけブリテインは訪問したことがある。銀行前は活気に満ち溢れていて，楽しい気分になる場所だった。
　今回もブリテインの銀行前を通るようで，ワクワクしながら向かった。ブリテイン銀行付近までくると，夜も遅いというのに，人がいっぱいいた。ラグるほどの人がいて，前回を遥かに凌ぐ賑わいだった。
　10年も続いているゲームなのに，こんなに活気があるなんて，驚きだ。
　コンパニオンさんが銀行前で軽い案内をしてくれたのだが，ログの流れがはやく，聞きとれないほどだ。
　ここで，私の現実時間のタイムリミットを迎えてしまい，泣く泣くログアウトした。
　3回の授業は，どれも充実した内容だった。すばらしい機会を与えてくださった，コンパニオンのみなさん，4gamerのみなさん。ありがとうございました。これから，UOライフを楽しんでいこうと思う。

■キャラ名：Hoxyさん

　「お疲れ様です。1回，2回，3回とお世話になりました。今回参加させていただいた事で，UOの魅力や楽しさ，楽しみ方が分かりました。これからも，UOを続けて行きたいと思います。ブリタニア入門コース3回目は「パーティーを組んで墓地探索」

　今回で，ブリタニア入門コースの授業は最後。
　1回，2回と参加してきてUOの楽しみ方などが分かってきて，これからもっと面白く遊べるだろうと思いますし，授業が行われる日を楽しみにしてました。つか，本音を言うと「また皆と逢える」て言うのが一番楽しみでした。

　で，今回の授業は戦闘がメインなので前回作った戦士キャラのmoxyで参加。戦士と言っても，コンパニオンの猫さん（仮名）に，物乞いの素晴らしさや，大胆かつエレガントに物乞いをするやり方（本当は，やり方を教えてもらった程度ｗ）などを教えてもらってからは戦闘より物乞いばかりしてる，「イケテない戦士」。

　そんな素敵キャラでの参加。

　でも，こんなキャラでも十分に楽しめました。スキル制だから，いつでもやりなおせるし。効率を求めて遊ぶのではなく，ノリや雰囲気で楽しめるUO。その人，その人のアイディアで色々な遊び方や暮らしが出来るMMOのUOは凄いと思います。

　たとえば，UOには普通に文字が書ける本があって，その本に小説などを書いて，それを売って生計を立ててる人が居るらしいです。公式HPとかにも，こんな職業（小説家？）が出来るとか書いてなかったし，また授業の日じゃない時も遊んでた時に，あるPCの方に「肉はいかが？」と聞かれたので，買う意思を伝えると，後ろに連れてた熊をその場で倒し，その場で肉を調理し自分に渡してきました。渡された鞄を除いてみると，ちゃんと皿の上に肉が乗せてあった。思わず「なるほど！！」とデカイ声をあげて妻に「うるさい」とか言われたり，言われなかったり。

　その人の考えた遊び方が実際に出来るUOて凄い。つか，スゲーなUO！
　自分も自由気ままにブリタニアで過ごしてます。パンに毒をもったり，パンに毒をもったり，パンに毒をもったり……。ちゃんと毒が盛れてるのか自分で食べてみたり。で，毒に犯されたり……。これ，職業で言うと何になるんだろ？（ｗ
　LV制じゃないので，友達とLV差が離れないようにシャカリキにLV上げなくても平気だしね。

　初めてUOをやった時は，ここまで楽しめる前に辞めてしまったけど，今回のイベントに参加させてもらって色々な事を教わり，色々な人と知り合えたし今では，すっかりハマってます。KRになった事で，前より全然遊びやすくなってるしUIも今風のMMOと同じ感じだし，今からUOを始める人でも問題ないと思います。なんと言ってもUOにはとても親切なコンパニオンさんが居るし。

　最後に，今回のイベントに参加させて頂き，ほんとうに有難うございました。
　授業じゃ無い時も一緒に遊んでくれた猫さん（仮名）や，授業が終わった後に，ビートルをテイムする為に朝方近くまで付き合ってくれた，死神鎌を持つDさん。
　愛と，友情と，根性と，借金と，借金の踏み倒し方を教えてくれたS団長。
　もちろん，他のコンパニオンさんや一緒に授業を受けた方々と知り合えた事に感謝感謝です。
　これからも，ブリタニアの空の下を毒を盛りながら……尚且つ物乞いしながら自由気ままに旅を続けて行きます。どこかで，Hoxyを見かけたら「毒入りパンをくれ！」と声をかけてください（ｗ

　ブリタニアでHoxyと握手！！

■キャラ名：mecabooさん

　やあッ！みんなのmecabooさんだ。
　今日は最後の授業ってことらしい。今回は墓場で運動会らしい。楽しいのぅ！　楽しいのぅ！

　実のところ戦闘はあんまりやったことはないし魔法もよく分かってません。でもなんとかなる。牡鹿にも勝てる俺だから！


　飲酒を覚えたとたん授業中だろうが飲みっぱなし。俺ほどのパンク野郎はそういない。今日もいい感じにキマってるぜ！

　と思ったら教室に放火してるやつがいます。みんな怖すぎです＞＜
　犯罪はよくないよー。あと，ボク温室育ちだけどいじめないでね？

　墓場の準備を整えつつ湯けむりブリタニアの町を観光ですよ。銀行前の人口密度すげー！　ガイドさんをわんさか伴って何か偉い人の前に立たされる。ガイドさんたちの説明によるとどうやら偉いヒトのようだ。なるほど，この偉い人は偉い人だったのか。

　よく分からないけど，かしこまっときます＞＜
　これはお酒じゃなくてシャックリです＞＜

　いざ，墓場へ。権力には弱いが弱いモンスターには徹底的に強いぜ！（例：モンバット）

さて楽しい運動会も終わったのでいよいよラストのイベントです……（みんなから目を逸らしつつ，だって，オラ超人じゃないし……オラ生産コースだし……たまに牡鹿に負けるし……。

　締めには温泉で一服です。こんなんもあんのかー。ガイドさんのおごりでお腹イッパイお酒を飲みました。名残惜しいけど，みんなでワイワイやりつつ流れ解散です。

　また，みんなとUOで会えるといいな。俺に会いたきゃムングロの綿畑で待ってるぜ！

■キャラクター名：Niuさん

　UOをはじめて3週間が経ちましたが，気の向くまま毎日楽しく過ごしてます。

　1回目の講座の後もしばらくyoung期間があったので遠出して騎乗ペットを捕まえたり，Shop探しの旅をして過ごしていました。
　個人の多くのお宅には"ベンダー"という売り子さんが設置されていてプレイヤーはそこから買い物をすることが出来ます。中には室内を開放して見学出来るようにしてる家もあるので，私はそれを楽しみにあちこち巡っています。

　そして10月13日，迎えた第三回「ヘイブン 八徳学校」特別講座の日がやってきました。
　今回はPTを組んでブリタニアの首都，ブリテインと周辺へ冒険に行ってきました。ブリテインではロードブリティッシュ城の中へ入り，王様のこと，お城のお話などをコンパニオンさんから聞きました。
　すると，プレイヤーが入れない玉座の所に突如，赤い服を着た立派な出で立ちの騎士のような方が現れて「騒々しいな 何事だ？」みたいな感じで話しかけてきてビックリしました。
　コンパニオンさんも同行してたプレイヤーも丁寧に受け答えてたので誰なのか質問したのですがわからずじまいのまま……。でも，謎があったほうが素敵かもと心の中で納得して次の目的地へ。街に居たプレイヤーさんも同行し，今回のメインであるブリテイン近郊にある墓地へ向かいました。

　着いた早々モンスターの数が徐々に増え始め，プレイヤーの召喚したペットとモンスターの区別がつかない私はオロオロと逃げ惑ってるばかりでした。
　モンスターとプレイヤー・ペット入り乱れて戦ってる内，回線状況も重くなり，動けない私のキャラは強烈な魔法攻撃を受けて死んでしまいました。すると画面が白っぽい灰色の世界になり，私は幽霊になっていました。
　これが噂に聞いていたUOの死後の世界かぁ……と妙に感心した気分でいると，私の周囲にいる他の幽霊状態のプレイヤーが見えます。死んだ者は死んだ者同士見えたり話せるのですが生きてる人には見えないし言葉も届かないそうです（そりゃそうだと妙に納得……）。

　死んでる間にBOSSも倒され，生き返る魔法を貰い復活すると灰色だった世界も色彩が戻り，落としてた装備品も無事回収出来ました。
　生き返ってもしばらく私の死体があったのは複雑な気持ちでしたが……。墓地での激しい戦闘が終わり，最後に皆でブリテイン近くにある温泉へ向かいました。
　森を走り抜けてるうちに，一行とはぐれてしまうハプニングもありましたが迷うのもまた冒険してる感じで楽しかったです。

　温泉は浸かると体力が回復する素敵な場所でした。
　そして温泉の前ではなんとビアガーデンのような野外カフェが営業しており素敵なマスターと店員さんが温泉から上がったプレイヤーに飲み物をサービスしてました。
私も温泉から上がり，ミルクを“ピッチャー”でゴクゴク頂きました！
　ほんのりアルコールが入ってるらしく「ヒック ヒック」と酔っ払い状態の私。他のプレイヤーさんからも「ヒック ヒック」の声が聞こえてました（＾＾；）。

　そして宴も酣（たけなわ），この講座でずっと私達を見守ってきてくださった講師とコンパニオンさんの挨拶で全三回の講座が終了になりました。

　この講座で私はプレイヤーさんと話したり，一緒に遊ぶ楽しさを経験しました。最初の頃のコマンドを発言する勇気もなかった私ですが今は色んな土地を旅して回っています。
郊外に小さな家も建てることができました！

　とても楽しい講座でした。
　ここで楽しさやきっかけを与えてくれた人達に心から感謝しています。そしてまたいつか再会できることを胸に今日も頑張ってます。ありがとうございました。

■キャラ名：Rietanさん

　最後の講義(´・ω・`)，リアル都合により1時間もいなかったんですが……，3回を通し今企画の感想文として。
　ウルティマオンラインの中で一番すごいと思ったのが，家の中！　自分で自由に色んなパーツを組み合わせてできているので細かいところまでこだわって作れる感じっぽいです。
　自分でやってないんでアレですが。ただ戦うだけじゃなく，生活するって感じのMMORPGですね，ほんと。
　いいところばっかり伝えても仕方ないと思うので（良いところも特にアピールできてないと思いますが……ｗ）本音を。あーあー，ゴホン。
　誰でもすぐシステムを理解できちゃうMMOR！　とはとてもとても……。
　いや，理解できないのは私の脳だけかもしれないですが(´．ω．｀;。全部が日本語表示じゃないのでわかりにくいです。
　「あんな簡単な単語ぐらい！」ってのはあるかもですがパっと見，とっつきにくいのでは。
　どのNPCが何屋さんなのかとか，NPCとプレイヤーの区別が……。
　でも，やる事が豊富にあって，確かに仕事等で遅く帰ってきてみんなとイン時間が合わない〜って人でも楽しめるゲームだと思います。
　私のように，わからなかったら『イライラ〜〜〜！キー！！』ってならなければ，ですが。難しい/奥が深いゲーム程やりこんでみたい方，調べたりするのが面倒くさくない方等には向くゲームなんじゃないでしょうか。
　コンパニオンさんがうろうーろしていないシステムだったらきっと即やる気なくしてたと思います(´・ω・`)。
　コンパニオンさんがいてくれて良かった〜と思います。今企画は終わってしまいましたが，ちまちまと続けてみようと思います。家つくるのに興味ありますので(*´Д｀*)

　3回の講義ありがとうございました。