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[プレイレポ]「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」のgamescom出展バージョンを先行試遊。「遺戦品」を掘る手が止まらない。ランダム効果のハクスラに早くも“沼”の予感
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印刷2026/08/26 20:00

プレイレポート

[プレイレポ]「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」のgamescom出展バージョンを先行試遊。「遺戦品」を掘る手が止まらない。ランダム効果のハクスラに早くも“沼”の予感

 竜に心臓を奪われた「覚者」と,その従者「ポーン」がともに戦うオープンワールドアクションRPG「ドラゴンズドグマ 2」。その初の拡張コンテンツとなるのが,2026年10月9日にリリース予定の「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」PC / Switch2 / PS5 / Xbox Series X|S)だ。極北の地「ノルガン」を舞台とする新シナリオ「滅びの王土」や,12のダンジョンに挑戦する「忘れられた試儀」など,新たな冒険が楽しめる。

 今回は,gamescomに出展されるデモ版を一足先にプレイすることができた。8月末に予定されているアップデート内容も反映されており,新たなコンテンツだけでなく,ゲームの基本部分もより快適に遊べるようになっていた。

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吹雪に蛮族,雪に適応した魔物たち。極寒の地「ノルガン」は一筋縄ではいかない


 ノルガンはあたり一面が雪景色となっており,本編とは大きく異なる印象を受ける。場所によっては「吹雪」が吹きすさび,ミニマップやポーンの先導が無効化されたうえ,「スタミナ」の最大値が減っていく「凍え状態」となるのだから,一筋縄ではいかない。

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こちらが「吹雪」で,画面左下のミニマップも見えなくなる。蛮族も氷漬けになっており,どうやら何か秘密があるようだ
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 そこに棲むのは,蛮族「ベルカン」と雪に適応した魔物たちだ。ベルカンは大斧を携え,「ダイアウルフ」とともに戦う部族で,フィールドでこちらを見るなり襲い掛かってくる。とにかくタフなベルカンと,素早く動き回るダイアウルフのコンビネーションが絶妙で,慣れないうちはあちらへこちらへと翻弄されることになる。

 シリーズでおなじみの「サイクロプス」も真っ白な毛に包まれており,一見すると別種の魔物のようだ。その毛には炎属性が有効なようで,ポーンにエンチャントしてもらった武器で攻撃すれば,火だるまにすることもできる。一方,低温の息を吐きつけてくる攻撃は範囲が広いうえ,長時間浴びてしまうと身体が凍り付いてしまう。左スティックでもがき,氷を破壊するまで動けなくなるのだから,無防備なところに一撃を食らったらどうなるかは想像もしたくない。

 このほか,女性の顔を持つ中型飛行モンスター「アイトーン」のような新顔も見られ,ノルガンでの冒険はなかなか歯ごたえのあるものとなりそうだ。

大斧を携え,ダイアウルフとともに襲い掛かってくる蛮族「ベルカン」。非常にタフで,集団で相手にするとかなり厄介な存在だ
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ダイアウルフは抱えて歩くこともできる
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 操作性の良さと激しいバトルは本編の魅力の1つだが,そうした面白さは今回も健在だ。特殊技「カスタムスキル」は6つを同時に装備できるようになり,戦術の幅もより広がった。ベルカンやサイクロプスはいい感じに攻撃が遅く,「パリィ」を狙うのが楽しい。用意されたレベル50のキャラクターで戦ってもなお耐久力が高く,殴り応えがあるうえ,崩しや掴まりといった工夫のし甲斐もある。

 フィールドには雪の塊もあり,押して敵にぶつければダメージを与えられるといった小技も効いていて面白い。斜面の上から雪を投げると,文字通り雪だるま式に大きくなりながら転がっていくこともあり,こちらも何かに使えそうだ。こうした地形や環境の利用は,本編以上に重要になるかもしれない。

真っ白な毛の「サイクロプス」は冷たいブレスを吐く。もちろん捕まっていればブレスを食らうことはない
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女性の顔を持つ「アイトーン」。「ハーピー」より大柄なようだ
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何が出るかは鑑定するまでのお楽しみ。「遺戦品」を集めるハクスラに“沼”の予感


 こうしたバトルを彩ってくれる「遺戦品」の存在は見逃せない。モンスターを倒したり,フィールドを探索したりすると手に入る特殊な品で,入手した時点では「軽武器」「弓杖」といった未鑑定の状態になっている。村へ持ち帰り,「リム」を支払って鑑定してもらうと正体が判明し,はじめて使えるようになるのだ。例えば「軽武器」の場合,鑑定すると「片手剣」「短剣」「振り香炉」のいずれかになり,「弓杖」なら「弓」「杖」「魔道弓」のいずれかになるという塩梅だ。

 ひと手間必要な品だけに,装備にはさまざまな「特殊性能」が付いており,アイテムも強力なものばかりだった。装備の特殊性能は,今回のプレイだけでもかなりの種類を確認できた。特定の敵に与えるダメージが増える「亜人殺し」「死霊殺し」,火や氷などへの耐性アップ,スタミナや体幹の上昇といったパラメータに関わるものから,攻撃時に敵へ毒の状態異常を与える「毒蓄積」といった付与効果まで,その種類はさまざま。さらに,追い風を受けているときにジャンプ距離が延び,攻撃力も上がる「強風飛翔」のように,アクションそのものに影響を及ぼすものもあった。

ズラリと並んだ「遺戦品」
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遺戦品は戦闘だけでなく,宝箱などの探索でも手に入る
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鑑定すると遺戦品の真の姿が明らかになる。鑑定に使うのは「リム」だ
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 なかでも印象的だったのが「カスタムスキルEX」だ。カスタムスキルの強化版で,前作の拡張コンテンツ「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」では指輪を装備することで使用できたが,今回は遺戦品の武器に宿っているというわけだ。

 「空裂斬EX」は通常の空裂斬と異なり,上昇時と降下時の2段攻撃となり,「えぐり刺しEX」は通常版よりも突き刺しが速くなる。「ブリザードガイザーEX」なら威力がアップするうえ,凍傷と氷結の状態異常を付与する時間も延長されるなど,いずれも通常版より強力なスキルとなっている。

 なかには,ポーンの「竜憑き」への感染を見破れるうえ,「探求心の証」などの貴重な品も発見できる「察しの炯煙EX」のように,スキルの用途が大きく広がったものもあり驚かされた。

 遺戦品に付与される特殊性能はランダムなようで,カスタムスキルEXが2つ付与されたものも見つかった。また,遺戦品自体にもLvやレア度のようなものが存在するようだ。

本来は敵の気配を察知する「察しの炯煙」だが,「カスタムスキルEX」版では探索や「竜憑き」への感染の発見にも使えるようになり,有用性が大きくアップしている
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 遺戦品のアイテム版ともいえるのが「遺された物資」。こちらもびっくりするような性能のものばかりで,大量のリムや「ゴールド」が手に入るアイテム,ポーンが「スペシャリティ(技能)」を身に着けるための書物をはじめ,なかにはパーティ全員の「ロスゲージ(ゲージの上限値減少)」と体力を同時に回復する薬なんてものもあった。この薬をストックしておけば,キャンプせずとも戦い続けられるというわけで,実に心強い品といえるだろう。

 そして面白いのが,遺戦品が結構なペースで手に入ることだ。今回は1時間弱のプレイで,40個近くの遺戦品が手に入ったこともあった。これがgamescom出展バージョンのみの仕様かどうかは不明だが,ハクスラものとしてもなかなかのハイペースといえるだろう。種類も特殊性能も鑑定するまで分からないうえ,特殊性能はランダムに付与されるようなので,新しい未鑑定品を手に入れるたびに期待が高まる。

 鑑定のために村へ戻るのも手軽だ。6月のアップデートで無限に使えるファストトラベルアイテム「刹那の永久石」が追加されているうえ,ファストトラベルのポイントもそこそこ高い頻度で用意されていたため,気軽に村へ戻ることができる。gamescom出展バージョンをプレイした限りでは,快適にハクスラを楽しめる環境が整ったと感じられた。

6月のアップデートで登場した「刹那の永久石」により,何度でもファストトラベルできるようになっている
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強敵「理外の竜」との戦いも。新たな冒険とハクスラが詰まった「ダークアリズン」に期待


 これら遺戦品の力を総結集してもなお手強いのが,ボス「理外の竜」との戦いだ。身体のあちこちが腐っており,攻撃すると血液ならぬ青い液体が飛び散って,なかなかに不気味である。おまけに口からは,液体とともに無数の「グール」を吐き出してくる。グールは単体での耐久力こそ低いものの,あちらこちらと走り回って覚者たちを引っかき回す。その様は,まるでゾンビ映画のようだ。

 心臓もすでに腐り落ちているのか,攻撃してもダメージを与えられないのだから,絶望的な戦いといえる。覚者が倒れた絶体絶命の危機に,謎の女性「エイル」が現れ,理外の竜に立ちはだかったところで体験版は幕を閉じた。「理外の竜」を「自分の咎」と語るエイルだが,両者の間にはどんないきさつがあったのか。製品版でその先を確かめるのが楽しみになった。

理外の竜は内臓も腐り落ちたのか,胸を攻撃してもダメージを与えられない
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理外の竜が口から吐くのは,ブレスではなく謎の液体と無数の「グール」だ。かつては人を食う竜だったのだろうか
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 会場ではSwitch2版をプレイすることもできた。解像度やフレームレートといった面ではPS5版との違いが感じられるものの,アクションの操作感はそのままで,動作も安定しており,快適にプレイできた。今回の目玉の1つが遺戦品を集めるハクスラ要素だが,場所を問わず手軽にプレイできることを考えると,Switch2版も魅力的な選択肢に感じられた。

 今回のプレイでは,新天地ノルガンでの冒険や新たな魔物との戦い,そして遺戦品を軸としたハクスラ要素など,「ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン」がもたらす新たな遊びの一端を体験できた。とくに,強力な特殊性能やカスタムスキルEXが付与された遺戦品を求めて探索と戦闘を繰り返す楽しさは,本編とはまた違った冒険のモチベーションになりそうだ。

 さらに,ファストトラベルをはじめとした遊びやすさにも手が加えられており,より快適に冒険を楽しめるようになっているのも嬉しいところ。今回は1時間ほどのプレイだったが,ノルガンにはまだ見ぬ土地や魔物,そして強力な遺戦品が数多く待ち受けているはずだ。2026年10月9日の発売後,この極寒の地を心ゆくまで探索できる日が今から楽しみである。

謎の女性「エイル」と理外の竜にはただならぬ因縁がありそうだ
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