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「GeForce 456.55 Driver」がリリース。「Call of Duty: Warzone」などの2タイトルが「NVIDIA Reflex」に対応
Release 450世代のWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版となるGeForce 456.55 Driverは,NVIDIAの新しい操作遅延低減技術「NVIDIA Reflex」へ対応するタイトルとして,「Call of Duty: Modern Warfare」および「Call of Duty: Warzone」を追加したのがポイントだ。NVIDIAによると,両タイトルのNVIDIA Reflex対応アップデートは日本時間で9月29日早朝に配信が始まったとのこと。GeForce GTX 900シリーズとそれ以降のグラフィックスカードを利用しているゲーマーなら,GeForce 456.55 Driverとゲーム側のNVIDIA Reflex対応アップデートを適用することでNVIDIA Reflexによる操作遅延の低減を体験できるだろう。
そのほかにもGeForce 456.55 Driverでは,10月3日発売予定の新作シューティング「STAR WARS: Squadrons」に対応しているそうだ。ただ,性能向上とは謳っていないので,ゲームの動作を確認したドライバという理解でいいかと思う。
なお,これまでのバージョンと同様に,GeForce 456.55 DriverのStandard版は,NVIDIA公式ダウンロードページの「ベータドライバ&過去のドライバ」から検索する必要がある。ドライバのアップデートが自己責任となる点は理解してもらったうえで,すぐにでも入手したい人は,以下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してみよう。
→64bit版Windows 10用GeForce 456.55 Driver(609.92MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/164852/jp
→64bit版Windows 10用GeForce 456.55 Driver(579.38MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/164816/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 456.55 Driver(609.92MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/164834/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 456.55 Driver(579.38MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/164870/jp
→GeForce RTX 30/20シリーズ,およびGTX 16シリーズ向け64bit版Windows 7用GeForce 456.55 Driver(513.43MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/164780/jp
→GeForce GTXシリーズ向け64bit版Windows 8.x・7用GeForce 456.55 Driver(513.43MB)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/164744/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 456.55 Driver(513.43MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/164762/jp
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
##以下,NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノートまとめ##(リンク先はPDF)
●GeForce 456.55 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce RTX 30シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce RTX 20シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- NVIDIA TITAN RTX
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN X,Zシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GT 600シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ(※Windows 10のみ)
- ノートPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜800Mシリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 400シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 300シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 200〜110シリーズ
●GeForce 456.55 Driverが統合するソフトウェアモジュール(比較対象はGeForce 456.38 Driver)
- GeForce Experience:3.20.4.14
- HD Audio Driver: 1.3.38.35(←1.3.38.34)
- PhysX System Software:9.19.0218
- Vulkan RT:記載なし
- nView:200.93(←200.75)
- CUDA:11.1
- NVIDIA Control Panel(DCH):8.1.958.0
- NVIDIA Control Panel(Standard):8.1.940.0
●GeForce 456.55 Driverにおけるゲームへの最適化
- 記載なし
●GeForce 456.55 Driverの新要素
- 「Call of Duty: Modern Warfare」「Call of Duty: Warzone」がNVIDIA Reflexに対応
- 「STAR WARS: Squadrons」に対応
●GeForce 456.55 Driverで解決した問題
- 「NVIDIA Omniverse」(2020.2.4496)においてレンダラーを「RTX Real-Time」から「RTX Path-Trace」に切り替えると,表示が破綻することのあった問題
- GeForce Experienceの「Performance」→「Render Latency setting」が,Vulkan対応タイトルで0に設定されてしまうことのあった問題
- 複数のG-SYNC Compatible monitorsが互換リストから削除されていた問題
- Windowsのイベントログで,CPU負荷がわずかに上昇することのあった問題
- スリープや休止状態からの復帰時に,「NVIDIAコンテナサービス」がクラッシュすることのあった問題
- ノートPCでNVIDIAコントロールパネルのパフォーマンスパワーモードが設定できないことのあった問題
●GeForce 456.55 Driverにおける既知の不具合
- ノートPCで統合GPU側のディスプレイがクローン元に設定されている場合,NVIDIAコントロールパネルでディスプレイのクローン表示設定を変更できない場合がある
- 「World of Warcraft: Shadowlands」をリフレッシュレート60Hz以上でプレイすると,キャラクタの動きがぎこちなかったり,カクついたりすることがある
- 「Sunset Overdrive」でDepth of Field(被写界深度)が有効になっていると,緑色の表示が破綻することがある
- 「Call of Duty: Warzone」で「FreeStyle」が動作しない
- 「Forza Motorsport 7」における特定のトラックで,縁石に黒い帯が表示されることがある
- 「Fortnite」を4K解像度でゲームをプレイすると,「nvlddmkm.sys」でエラーが発生してブルースクリーンでクラッシュすることがある。4K解像度未満でプレイすれば問題は起きない
- 「Zombie Army 4: Dead War」において,「Ansel」およびFreeStyleの設定タブが選択できないことがある。この問題に関してNVIDIAコントロールパネルのインストールに問題が生じている場合は,NVIDIA Supportの当該ポストを参照してほしいという注記がある。
- YouTubeの動画を再生中に下にスクロールすると,動画の再生がカクつくことがある ・FreeSync対応ディスプレイを接続してG-SYNCを有効にすると,画面の半分が黒くなることがある
- GeForce RTX 3080,3090を「Samsung G9」(49インチTV)に接続してリフレッシュレートを240Hzに設定すると,画面が黒くなることがある
- Pascal世代のGPUを搭載したノートPCに高リフレッシュレートのディスプレイを接続すると,ゲームのリフレッシュレートがランダムに60Hzまで低下することがある
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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