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NVIDIA,「Windows 8.x/7」に対するGeForce Driverの更新を2021年10月で終了。Windows 7ユーザーは移行の準備を
Microsoftは,2020年1月14日で,一般消費者向けのWindows 7をサポート終了している。また,Windows 8.1も,2018年1月9日にメインストリームのサポートを終了し現在は延長サポートのフェーズにある。
これら古いWindowsに対するドライバの提供がいつまで続くのかは,ユーザーにとっても懸案のひとつになっていた。それがいよいよ明確になったわけだ。
NVIDIAによると,Windows 8.x/7に対応するGeForce Driverは,8月31日にリリース予定の「R479 GA5」を持って終了するとのこと。ただ,冒頭でも触れたとおり,Windows 8.x/7に対応しないGeForce Driverの提供開始は10月4日の予定なので,8月末にリリース予定のRelease 479台から,10月4日予定のRelease 495台まで,1か月以上の間がある。その間のドライバソフト提供がどうなるかは明言されていないのだが,8月31日以降も,Release 479台がリリースされる間は,Windows 8.x/7に対応し続けるということかもしれない。
なおNVIDIAは,Windows 8.x/7に対してもグラフィックスドライバに関わる重要なセキュリティ更新プログラムを2024年9月まで提供すると表明している。そのため,新機能や性能向上といった最新ドライバの恩恵は受けられなくなるものの,セキュリティ更新に関しては当分の間利用できると考えてよさそうだ。
いずれにしても,ドライバソフトの提供終了も予告されたことで,名実ともにWindows 8.x/7は終了が見えてきた。GeForceを利用しているWindows 8.x/7ユーザーは,今のうちにWindows 10へのアップグレードを検討すべきだろう。
NVIDIAの公式サポートページにおける当該ポスト(英語)
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